アンモニアめっき浴の安定化方法は?

このQ&Aのポイント
  • Coの無電解めっきをする際にアンモニアを使用していますが、時間とともに色が変化し安定的なめっきをすることができません。
  • アンモニアの使用によりCoがアンミン錯体を形成し初期は赤色を呈していますが、アンモニアの抜けると色が変化し、安定しためっきができなくなります。
  • アンモニアを使用して安定なめっきをする方法について教えてください。
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アンモニアめっき浴

Coの無電解めっきをしています。浴は80℃のアルカリで、アンモニアでpH調整しています。初期はCoがアンミン錯体を形成し、赤色を呈するのが、時間とともに、アンモニアが抜けるためか、色が変化し、アンモニアでpH調整しても、色が戻らず、析出もしなくなります。アンモニアを使用して、安定しためっきをするためには、どうしたらいいのでしょうか?策があれば、教えて下さい。宜しく御願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

コバルトの無電解液は経験がなく、どれくらいのpHでどれくらいの濃度かも分かりませんが、学生時代の実験結果では、コバルトアンミン錯体は、溶液中のアンモニアイオンや水分子と絶えず、置換反応を起こしています。アンモニアイオンが多ければ、アンミン錯体の生成定数が高くなり安定になりますが、希釈溶液では水分子と置換してより安定なアコ錯体へと変化していきます。色はだんだん赤からピンクっぽい色になっていませんか?完全に色が抜けて濁ってくるようなら、錯体が加水分解しているのかも知れません。 同じアンミン錯体でも、テトラアンミン錯体などは、まだ、安定しやすかったと記憶しています。

noname#230358
質問者

お礼

エノキボリさん、詳細な返答有難う御座います。めっき浴のpHは10、浴温90℃ですが、めっき浴作成時は、常温で赤色、90℃まで、熱が上がると、御指摘の通り、ピンク色に近い色になり、更に時間が経つと、紫色になります。私としては、最初のピンク色の錯状態で止めたく、アンモニアが抜け難い様に、めっき浴に蓋をすれば、寿命が延びますが、作業上、めっきし難くなってしまいます。他の方法で、この色の変化を抑制したいのですが、御指摘のように、テトラアンミン錯体にすると浴は延命するのでしょうか?もし、御存知でしたら、教えてください。素人なので、わからないんですが、テトラアンミン錯体にするには、アンモニアの変わりにどんな薬品を使用すればいいんですか?

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