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次亜塩素酸水について
次亜塩素酸水が消臭目的にどうぶつ病院などで使われているらしいですが 安全性は大丈夫なのでしょうか?
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よく、「次亜塩素酸ナトリウム」と勘違いされるアレですね。 過去にメディアの紹介で町医者の中には、次亜塩素酸水をインフルエンザの時期に加湿器の水に薄めて院内消毒みたいな使い方をすると紹介したこともありますよね。かと思えば、違う医者は危ないので推奨しないとも言いますし、なんとも情報があやふやな化学物質ですよね。 自分が実際に聞いた笑い話では、とあるスーパーの精肉加工で働いているパートの主婦が「塩酸で肉を洗ってたわ。ハ◯ターでも代用できるのかしら? やってみようかしら」という話・・・。もちろん、聞いていた主婦の一人が「次亜塩素酸水の間違いじゃない?」と指摘を入れて事なきを得たらしいとのこと、理系でなくても次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水と耳で聞いただけでは勘違いしてしまいそうなものです。 次亜塩素酸水も次亜塩素酸ナトリウムもひとつ言えることは、どちらも「塩素」が成分としてあること、そして塩素単体で見ると人体に害のある有害物質であることは否めません。ですので、両極端な人は直ぐに「危ない、危険だ」と叫ばれるのでしょうが、実際日本の水道水で消毒として使われているのは承知の事実かと思います。その他、水道水意外で口にはいるかもしれないシーンで使われているのは、夏のプールもありますよね。ちなみに、水道水で使用されている塩素には次亜塩素酸ナトリウムもあるみたいです。 参考URL1[http://www.jwwa.or.jp/houkokusyo/pdf/200803_suidouyou_guideline.pdf] 水道水の場合、O157やその他の菌の感染リスクを下げる為に致し方ないのかなとも思います。外国では、日本の水道水は危険だから絶対飲食禁止と紹介されている国もあるのだとか・・・。そんな国に限って、「ミネラルウォーターは煮沸消毒されてないので飲むと下痢になるリスクが有る」だとか、「そもそも水なんてものは信用していない。ビール(お酒)が水だ」なんてところもありますよね。他所の国にしたって、どの様な形であれ水によるリスクはつきまとっているのだなと思います。 話はそれましたが、次亜塩素酸水ですが日本では食品添加物になっています。ですので、特別問題視する化学物質ではないかと個人的に思っています。しかし、参考URL2の中にもありますように、「濃度」と「食品に使った事後処理」を気にかける化学物質ではあると思います。濃度については、その他いろいろな資料をあさっていると過去に濃度について何度か協議されているようです。 確かに、水道水と同じで濃度が濃ければ飲食に値しないわけです。逆言えば、濃度の薄いものであれば、人体に影響を " さほど " 及ばさないと言えるのではないでしょうか。さほどと強調したのは、まるきり影響がないとは言えないからです。しかし、自分は生きてこの方、ここ数年でフィルターを買いましたが、ずっと水道水直飲みでした。だからといって、人生を劇的に変える人体的な影響は出ていませんので、自分の場合ですが安全と言えます。 しかし、食品添加物に使えるといっても、食べるまでに除去しなければならないとも参考URL2の資料にありますので、直接口に入れていいものではないのでしょう。 参考URL2[http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002wy32-att/2r9852000002wybg.pdf] これらを踏まえて、動物病院で使われている次亜塩素酸水の濃度はどれくらいでしょうか? 逸脱していませんか? 適用範囲内の使い方でしたら、特に問題視することはないと、個人的意見になってしまいますがそう思います。
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- phosphole
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どれくらい大量に使うか、どれくらい濃い溶液を使うか、条件次第です。 食品の添加物や、殺菌、漂白剤に使われることもありますが、十分に薄い・少量なら問題はありません。また、プールに使われているハイポというやつも、次亜塩素酸の塩の一種です。殺菌作用を利用したものです。 ただし、質問者さんもご存知と思いますが、酸と混ぜると有毒な塩素ガスが出て危険ですし、やったことないですが、大量に摂取すると体に有害になるでしょう。 薬というのはたいがいそんなものです。ある閾値や使用条件を守って使う限りは有益ですが、やり過ぎると有害な面が出てきます。
- ice rub(@icerub)
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濃度、用法、容量を守れば何の問題もありません