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アナログ入出力における0-10Vと4-20mAの選定基準とメリット・デメリット
- アナログ入出力において、0-10Vと4-20mAはよく選ばれる出力方法です。
- 0-10Vは広く使用されており、信号の範囲が広いため、高い精度の制御が可能です。
- 一方、4-20mAは信号の電流値が変動するため、信号線の抵抗による電圧降下の影響を受けにくく、ノイズにも強いです。
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4-20mAはlumiheartさんが指摘されているように遠距離まで信号線を伸ばせる特長があります。 この回路は定電流回路で駆動されリード線の抵抗が温度等で変わっても影響がありません。 また、低インピーダンスのためノイズに対して強い特長があります。 信号を取り込むときは入力側に250オームの抵抗を入れて1-5vに変換します。なぜ最小値が4mAになっているかというと最小値がゼロだとセンサーの電源が入っていなくてもゼロとなるのでセンサー電源が入っていることを確認出来るようにするためバイアス的な値を持たせていると聞いたことがあります。当然断線していてもゼロとなります。 電圧出力では電流が取れないので、受け側の入力インピーダンスを高くする必要があります。 このためノイズが乗りやすく、また遠距離に信号線を延ばすと相手の入力インピーダンスが低い場合リード線の抵抗変化による誤差が出ることがあります。 選定基準としては盤内程度の配線では電圧出力、数十m以上信号を伝送する場合は電流出力を使用していると思います。
#1さんの通りです http://www.m-system.co.jp/mstoday/mstop.html エムエスツデー バックナンバー 2003年9月号 420mA物語 420mAの直流電流信号がなぜ世界標準になったのか?(1) を読みましょう 一般的に 調節計等の計装信号は 420mA、15V の2種 インバータ、サーボ用制御用アナログ信号は 05V、010V、±10V の3種あります 420mA信号は比較的遠距離(近距離でも使える) 15V信号は近距離(規格としては無いが一般的に3m以下、低ノイズ環境) 最近のインバータ等には420mA入力も標準装備されています インバータやサーボはゲタ無しの0V10Vが一般的です 此れは近距離(同一盤内使用が原則)で断線の心配は不要だからです
お礼
お返事ありがとうございます。 いただいた情報、とても参考になりました。 Mシステムのバックナンバーも 大変興味深く、今後も参考にしたいと思います。
工業における計測にセンサを使う場合、4-20mA出力が多いですね。0-10vなどの場合、0という出力が、センサの故障なのか、出力信号として0なのか、判別がわからず、事故につながることがあるためです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 0の扱いはまったく頭にありませんでした。 安全面で重要な部分ですよね。 参考になりました。
お礼
お返事ありがとうございました。 いただいた情報を元に今後も勉強しようと思います。