アダカテ質問者ですみません

質問

アダカテ質問者ですみません

近親相姦した場合
極端に賢いか
奇形や体が弱くなる
という根拠はどこから来たのですか？

自然界では当たり前ですよね？

☆この場合新種を作るため交配させる話とは
切り離して考えてくださいね。

あと一つ
いちごはミツバチを使ったり人工受精させますが
雄花と雌花両方を持ち合わせている
被子植物？って近親相姦出来るって聞いたこと
ないです
自身のめしべとおしべを付けてもどうにもならないのかしら？

回答No.1

moritaroh · ベストアンサー

どのような遺伝的特性が出るかは神のみぞ知る、いや、神なんていませんけどね。笑

簡単に言えば、遺伝子は2対であって、人間の外見や体の機能として表に出てくるのは、人間が持っているすべての遺伝子のうちの一方だけでしかありません。
ですが近親相姦などで近しい遺伝子どうしでの交配を行ってしまうと、本来であれば身体に発現しないはずの欠陥のある遺伝子どうしで対をなしてしまう、奇形や先天的な病気を持って生まれてしまう可能性が高まります。
ただし、このような欠陥のある遺伝情報は、全員がそれぞれ個別のものを持ち合わせているので、近親者以外との交配でも発現することはあります。
近親相姦などが禁忌とされるのは、単純に言えば奇形や遺伝的欠陥を出さないようにする可能性の問題ですね。

ちなみに日本の皇族は現在では一般人と婚姻関係を結ぶように善処されていますが、以前は直接的ではないものの皇族というひとつの血統の中で繰り返し婚姻してきたケースも多かったそうで、人知れず遺伝的な欠陥を持っていた方もいたとされています。

さて、植物に関しては、実際には大半、特に一年草の植物に関しては自花受粉が可能です。自分の花のおしべとめしべをくっつけて受粉・受精している植物は多いですよ。
一年草は季節の変化によって1年間で寿命を終えてしまうので、次の世代をすぐに残すためには自花受粉が可能でないと、植物種として生き残ることができません。
自花受粉は単純な増殖で、他花受粉は遺伝的多様性を得て環境適応能力を高める、という感じで、それぞれ目的が違うということで、双方をひとつの種類で使い分けているケースが多いです。
現在のイチゴは、さまざまな品種を掛け合わせて品種改良されてきているのですが、自花受粉ばかりを繰り返せば、改良以前の品種へと戻ってしまう場合もあります。農産品には全般的に言えることで、自花受粉によって原種の持っていた特性（たとえば食べるのに適さないほど硬くなる、甘みが弱くなる、など）が強くなってしまうことが多いです。
品種改良されている、というのは、それだけ不安定である、ということですね。

ただ、草ではなく木になる植物の場合は、むしろ自花受粉でばんばん自分の周囲に分身ばかりつくってしまうと、栄養の奪い合いになってしまいます。
そのような場合は自花受粉では種子が残せないようになっていたりもします。
イチゴではありませんが、ブルーベリーなどはその極致で、自家受粉だけでなく隣り合う同じ種類の株どうしでさえも受粉できず、別の品種のブルーベリーの木の花粉でないと実がつかなかったりします。