• 締切済み

分配平衡

物理化学で、水とベンゼンに対する分配係数 を求める目的の実験を行ったのですが、 ベンゼン中の安息香酸を水中のNaOHで滴定でき るのかがわかりません。 その理由を教えても らえませんか?

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数3

みんなの回答

  • mikelucky
  • ベストアンサー率37% (61/162)
回答No.2

No.1さんのおっしゃるとおりNaOH水溶液にベンゼン中の安息香酸が溶け込み、中和される。そうすると水層は安息香酸の塩の溶液なのでベンゼンから、安息香酸が溶け込む。 これの繰り返しだと思います。 ただ、滴定の終点近くではベンゼン中の安息香酸濃度が低く、よく攪拌することが必要です。 蛇足ですが、 安息香酸を水(orベンゼン?)に溶かして分液漏斗 を振るなどして平衡状態にし、水層を取り出して滴定した方が簡単な気がします。 最初に入れた安息香酸の量から、水層に溶けていた安息香酸の量(滴定から求める)を引いたものがベンゼンに溶けていた安息香酸の量です。 水とベンゼンの量がわかっていれば、それぞれの安息香酸の濃度がわかります。

回答No.1

「分配平衡」というくらいで、安息香酸は、水とベンゼンとの間で平衡を保っていますよね。「平衡」ということは、行ったり来たりしているということですね。 さて、NaOH(水溶液ですよね?)を滴下すると、(水が最初から入っている状態なら、その水中の安息香酸と)、NaOH水溶液中に分配平衡で一部の安息香酸が出てきます。そうすると、NaOHとの間で中和するので、もはや安息香酸ではなくなります。すると、平衡を保つために、更に安息香酸がベンゼンから水相に移ってきて、また中和されます。これの繰り返しで、結局ベンゼン中に安息香酸がなくなるまで、NaOHの滴下に従ってベンゼンから水相に安息香酸が出てくるわけです。

関連するQ&A

  • 分配比

    実験で、安息香酸の水-ベンゼン分配平衡係数と会合平衡係数をもとめました。水相の安息香酸濃度と分配比のグラフから求めたのですが、分配平衡定数がマイナスになってしまいました。 原因を考えたいのですが、探しても文献値が見つかりません。 分配比の文献値の載った文献やURLあったら教えてください。お願いします。

  • 分配比

    水/シクロヘキサン系における安息香酸の分配比測定を行いました。 pH<pKaの条件下では濃度の増加と共に分配比Dも増加しました。濃度は全てシクロヘキサン相・水相5cm3を0.1M水酸化ナトリウムで滴定しました。その結果かか分配比を求めた結果は 安息香酸0.6g 分配比0.455 安息香酸0.7g 分配比0.580 安息香酸0.9g 分配比0.597 でした。同じく水/シクロヘキサン系でpH>pKaの条件下で実験をした結果なんですが… 安息香酸0.6g 分配比8.05×10^-4 安息香酸0.7g 分配比7.40×10^-4 安息香酸0.9g 分配比2.97×10^-4 となりました。結果としてはあってると思うのですがどーでしょうか?また、分配前後の安息香酸の質量を算出しなくてはいけないのですが、どのようにもとめるのですか?

  • 逆滴定の計算法 安息香酸NaとHClの中和反応

    初歩的なことでお恥ずかしいですが質問をさせていただきます>< ベンゼン中の安息香酸の濃度を逆滴定で求める実験をしました。 NaOHを過剰に加えて、その水層をHClで滴定し、 安息香酸の物質量=加えたNaOHの量-HClの量として計算しました。 そこで疑問なのですが… ベンゼンにNaOH水溶液を加えたら、安息香酸が安息香酸Naとなって 水層に移動し、水層はNaOHと安息香酸Naの塩基性の水溶液ですよね? そこへHClを加えたら、余ったNaOHだけでなく、安息香酸Naも 中和反応するということはないんですか? フェノールフタレインの紫色が無色に変わった瞬間、ということで NaOHがなくなるだけで安息香酸Naは塩のままということで よろしいのでしょうか。 それとも安息香酸Naの解離反応も考えるんですか?.

