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ステンレス鋼の磁性データの特性値とは?
- ステンレス鋼の磁性データには「非磁性」「弱磁性」「常磁性」「強磁性」などの特性値があります。
- これらの特性値は、ステンレス鋼の磁性の強さを示す指標として使用されます。
- 各特性値によって、ステンレス鋼の磁気応答性が異なることが分類の基準となっています。
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御礼の補足に関して 304等のオーステナイト系ステンレスで、一部の組織が加工誘起マルテンサイト変態のためフェライトになった場合、どう表現するのかというのは難しいですね。 おそらく、一部の金属組織が強磁性化した非磁性材料と呼ぶのが適切ではないでしょうか? 程度については、先の回答のようにフェライトメータで計測すると定量的評価ができます。
下記回答に補足しておきます。 非磁性と常磁性は ほぼ同じ意味ですが、ステンレス鋼の一般的ユーザは正しい磁気特性値が知りたい訳ではなく、磁石にくっつくかどうかという程度を気にされる程度の場合が多いので、先の回答の様に常磁性という言葉を使わず非磁性と表現するのが一般的です。 ※反磁性材料も非磁性材料と称する場合があります。 ただし、一般のステンレス鋼は常磁性材で、 反磁性のような種類の材料は まずありません。
どのような用途で使われる資料で、ご質問の区分を見られましたか? 特別な電磁気特性を必要とする場合を除いて 一般的なステンレス鋼は 非磁性 あるいは 強磁性 のどちらかです。 ※ご質問の区分は電磁気学的に決められたものです。下記URLを参照ください。従い、電磁気的な情報を正しく知りたければBH曲線を求めて、判断することになります。 ※一般的なステンレス鋼用途では、このようなニーズはありません。せいぜい、非磁性あるいは強磁性の程度を調べるのみです。この判断を行う手法としては、いくつかありますが、1番一般的なのがフェライトメータを使う方法です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問の区分はなるべく多くの方に見てもらうつもりで多くしました。 狙いが曖昧になってしまいすみませんでした。 (補足) 非磁性のSUS304加工により磁気が発生した場合も非磁性と言えるのか?何を以って非磁性と言うのか? これを調べる中で非磁性の定義が不明だったため、 この場を頼り、質問させていただきました。
お礼
アドバイスありがとうございました。 (3回も回答いただきありがとうございます)