発電機の冷却水用タンクにおける腐食と電触の防止方法と適切な材料について
- 発電機の冷却水用のタンクが短期間で水漏れを起こす原因は、主に溶接部分の腐食や電触にあります。
- SUS以外の材料で腐食や電触を防止するためには、耐食性や電気的特性が優れた材料を選ぶ必要があります。
- 適切な材料としては、ステンレス鋼やプラスチックなどが挙げられます。また、腐食や電触を防止するためには適切なメンテナンスや防腐処理も重要です。
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腐食、電触
発電機の冷却水用の約1m四方のSUSの給水タンクが二年弱で水漏れを起こした。 原因は溶接部分の腐食や電触によるものらしいが、SUSのタンクでの腐食、電触の防止方法とsus以外のタンクの材料では何が良いか教えてください。
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孔食の可能性はありませんか? 電蝕の相手となるSUSが卑となる金属は何と想定されましたか? SUSの溶接箇所、サンダーがけなど熱を加えた箇所は錆が発生しますが水漏れをおこすまでの腐食に進展はしにくいと考えます。 私としては溶接むらでビードに陥没穴(内側から陥没で外に抜けない程度)があり、その中で塩素などの作用で孔食が進んでいったと考えます。 この場合孔食の箇所が他に比べ腐食度合いが大きいので見た目でかなり分かります。一度確かめてみてください。 もし孔食でなければ、冷却水の化学成分を疑ったほうが良いのでは?工業試験場などで成分分析などはしてもらえると思います。
溶接部だけなのか、全面腐食に近いのかで対応は異なりますが、単にSUSといっても種類が多いので? 価格・メンテ面よりは開放・密閉型タンクでもPP製PE製の既製品の方がベストだと思います。 但し、ホームセンターなどの物も選択肢ですが、工業用と銘打った肉厚物の方が安全です。
お礼
適切なアドバイス有難うございます。 勿論、工業用で検討します。
発電機の冷却水用タンクですね。 設置場所は屋内・屋外どちらですか? 冷却水の管理はどうされているのですか?発電機の冷却水系統の保護の為に防錆剤を投入されていると思いますが、濃度管理はなされていますか? 原因不明で取りあえず防触を施すのなら、犠牲亜鉛板を取り付ける方法もありますよ。
お礼
適切なアドバイス有難う御座いました。 提案してみます。
樹脂製は安価で軽いのですが、耐光性や強度の問題があります。その点、チタン製にしますと、温度変化に強いし、腐食、電触にも耐え、汚れも付き難いです。 コストも昔から比べると、随分安くなっていますし、冷却水でしたら、ほぼ一生物です。大きさも1m四方とのことですので、板金とTIG溶接で終わりです。 検討されたらどうでしょうか。
- 参考URL:
- http://www.muraki-ltd.co.jp/
お礼
樹脂製に交換した場合とコスト計算が必要ですね。 現状のステンレスに電触防止剤を塗布した場合も含め トータルコストでの比較をする事が必要です。
金属系のタンクは酸やアルカリに対して、どうしても弱いところがあります。 室内使用であれば樹脂系のタンクが良いのではないかと思います。 野外ですと紫外線などで劣化することがあります。 SUSのタンクに樹脂コーティングするという方法もあります。 樹脂系のタンクなら市販もされていますので 工具店などで配っている商報などを御覧下さい。 ご参考までに、
お礼
早々の回答有難うございました。 早速、関係者に指示できます。
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ご指摘の通り,孔食も要因の視野に入れており、冷却水の成分分析も実施して、調査中です。 こんなに多くのアドバイスや指導的な回答が寄せられとは予想していませんでした。専門家の皆様に深く 感謝します。