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一般人が論文を入手する方法について

大学や研究所に所属していない人が有料ジャーナルの論文を読む方法を教えてください。 私はいま大学院生で多くのジャーナルを読むことができる環境にいますが、春から一般企業に就職するため論文にアクセスする手段がなくなります。 私自身は研究から離れるのですが、できるなら今後もいま取り組んでいるテーマや周辺の研究を追って行きたいと考えており、そのために論文にアクセスできる環境が欲しいのです。 お金を払って読むのが正当な手段だとは思います。しかし、もし大学図書館などの一般利用で電子ジャーナルにもアクセスできる方法があるのならば教えてください。 よろしくお願いします。

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  • kifimi
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回答No.1

有料ジャーナルについては、大学構成者にのみアクセスを許可している大学がほとんどです。 一部、医科大学では卒業生の職業の性質からでしょうが、卒業生向けに電子ジャーナルの利用を許可している例がありますが、それでも一部に限定されているようです。 卒業後の大学図書館の利用については、一般利用ではなく、卒業生利用の区分を設けている大学が多く、一般よりも卒業生のほうが利用範囲が広いです。それでも、電子ジャーナルの利用だけは対象外とする大学がほとんどです。これは、電子ジャーナルの契約条件で、利用者をその大学の構成員に限定していたりするからだと思います。 ただし、データベースやジャーナルによっては、一般利用者でも直接来館によって利用可であったり、学外からのアクセスも可であったり、大学とジャーナルの契約条件によってそれぞれ違います。 また、電子ジャーナルの契約は年度ごとに更新されますし、期間限定の無料トライアル版が提供されていたりもしますから、図書館の予算の関係で、今年度は使えても来年度は使えなくなることもあり得ますし、その逆もあり得ます。 例えば、広島大学図書館では、図書館への寄付のお礼として「広島大学図書館フレンドリー利用証」というものを発行しており、これを使えば一般利用者(非卒業生)でも学生に準ずるサービスが利用できるとのことですが、電子ジャーナルについては「一般利用者利用不可のもの以外の電子ジャーナル・データベースについては,一般・フレンドリー利用者は利用できます。」とあるので、逆に言えば、一般利用者利用不可の電子ジャーナルはフレンドリー利用者でも利用できないということでしょう。 http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/?page_id=290 東京大学新図書館の計画「アカデミック・コモンズ」では、「30万円以上ご寄付の個人の方には、書庫入庫や開架図書の貸出ができる「総合図書館特別利用証」を発行いたします。(30万円以上:3年間有効、300万円以上:終身有効)」なんてのがありますね。有料ジャーナルへのアクセスができるのかはわかりませんが、研究機関に所属していない学外者が学内者と同等に書庫入庫や貸し出しの権利を有するにはこの程度の費用が妥当であると、東大は考えているのでしょう。 http://utf.u-tokyo.ac.jp/project/pjt31.html 電子ジャーナルを今とまったく同じように使いたいのか、オープンアクセスのものだけで事足りるのか、ciniiで見つけた特定の論文を読みたくてそれが有料だった場合にどうすれば良いのかを知りたいのか、等々、状況によって出来る範囲は異なってきます。あなたがいま使っている電子ジャーナルの契約内容も、大学によって利用条件が異なります。 まずは、卒業前に所属大学の図書館で質問してください。

tableppp
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 やっぱり難しいですよね。残念ながら私は就職で今住んでいる土地も離れるので所属大学に問い合わせる意義は薄そうです。 なにか大学に依存しない方法があればと思ったのですが、そう都合のいい話はありませんね。

その他の回答 (1)

  • kifimi
  • ベストアンサー率72% (425/586)
回答No.2

お礼コメント拝見しました。 卒業後はいま住んでいる土地から離れるとのことですが、だからと言って、大学図書館に質問するのは無意味ではないと思います。 図書館の司書は、ある程度は他の大学や研究機関の図書館の状況も知っています。 いまの大学図書館の利用方法だけではなく、他の大学図書館や公立書簡も含めて、一般市民が利用できる研究サポートにはどのようなものがあるかの情報も得られるでしょう。 卒業後になにができて、なにができないのか、細かく確認するのは無駄ではないと思います。 いまの身分では「とりあえず使えるから気にしていなかった」細かい利用範囲の可否などを確認したら、意外と「これで代用できる」「これが使えるならそんなに不自由しない」というものがあるかもしれません。

tableppp
質問者

お礼

ありがとうございます。 修士論文の審査が終わったら図書館に相談に行ってみます。

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