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電源用ACアダプターの使い方について
- 電源用ACアダプターの直列・並列接続について質問があります。直列接続をすることで12V2Aの電源を得ることができるのか、並列接続で容量を倍にすることができるのか知りたいです。
- 直列接続によって12V2Aの電源を得ることは可能ですが、逆流防止用の整流ダイオードを挿入する必要があります。並列接続によって容量を倍にすることも可能ですが、注意点もあります。
- スイッチング式ACアダプターには通常、逆流防止用のダイオードがついており、回路を保護する役割があります。
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直列運転が出来るか出来ないかは、個別のデータシートを確認するのが一番です。 また、一般的な事項は各メーカーの技術資料(例えば↓)に書かれています。 http://www.cosel.co.jp/jp/products/img/technotes.pdf 出力電圧は完全に固定されていたら難しいですが、微調整できる物も多くあります。 と言うことで、曖昧な回答しますが 一般的には注意と工夫でお望みの全ては可能です。
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文面から推察しますと、ホビーユースのようですが、スイッチング式のACアダプターを直列に使用することは出来ると思われます、この場合質問者のおっしゃるとおり「2つのアダプターのAC入力は同時に入るようにして」であれば、モーターは、ほぼ定格で回るでしょう。 ところが、モーターには「起動電流」なるものがあり、起動する時には定格2Aを大きく超えてしまいます。 スイッチング式の電源には、出力保護のため、電流制限回路が入っています、電流のみを制限するものと、フの字特性の一旦出力を遮断するタイプのものです。 出力2Aの電源で電流のみを制限するものなら、定格2Aのモーターの起動電流で一旦電圧が降下→でも電圧が少なからず出ているので、モーターはゆっくりと回り始める→回り始めると起動電流が減少する→電源の電圧が上昇する→モーターの回転数が上がる、と言った過程を経てようするに、モーターはゆっくり、ゆっくり回り始めるでしょう。 問題はフの字特性の電源でしょう、フの字特性ですとモーターの起動電流で遮断してしまい、モーターは回らないって結果になりますね。 こんなばかな検証をしなくても、とおっしゃる方もおられるでしょうが、ホビーユースであり、質問者のプロフィールからすれば、いろいろ試して見られるのも、いい経験になるのでは、と思いますが、いかがかな?? 電源の直列回路で気になった点でもう1つ、トランジスタで、制御するそうですが、これは単なるON、OFFでしょうか?、それならいいのですが、Tr(トランジスタ)でPWM、スイッチングなどで制御しようとすると、先の起動電流で希望する制御が出来ないでしよう。逆の発想でTrで制御して、ゆっくりスタートさせれば、フの字特性の電源でも使用できるかも・・・・ 電源の並列運転について スイッチングあるいは、安定化されている電源を並列運転した場合、それぞれの電源の出力電圧に差があり、出力電圧の高い電源のみ、出力してしまう傾向にあります、出力特性にもよりますが、先のフの字特性の電源ですと、負荷電流の増加とともに、出力電圧の高い電源が先に遮断してしまい、結果片肺運転となります、出力を安定化するための検出回路を1つにしないかぎり、バランスはとれません。 2つの電源の出力電圧を微調整しても、温度変化、経年劣化等で完全にはバランスが取れません、2A負荷で2A電源の並列運転なら、ありですが。 ブリッジと平滑コンデンサだけで出来ているACアダプターなら、並列運転は問題ありません。 ホビーユースで「壊れても何も被害が無い」んであれば、4A負荷で2A電源の並列運転でもいけるかも・・・・・ ビジネスユースであるならば、並列運転は避けるべきで、電流容量の50%以下で、余裕を持って使いたいですね。
お礼
トランジスターは単なるON、OFFです。趣味のホビーユースなので、今後いろいろ試してみようと思っています。ご回答いただきましてありがとうございました。大変参考になりました。
お礼
ご紹介いただきましたサイト(有名電源メーカーの取説)を早速見させていただきました。直列・並列に関する事項がちゃんと載っており、大変参考になりました。誠にありがとうございました。