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オシロスコープのGNDリードの接続先
一般的なオシロスコープのGNDリードは、必ず回路のGNDに繋ぐ必要があるのでしょうか? 回路のGNDに繋がないと、回路とオシロのGNDを通してACのアースに、短絡電流が流れて 回路が壊れると、ある書籍に書かれていました。しかし、回路のGNDとACのアースが そもそも絶縁していれば、回路のどこにプロービングしてもいい気がします。 実際、私も好きなところにプロービングしています。(ただしオシロの2ch同時測定のときは、 GNDは2chとも同じにしています)
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- foobar
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#2さん回答でも触れられていますが、通常のオシロスコープではプローブのGNDはオシロスコープの筐体(それなりに大きく、対地静電容量もあるし、場合によってはノイズ源になることも)に繋がっています。 ということは、プローブのGNDクリップを繋いだ回路には、オシロスコープの筐体がぶらさがることになるので、高インピーダンスの箇所に繋ぐと回路動作に支障が出る可能性もでてくるでしょう。 測定回路側がオシロスコープより十分大きく筐体がぶら下がっても動作に影響が出ないようなもので、オシロスコープの筐体を大地からしっかり絶縁して設置(電源を必要な耐圧の絶縁トランス経由で供給し、十分な耐圧の絶縁台の上に載せる)するなら、プローブのGNDはどこに繋いでもOKかと思います。 (オシロの機種によっては、#2回答にあるように、各チャネルのGND側が独立している(筐体から絶縁されている)ものもあります。 デジタルデータレコーダでは、かなり以前から各チャネルでGNDが独立しているものがありましたが、その流れがオシロスコープにきた、ような感じです。)
- tadys
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>必ず回路のGNDに繋ぐ必要があるのでしょうか? 必ずしもGNDに繋ぐ必要があるわけではありませんが、よく考えて繋がないと事故の原因になることが有ります。 ほとんどのオシロスコープでは電源ケーブルに3Pのものを使用していてプローブのGNDが大地に接続されるようになっています。 これは、万が一漏電が有った時に作業者を感電から守るためです。 >回路のどこにプロービングしてもいい気がします。 オシロのGNDが大地に接続されているので、場合によっては回路の動作に影響を与えることが有ります。 オシロのGNDを含めて絶縁していたとしても、オシロと大地間の浮遊容量が動作に影響を及ぼすことが有ります。 また、オシロが電灯線からのノイズを拾うことで回路に影響することも有ります。 プローブのGNDはすべて同じ電位に繋ぐのは常識ですが、この常識を破るオシロも有ります。 http://jp.tek.com/datasheet/tps2000b-series-digital-storage-oscilloscopes-datasheet
- aokii
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一般的なオシロスコープのGNDリードは、必ず回路のGNDに繋ぐ必要があります。 回路のGNDとACのアースがそもそも絶縁しているため、回路のどこかにプロービングするとプローブのGNDと回路のGNDやACのアースが短絡してしまう可能性が高いです。特に2CHの場合は、2つのプローブのGNDが通常は短絡しているので要注意です。念頭に置いておくべきことは、測定する電圧のセロ電位をどこにしたいのかです。