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川瀬巴水

川瀬巴水の版画を探しています。「雪の寺島村」という題です。どこの美術館で観ることが可能か、収蔵されている作品集があれば教えてください。

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回答No.3

版元だった渡邊木版美術画舗を除けば、東京近郊で川瀬巴水の所蔵が一番多いのは、おそらく大田区立郷土博物館、ではないかと思います。 大田区立郷土博物館は、数年ごとに川瀬巴水の企画展を開催するのですが、昨年の秋から冬にかけて、生誕130周年記念の大きな企画展を開催してしまったばかりなので、当分は無いかもしれません。常設では展示していなかったように思います。ちなみに入場無料です。 また、昨年の企画展は渡邊木版美術画舗所蔵作品が主でしたが、千葉市美術館も版画が得意分野なので、所蔵していると思います。こちらは所蔵作品展で展示される可能性があります。 なお基本事項として、浮世絵や新版画は、劣化・退色を防ぐために、連続して展示されるのは、どの美術館でもおよそ4週間です。ですので、もし自分が見たい作品がどこかの美術館に所蔵されているとしても、常に展示されていることはなく、展示期間に合わせてこちらが出向くことになります。

回答No.2

阿部出版から出ている「川瀬巴水木版画集」に<雪に暮るる寺島村>が掲載されています。 雪の夜道を傘をさして歩く人影。天まで届けとばかり伸びる電柱と構図は同じですが、明かりの灯る民家の数や電柱の数はこちらのほうが多いです。奥に描かれるほど電柱が小さくなっていく構図で作品に奥行が生まれています。川も流れていて、僭越ながら、作品としてはこちらのほうがスケールが大きく完成度も高いと感じます。

回答No.1

常時展示している美術館があるかどうかはわかりませんが、各地で時折開かれる川瀬巴水展に最も多く作品を出品しているのは、巴水版画の版元だった、渡邊木版美術画舗という版画店です。美術館で見られるかどうかや、もし見られない場合、次に見られる展覧会はいつかなどの情報は、この店のホームページから直接問い合わせた方が早く、確実でしょう。画集も扱っています。ホームページに出ている『川瀬巴水 全木版画集』ならば、「雪の寺島村」も収録されていると思いますが、洋書で、非常に高価です。代表作を集めたものが阿部出版というところから出ているようですが、「雪の寺島村」が含まれているかどうかの情報がありません。こういったことも含めて、渡邊木版美術画舗に問い合わせるのが最善の方法だと思います。 渡邊木版美術画舗 http://hangasw.com/what/ 川瀬巴水は、私が毎週見ている「美の巨人たち」という番組で2006年に取り上げられました。この番組のホームページには、巴水の諸作品が千葉市美術館に所蔵はされているものの、現在(放送当時)は公開されていないとあります。版画家巴水と版元渡邊庄三郎の関係についても書いてあります。 http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/060128/

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