アルミニウム材熱処理後の強度について

このQ&Aのポイント
  • アルミニウム押出材の熱処理後の強度は、質別によって異なります。
  • 具体的には、T6質では焼入れ焼き戻し処理を行いますが、他の質についてはどのような処理を行うかはわかりません。
  • また、質別の違いによって引っ張り強度だけでなくヤング率も変化する場合があります。
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アルミニウム材熱処理後の強度について

例えば、アルミニウム押出材には、質別によってT1,・・・,T6などに別れ、それぞれの引っ張り強度などの物性がJISハンドブックに記載されています。 質別とは後処理で、T6であれば焼入れ焼き戻し処理をするとインターネットで出ていたのですが、具体的にどのような処理をするのでしょうか? また、質別の違いで、引っ張り強度だけでなくヤング率も変化するのでしょうか? 一般にアルミニウム押出材のヤング率は7000[kgf/mm2]程度であると聞いています。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

アルミニウムハンドブックを見ると載っていますが、 T1 高温加工(押出、圧延など)から冷却した後、自然時効させたもの T3 溶体化処理(400℃以上で数秒から1時間程度保持)後、冷間加工(圧延、引き抜きなど)し、更に自然時効させたもの T4 溶体化処理後自然時効させたもの T5 高温加工から急冷後、人工時効硬化処理(90~200℃で数時間)したもの T6 溶体化処理後、人工時効硬化処理したもの などなどです。 ちなみに、ヤング率は押出材も圧延材もほぼ7000kgf/mm2と考えて間違いないですよ。(強度が高いものほど若干数字が大きくなります。)これもアルミニウムハンドブックに載っていますが・・・

noname#230358
質問者

お礼

誠にありがとうございます。 参考にさせて頂きます。

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