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素粒子
Nakay702の回答
以下のとおりお答えします。 A.素粒子の2区分 (1)まず素粒子は、フェルミ粒子(物質粒子)とボーズ粒子(力を伝える粒子・媒介素)とに分かれる。 (2)ヒッグス粒子は、「質量素」であるが、(私は)分かりやすくするためにボーズ粒子の下位に分類している。 B.フェルミ粒子 B-1.クオーク (1)フェルミ粒子は、クオーク(重粒子系)とレプトン(軽粒子系)に分かれる。 (2)クオークは、第1世代(アップ・ダウン)、第2世代(チャーム・ストレンジ)、第3世代(トップ・ボトム)に分かれる。 (3)第1世代がクオークの中核で、常に安定しているが、第2世代と第3世代は不安定ですぐに壊れる。 (4)第1~第3世代の各対のうち、前者(アップ・チャーム・トップ)の荷電はすべて+2/3であり、後者(ダウン・ストレンジ・ボトム)のそれはすべて-1/3である。 B-2.レプトン (1)レプトンは、まず、レプトン本体(電荷を持つ)と中性微子(電荷を持たない)に分けられる。 (2)レプトン本体には、電子・ミューオン・タウオンがある。電荷はいずれも-1であるが、後2者(ミューオン・タウオン)は高質量レプトン。 (3)中性微子には、電子ニュートリノ・ミューニュートリノ・タウニュートリノとがある。これらは、それぞれ電子・ミューオン・タウオンが崩壊するときにできる「かけら」である。 (4)電子ニュートリノが中性微子の中核で、常に安定しているが、他の2つ(ミューニュートリノ・タウニュートリノ)は不安定ですぐに壊れる。 C.ボーズ粒子 C-1.媒介素(ゲージ粒子) (1)ゲージ粒子は、電磁気を媒介するものと粒子を媒介するものに分かれる。 (2)電磁気を媒介するものが、フォトン(光子)で、質量は0であるが、その力は無限大に及ぶ。 (3)粒子を媒介するものは、強い力を媒介するグルーオン(=糊の意)と弱い力を媒介するウイークボソンがある。その力は粒子内のごく狭い範囲にしか及ばない。 C-2.その他の媒介素 (1)重力を媒介するのが、グラビトン(重力子)であるが、実体はまだ不明である。 (2)質量を媒介もしくは添付するものがヒッグス粒子である。17番目の素粒子として最近発見されたらしいが、詳しいことはまだ不明である。 以上、(個人的な解釈も含めての)ご回答まで。
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