次の元号は何になるの？

質問

次の元号は何になるんでしょうか？

1：皆知っているわけないけど、知っているかた教えて下さい。

2：自信はないけれど、「○○」とか「○○」とかではないか？という、あやふやな信憑性の無い噂は薄々だけど聞いたことがあったりするというかた、「○○」を教えて下さい。

3：全く以って知らないけれど、「○○」とか「○○」とかだったらいいな、という「○○」を教えて下さい。

4：あなたが、決められる人だったら、「○○」にする、という「○○」を教えて下さい。

回答No.4

staratras

元号を定める根拠となるのは大平正芳内閣時代の昭和54年6月に成立した「元号法」という法律ですが、これは非常に短い法律で、附則を除けば以下の２項だけです。

1、元号は、政令で定める。
2、元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。

具体的な元号の選び方の要領は、同年10月23日の閣議報告にあり、以下の事項に留意することになっています。

1.国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
2.漢字2字であること。
3.書きやすいこと。
4.読みやすいこと。
5.これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
6.俗用されているものでないこと。

これだけでは新しい元号がどうなるか誰にもわかりませんが、参考になるものはあります。森鷗外が最晩年に書いて未完に終わった「元号考（元號考）」（「鷗外全集」第20巻所収)という作品です。これは大正までの歴代の元号について、その出典や制定される際に挙がった(採用されなかった)候補をまとめたいわば「元号資料集」のようなものです。

これを読むと、ある元号が採用される以前に候補として挙がっていたものの不採用となっていた場合が多いことが分かります。「明治」も「大正」も実際に元号となる以前に度々候補に挙がっていました。

大正11年に死去した鷗外は、自分の死後70年近くたって「平成」という元号が採用されることなど知る由もありませんでしたが、この「平成」も「元号考」の中に「慶應」となった際「採用されなかった候補」として登場しています。したがって平成の次の元号もこの「元号考」に挙げられている、過去に「採用されなかった候補」の中にある可能性もあるのではないかと考えます。

お礼

「元号考」ですか。
その中にはどんな元号案が載っているか御存知でしょうか。