工作機械のスケールの種類とその違いとは?

このQ&Aのポイント
  • 工作機械のスケールの種類とは、光学リニアスケールとインダクトシンスケールの2種類があります。光学リニアスケールはハイデンハインなどが使用しており、位置検出に光学技術を利用します。一方、インダクトシンスケールはインダクトシンを利用して位置検出を行います。
  • 光学リニアスケールとインダクトシンスケールの違いについてですが、光学リニアスケールは非接触式であるため摩耗が少なく、高い位置精度が求められる場合に適しています。一方、インダクトシンスケールは接触式であるため、機械の振動などによる影響を受けやすく、精度が低下する可能性があります。
  • 高精度を維持するためには、使用する工作機械や環境に合わせて適切なスケールを選ぶことが重要です。光学リニアスケールは高い位置精度を求める場合に適しており、精密加工や高精度な測定に使用されます。一方、インダクトシンスケールはコスト面や振動などの影響を抑えたい場合に適しています。
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工作機械のスケールについて教えて下さい

機械操作の経験はある程度あるのですが、機械保全については 全く素人で位置精度の維持に困っています。 各軸のスケールの種類について教えて下さい。 機械の位置検出で使用しているスケールについてですが 当社の機械(S○K製)はスケールがハイデンハ○ンの 光学リニアスケールを使用しているようなのですが、他社の 機械等を見ると「インダクトシン付き」と記された機械が あるようです。光学リニアスケールとインダクトシンスケールとは 同様の物なのか、全く違う物なのか良く解りません。 違いがあるようでしたら、どのような違いがあり、高精度を 維持する為にはどちらが良いのかを御教授して下さい。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

インダクトシンはサーボモーターに付けるもので回転角度を交流信号として取り出す、一種の交流発電機のようなものでサーボ回路へ速度情報を送るためのもので、いわゆるスケールフィードバックの類とは違います。 スケールフィードバックはテーブルの位置を測定してサーボ系の誤差を補正するもので基本的に違います。ソニーのマグネスケールや双葉の光学式が有名ですが基本的に優劣はありません。 両社に先輩が就職し張り合ってますがユーザーからみると安い方を買っておけば!ぐらいでしょうか! ハイデンハ○ンは別格。スケールの話題を一つどちらもスケールの基準になる物差し、ガラスとスチール線の線膨張率をテーブルの鋳物の材質の数字と合わせてあるって!知ってました?だから正確な数値を示すのはテーブル全体が検査表の温度の時だって、また温度が変化してもテーブルとスケールは同じ様に伸び縮みするので誤差が無いって。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとう御座います。 インダクトシンとスケールフィードバックとは別物のようですね。 勉強になりました。 ところでハイデンハ○ンは別格との事ですが、ソニーや双葉の光学式より 上、下のどちらなのでしょうか? 素人質問で申し訳ありませんが教えて下さい。

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

光学スケールへの環境の影響は現場ではけっこう深刻です。 クーラントを使う機械では影響が大きいです。古い機械だからかな。 エアーパージなどでスケール内にミスト類がはいらないようにしてあればいいですが、そうでなければ定期的にスケールの清掃が必要です。 磁気式はメンテ時、組み立て時に気を使います。磁気を帯びたドライバーやレンチを近づけようものなら、壊れてしまいます。最近のは保護されているのかな。 精度面から言えば、同じではないでしょうか。 位置精度の維持に困っているということですが、光学スケールが正常に動作しておれば精度はかなりいいはずです。(アバウトですみません) 実際に移動する部分に取り付けらているのが普通ですから、理論的にはバックラッシュはゼロ、ボールねじの伸びなどに対しても追従するはずです。 取付の問題か、スケールの信号が飛んでも異常にならないなどのパラメーター設定に問題があるのかも。 #1さんの言われるようにモーターの回転を見ている場合はそうはいきませんが。

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。 ボールねじの伸びに追従すると自主点検等でピッチ測定を行うと 実態としては気温等が設定時と違う為、ずれた位置で点検結果が でると思うのですが、温度に対しての変化量は係数か何かで換算 できるのでしょうか? また、現在/将来的にインダクトシン式と光学式とどちらが 多くなる方向性にあるのでしょうか? アドバイスをお願いします。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

光学式か磁気式かそれぞれに特性があり一概にどちらがすぐれているのかは言えないと思う それよりも高級品か廉価版かが問題と成ると思う 磁気式は汚れに強いと言われるが光学式が取り立てて弱いとも言えないし(防水、防油構造) 磁気式は外部磁界の影響を受けるし(普通の工作機械には外部に強磁界は無いし) マグネスケール http://www.sonysms.co.jp/j/products/dro/index.html 磁気式リニアスケール http://www.mutoheng.com/~deji/linearscale/ 双葉電子工業 http://www.futaba.co.jp/pulscale/index.html http://www.futaba.co.jp/stockholder/pdf/040721_hp.pdf デジタル位置読取装置事業の営業譲渡についてのお知らせ http://www.sumtak.co.jp/japanese/top.html インダクトシン http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/00134/contents/0025.htm シンクロ電機 http://tamagawa-seiki.com/japan/products/sensor.html インダクトシンの原理 http://www.alab.t.u-tokyo.ac.jp/~ando/mesnote1.htm (6) インダクトシンによる精密変位測定 インダクトシンは変位を交流信号の位相情報に変換する。変位の拡大の原理,位相の直交検出,電磁妨害への頑健性などに注意。 光学式リニアエンコーダ http://www.renishaw.jp/client/product/Japanese/PGP-1114.shtml http://www.sick.co.jp/products/industrial_sensors/encoder/linear_encoder/main.html 光学走査方式のハイデンハイン エンコーダ http://www.nihonkaikeisoku.co.jp/heiden_enc01.htm

noname#230358
質問者

お礼

参考HPまで教えて頂きありがとうございます。 光学式か磁気式で特性があり、優劣はつけがたいようですね。 高速性、位置決め精度をターゲットに判断しようとすると どちらがよろしいのでしょうか? 高級品か否かについてですが、保全は素人で判断基準が解りません。 メーカーによって判断できるのでしょうか? よろしければ、判断するランクを教えて頂けないでしょうか?

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