以前は有酸素運動(エアロビックエクササイズ)後、筋トレ(レジスタンストレーニング)が脂肪燃焼に効率が良いとされていましたが、現在の主流は、レジスタンストレーニング後、エアロビックエクササイズです。
脂肪燃焼の効率の良さから言えば、次の通りです。
1.朝食前のエアロビックエクササイズ
2.レジスタンストレーニングと別の日のエアロビックエクササイズ
3.レジスタンストレーニング後のエアロビックエクササイズ
4.エアロビックエクササイズ後のレジスタンストレーニング
の順です。
人間は夜間脂肪燃焼モードに体を切り替えています。
このため、朝食前は、脂肪を優先して使います。
ただ、グリコーゲン(炭水化物)系のエネルギーと違ってすぐにエネルギーへ変換することが出来ないので、運動開始時はとってもきついです。
グリコーゲンはいわば、すぐに利用出来るガソリンと言ったところですが、脂肪の方は使うまでに時間のの掛かる炭のような物です。
一旦燃え始めると、いつまでも燃え続けるところも似ていますが・・・
また、朝運動をすると1日の代謝のベースが上がります。
レジスタンストレーニングと、エアロビックエクササイズを別の日にすると良いのは、両方のエクササイズが高強度で行えるためです。
ご存じの通りメンタル面も運動には大きく影響しますので、こうなるわけです。
同じ日に連続して行う場合、レジスタンストレーニングを先に行うと良いのは、レジスタンストレーニングは無酸素運動の為、脂肪以外のエネルギー(グリコーゲン)を先に消費してしまい、エアロビックエクササイズに入った時に、早く脂肪をエネルギーとして利用し始めるためです。
逆にエアロビックエクササイズを先に行ってしまうと、グリコーゲンが消費された状態で、レジスタンストレーニングに入ってしまうため、体はどう反応するかというと、筋肉を破壊し、筋グリコーゲンを生成してエネルギーにします。
せっかく筋肉を強化しようとしているにも関わらず、筋肉を壊してしまうという、好ましくない状況を作ってしまいます。
汗が脂肪燃焼の尺度ではありません。
汗をかきやすいか、かきにくいかは、地域差もありますし、小さい頃育った環境にもよります。
汗をかけば脂肪が燃焼するのであれば、太った人は汗をかきやすい様ですが、痩せていないのはなぜでしょう?(^^;)
発汗量を無理に増やす必要はありません、体温が上がると、確かにビタミンや、ミネラル、酵素などの働きは活発になり代謝が促進されますが、汗をかかないと脂肪が燃焼しないといったわけではありません。
ただ、水分が足りていないのは問題なので、水分は十分に摂るように心がけていただけば良いのではないでしょうか?
お礼
たいへん参考になりました!ありがとうございました!朝食前の運動は、なわとびでも効果ありますか??