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合理的配慮について

4月から、障害者差別禁止法が施行され、「合理的配慮」の提供が法的義務になるそうです。 そこで質問なのですが、 (1)「合理的配慮」とは、何ですか? (2)学校では、障害をもつ子どもたちにどうような「合理的配慮」が提供されるのですが? 以上、よろしくお願いします。

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回答No.1

発達障害者で、卒論のテーマが精神科医療・福祉だった者です。 >(1)「合理的配慮」とは、何ですか? この言葉は、おととし日本で批准された「障害者権利条約」に出てくる用語です。ざっくり言うと、配慮を受ける障害児・者にとっても、支援する援助者にとっても納得のいく配慮、ということです。 例えば、あなたが人事課長さんで、車いす使用の方を採用することにしましょう。その方が安心して働き続けられるように、どんな配慮をされますか? 車いすが通りやすいように、オフィスや作業スペースを広くするなど、改造します。 >(2)学校では、障害をもつ子どもたちにどうような「合理的配慮」が提供されるのですが? その子どもの障害の状況にもよります。 ・視覚障害:点字ブロックを敷く、拡大器の使用許可 ・聴覚障害:手話での教育、リスニングの免除 ・身体障害:校舎をバリアフリーにしてもらう ・内部障害:病状に合わせて時間割を設計する ・知的障害:障害の状況に合わせて授業の内容を代える ・発達障害:障害の状況に合わせて教え方を工夫してもらう(得意な科目は集団で、苦手な科目は個別指導で) 障害の重さ、また障害が重なっている(視覚障害も聴覚障害もある、など)などもありますので、教育相談や最寄の保健師さん、社会福祉士さんに相談してみてください。

ramses22
質問者

お礼

回答ありがとうございました。よく分かりました。合理的配慮のためには、お金も必要になるということも分かりました。

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