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経済学で言う金(きん)とは?

非常に素人並みの質問です。 経済学で言う「金の国際価格」などの「金」(きん)とは何ですか?実在するものなんですか?それとも、概念上のものなんですか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

No.2です 補足を頂戴しました。 >金本位制などというときも、金は実在するものを指すのでしょうか? 実在する金を指しています。 実在する金を基にした制度という意味です。 蛇足 金本位制という制度は複雑で分かりにくい部分があります。 1ドルの金貨であった場合には1ドル相当の鉱物としての金と交換できる制度がありました。 言い換えますと、1ドル分の重さの金で作られた金貨ということになります。 このような金貨を本位貨幣あるいは正貨と呼びます。 日本でも明治時代に1円の金貨がありました。 金貨は持ち運ぶのに重くて面倒ですので、この紙幣を持ってくれば紙幣に記載された金額相当の金と交換します。という紙幣が発行されました。 これを兌換紙幣と呼びます。 日本でも明治時代に発行されていました。昭和6年に廃止されました。 これも含めて金本位制と呼びます。 第二次世界大戦中に欧米の各国が集まって金1オンス=35ドルと決めした。 同時に、35ドル持ってくればアメリカは1オンスの金と交換することにしました。 これも広い意味では金本位制に含まれます。 1971年(昭和46年)にアメリカはこの交換を止めると宣言しました。 お気づきかと思いますが、この制度ですと通貨(紙幣)を発行する際に交換できるだけの鉱物としての金を持っている必要があります。 経済が活発化して通貨(紙幣)が沢山必要になってくると対応できなくなってしまいます。 1971年にアメリカが35ドルで1オンスの金と交換するのを止めたのは、世界経済が発達してアメリカが保有する金では足りなくなってきたためです。 結果として現在この金本位制度を採用している国はありません。

noname#226635
質問者

お礼

とても勉強になりました。回答ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.2

「金の国際価格」などと使われる場合は鉱物としての金そのものを言います。 実在する物であって概念上のものではありません。。 指輪などの装身具に加工されたものではなく地金と呼ばれる塊を指しているとお考え下さい 地金は金の含有量(純度)が99.5%以上のものが使われています。 「お金」と書かれている場合と「金」と書かれている場合は意味が全く違いますので注意して下さい。 「お金」という場合は貨幣(通貨)という意味です。平たく言えばお札や硬貨のことです。 蛇足 国際価格というときの価格が問題です。 国際的にはアメリカドルで表記されます。 1トロイオンス(略号:TOZ)当たり何ドルという言い方がされます。 トロイオンスというのは金特有の重さの単位で31.1035gが1トロイオンスです。 日本の国内では通常は1g当たり何円と表示されて使われています。 「円」と「ドル」の交換比率は都度変わりますので、国際価格が変わらなくても日本国内での円で表示された価格が変わります。

noname#226635
質問者

補足

回答ありがとうございます。金本位制などというときも、金は実在するものを指すのでしょうか?

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8469/18132)
回答No.1

金を見たことがないのかなあ?オリンピックでメダルにして使っていることも知らないのですか?金閣寺では金箔にして貼り付けています。 金は国際的に取引をする市場があって,時々刻々と価格は変動します。 http://netnavigate.net/kikinzoku/

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