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ブラックホールは存在しない?

noname#212313の回答

noname#212313
noname#212313
回答No.7

 #6です。 >そうするといずれ、銀河を構成する恒星の中にも圧力で出される恒星も考えられますね。  準星(クェーサー)の正体として、銀河形成の初期でそのようなことが必ず起こり、膨大なエネルギーを放出したと考える人もいます。準星は100億光年といった超遠方、ということは大昔のものであり、だから初期の銀河と考えられるだろう、ということです。 「宇宙空間で衝撃波が伝播するとか磁力線が切れる・繋がる」とは、プラズマ・フィラメントのことでしょうか?  プラズマ・フィラメントですとプラズマ宇宙論になりますが、宇宙プラズマと直接の関連性があるわけではありません。 >銀河の渦巻現象をブラックホールの重力ではなくプラズマ・フィラメントで説明できるという説もありますね。  こちらはプラズマ宇宙論になります。今のところ、修正ニュートン力学と共に、一応は主流の遠隔力として重力を重視する宇宙論の対抗馬ではあるんですが、どちらもかなり苦戦しているようです。  宇宙プラズマとプラズマ宇宙は、基本的には別物ですので、留意されるといいかと思います(※ただし、例えばプラズマ宇宙論の説明で、宇宙プラズマという用語が出てこないというわけではない)。

s_sachiko
質問者

お礼

ご回答、有り難うございます。 >宇宙プラズマとプラズマ宇宙は、基本的には別物ですので、留意されるといいかと思います 【プラズマ宇宙論】と【宇宙プラズマ研究系】の両者とも、宇宙においてプラズマの特性である電磁流体力学 (MHD)を基本に置いていますので、大同小異な感じが致します。 【プラズマ宇宙論】 「プラズマ宇宙論は、天体物理学プラズマの電磁気の特性に基づく非標準宇宙論モデルである。星、そして、基本的に宇宙の全てはプラズマで満たされている。プラズマ宇宙論は、銀河構造からマイクロ波背景放射、宇宙の大規模構造など多くの事に関して説明している。 この理論は主にプラズマ物理学者ハンネス・アルベーンによって発展して、他のアンソニー・ペラットとエリック・J・ラーナーなどによって、その後、発展。プラズマの特性は電磁流体力学 (MHD)によってモデル化される。それの開発によって1970年ハンネス・アルベーンはノーベル賞を受賞。」 【「磁場で宇宙を観る」という姿勢の確立に向けて】 (藤本正樹 JAXA・宇宙科学研究本部(ISAS)宇宙プラズマ研究系・教授) 「私のD論は「KH不安定性におけるイオン粒子効果」というものだった。KH不安定性(KHI)とは、流体力学で扱われる不安定性であり、であるが故に、宇宙プラズマにおいては電磁流体力学近似(MHD近似)で扱うというのが当時の「常識」であった。 しかし、KHIで発生する渦について思考実験してみると、イオン・ラーマー半径効果(流体を構成するイオンが粒子として振舞う効果)がある場所(渦の双曲点)で必ず出現するということになる。どうなっているのだろうか?(それをキャッチーに「MHDの自殺」と呼んだりしていたのだが、当時は、「は? 何を言うとると?」という程度の注目度だった。そういう、常識に歯向かうリスクを背負いながらも)ということで、電磁流体的不安定であるKHIを、わざわざコストのかかる粒子計算(当時は、イオンだけを粒子とすることがぎりぎり出来た)でシミュレーションしたのだった。 ここで自慢したいわけではないのでこれ以上詳細は述べないが、その後、「MHDって、いったい何なんだ」とでも特徴付けられる研究の流れの、第一世代の結果を生み出したことは自負している。そして、常識を変えていくこと、本質へと迫る道筋が見えること、新しい世界の見方を提案できることの興奮を知り、そこから離れがたく、その興奮を求めて将来観測計画に関与し、シミュレーション研究を続けているのだ。」 「常識を変えていくこと、本質へと迫る道筋が見えること、新しい世界の見方を提案できることの興奮」と藤本教授(宇宙プラズマ研究系)の発言にあるように、宇宙論の常識を覆そうという意気込みは、パラダイムシフトを予感させます。言い過ぎでしょうか?

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