  • 水-ベンゼン系に対する安息香酸の分配率について

    水-ベンゼン系に対する安息香酸の分配率について測定実験を行ったのですが、参考文献でいろいろ調べたいのになかなか良い本が見つかりません。どなたかお勧めの一冊を教えてください。

  • 分配則(分配率)

    クロロホルム+水(水+炭酸水素ナトリウム)+安息香酸で安息香酸の抽出を行ったんですが、分配則というものがあるみたいで、いろいろ図書館とかネットで調べたんですが、よくわかりません。 クロロホルム層にも水層にも安息香酸がいったのは、 分配法則によってだいたい比は決まってるみたいなことがあって、何回かにわけておこなうほうがいいともあったんですが、理解しきれていません。 お願いします。

  • 水酸化ナトリウムと安息香酸の中和について

    正確なNaOHの濃度を中和滴定実験において求めたいのですが、今適当に0.01mol/lのNaOH溶液が1lあります。これを0.01mol/lの安息香酸溶液と中和させます。ここで理論的には1lの安息で中和(ph計が7を示した時)するはずですが、NaOHの潮解性のため、そうはならないですよね?なので 0.01×1/実際に滴定した安息の体積 =NaOHの実際の濃度 という考え方であっていますか?  よろしくおねがいします。

  • エステル合成実験と化学平衡

     ある大学受験参考書で、安息香酸とエタノールからエステルを作る実験の問題がありました。まず安息香酸とエタノールと、触媒として濃硫酸を丸底フラスコに入れ穏やかに沸騰させて、一時間加熱しました。次の操作で、反応液を室温まで冷却したあと、水とベンゼンを加え、よく降った後、下層液を捨てたとありました。問題は、この操作は何の目的で行ったかというものでした。   回答には、これは硫酸と生成した水と未反応のエタノールを水槽に分離するため、とあるのですが、ここで混乱してしまいました。   エステル化は可逆反応だから化学平衡から考えると、ここで水を大量に入れるとせっかく出来上がったエステルを元に戻してしまう方向に反応が進んでいってしまいエステルがなくなってしまうのではないのでしょうか?また、そもそもエステル合成実験のように、生成物同士が分離してしまうものでは、どこがどんなふうに化学平衡の状態となっているのでしょうか。 独学で勉強しているため質問できるものがおらず困っております。拙い質問ではございますがよろしく お願いします。

  • 安息香酸メチルを精製する実験について

    安息香酸から安息香酸メチルを精製する実験をやったのですが、このときできる不純物がなぜできたかがどうしてもわかりません。 実験内容は以下の通りです。 100mlの丸底フラスコに10.0gの安息香酸と25mlのメタノールを入れ、注意しながらこれに3mlの濃硫酸を器壁に沿わせてゆっくり流しこみ、かるく混合する。沸石を入れ還流冷却器をつけて蒸気浴上で穏やかに1時間還流する。溶液を冷やしてから50mlの水を入れた分液漏斗に注入する。このとき沸石はいれない。 ベンゼン50mlをはかりとり、この一部分でフラスコを洗い、この溶液を分液漏斗に、さらに残りのベンゼンも分液漏斗に移す。分液漏斗を振り混ぜ反応生成物をベンゼン層に抽出してから下層の水層を流しだす。25mlの水でさらに一回洗ってから25mlの5%重炭酸ナトリウムで洗い分液する。5%重炭酸ナトリウムにより未反応の安息香酸は安息香酸ナトリウムに変化しベンゼン層から水層に移る。水層を100mlビーカーにとりだし、これを酸性にしてみる。水不溶物が生じたならば、これは未反応の安息香酸である。 ベンゼン抽出液を30mlの飽和食塩水で洗い、食塩水を除いたのちこの溶液を100ml蒸留フラスコに入れ、水冷冷却器をつけて直火で蒸留する。はじめにベンゼン-水の共沸混合物が次にベンゼンが溜出される。抽出が終わると温度はいっきに上昇する。100℃を示したら水冷冷却器の水を抜いて空気冷却器にして蒸留を続ける。190℃以上になったら重量既知の50ml三角フラスコに蒸留液を捕集する。 この蒸留液(安息香酸メチル)の不純物はベンゼンだったのですが、なぜ、エタノールは残らないかがわかりません。蒸留の際取り除かれると思うのですが、沸点が同じくらいのベンゼンとエタノールでベンゼンだけ不純物としてでるのかが疑問です。 あと、安息香酸が不純物に含まれない理由として、炭酸ナトリウムで硫酸とともに中和されナトリウム塩となって水層から除去されると思いますがいまいち確証がもてません。安息香酸がでない根拠が他にもあるかどうかも疑問です。

  • 実験で・・・

    実験で安息香酸の分配比を求めることをしました。 安息香酸は有機相では2量体を形成していることはわかりました。実験では、安息香酸の濃度が濃くなると分配比の値は大きくなりました。しかし、濃度が濃くなると2量体を形成しやすくなるため、分配比の値は小さくなるのではないのでしょうか? また分配比とpHの関係について教えてください。 お願いします。

  • 分離、同定の融点に関する質問です!お願いします!

    有機化学の実験で、安息香酸ナトリウムと食塩の化合物に塩酸を加え吸引濾過してできた粗安息香酸の融点が101~122℃でした。 標品安息香酸の融点は119~122度だったのですが、粗安息香酸での融点の区間が大きいのはどうゆう理由なのでしょうか?教えてください!