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「自己誘導」と呼べる範囲
自己誘導は、教科書では「コイルに流れる電流によってコイル自身に誘導起電力が発生する現象」と説明されているのが一般的かと思いますが、コイル状ではない導体、たとえば 電話のアンテナや電線の周りに円状に磁界が発生する現象も自己誘導と呼んではいけないのでしょうか? (「コイル」だけの話に限定されているのが腑に落ちません。「導体」というより一般的な言葉で表現していい気がします) まっすぐな導体まわりに磁場が発生させられる現象は教科書では「右ねじの法則」とかで 説明されていますが、結局は「自己誘導」と同じ現象ですよね?
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質問者が選んだベストアンサー
コイルに限定する必要はなく、直線状導体などでも誘導電圧を観測する回路自体に流れている電流による誘導なら「自己誘導」とよんでOKです。 高校などでコイルに限定しているのは、閉回路とそれへの鎖交磁束をイメージし易くするためかと思います。 直線導体だと無限遠を通って戻ってくるような仮想ループを考える必要が出てきます。 自己誘導と呼ぶのは、誘導電圧と電流の関係なので、「導体周辺に磁場ができる」までだと自己誘導には含められないでしょう。 その磁場の変化による誘導電圧まで考えたときに、自己誘導になるかとおもいます。
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- myuki1232
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回答No.1
そうです。 教科書としては学生にわかりやすく書いているだけで、コイルに限定しているつもりはないのでしょう。 また、コイルでない一般の導体の自己誘導起電力を計測するのは、普通の学校にある機材では困難ということも理由としてあるかもしれません。
質問者
お礼
ありがとうございます!!
お礼
ありがとうございます!!また、「誘導電圧の発生まで考えた時」と補足いただきありがとうございます!!