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軽量鉄骨 旧耐震基準 耐震性

1980年代に完成した軽量鉄骨の3階建ての住宅の耐震性についてお尋ねします。 軽量鉄骨の住宅は同年代の鉄筋コンクリート製や木造に比べてどの程度の耐震性がありますか? また、旧耐震基準と新耐震基準ではどの程度の差が生じるのでしょうか?震度6強や7ではやはり危険でしょうか? 個々の物件の具体的な耐震性はもちろん専門家が直接診断する必要があるのは承知していますが、一般論でわかる範囲でお願いします。 ちなみにこの物件は1.17で震度6相当の揺れを受けています。壁に数か所小さなヒビが入っています?

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  • nsan007
  • ベストアンサー率30% (941/3104)
回答No.2

建築士ですが、軽量鉄骨3階建てなら、当時でもしつかりと構造計算がされて検査も受けている筈ですから、強度的にはそれほど心配は有りません。 以前の震災での壁のひび割れ程度は問題なく、それで強度が落ちる事は有りません。 しかし計算外の不安も有ります。 以前築後30年あまりの古い軽量鉄骨の建物の強度を調査した事が有りますが、海から比較的近い場所でしたが、壁などを剥がして行くと軽量鉄骨の表面がかなり錆びていて、特に柱の足元辺りはぼろぼろで、殆ど空洞で浮いているような所も何箇所か有りました。 鉄骨自体は経年で強度が落ちて行く事はあまり有りませんが大敵は錆です。 それも重量鉄骨の場合で柱の厚みも6mmや9mmも有る物なら表面の錆程度は影響しません。 軽量鉄骨では2.3mmや3.2mm程度の厚み程度では錆で厚みが仮に半減すれば強度は持ちません。 専門家でも壁などを剥がさないと見れませんが、心配でしたら無理をしてでも一部を剥がして確認される事をお勧めします、出来れば専門家もお願いの上で。

kurekure1919
質問者

お礼

詳しいご回答をありがとうございます。診断を受けてみようと思います。

その他の回答 (1)

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.1

低層(3階以下)の鉄骨造については、法律上の規定で、新耐震基準の前後で性能が大きく変わることはありません。 しかし、鉄骨の施工(手抜き工事など)に関しては、そのころから業界の意識が大きく変わって、以前のものは耐震性が大きく劣ることがよくあります。 つまり、新耐震だから変わるわけではないけれど、それまでは手抜き施工がとくに多かったということです。(それ以後も軽量鉄骨は手抜き物件が多いですが。) そんなわけで、耐震性については、物件を見て手抜きがあるかどうかを調べないと判断できません。 >物件は1.17で震度6相当の揺れを受けています。 軽量鉄骨造は、耐震性はすべてブレースが負担しているので、ブレースおよびブレースが接続している柱の脚部、と頭部付近に損傷がなければ、震度6には耐えることができたと判断できます。 壁のひびは耐震性の判断材料にはなりません。(直接関係はありません) あと、軽量鉄骨は、薄い鉄板(厚さ4mm以下)でできているので、錆びるとすぐに柱に穴が開きます。いろいろな建物の中で、もっとも骨組みに耐久性のない構造といってよいでしょう。(重量鉄骨は、雨ざらしになっていなければ、あまり錆びません。鉄は厚さによって錆び方が大きく異なります。) そのあたりも調べないとわからない所です。

kurekure1919
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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