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メジャー選抜
今回のメジャー選抜はどのぐらい本気ですか。 野球はどうしてサッカーのように大きく報道に取り上げて海外のクラブと直接対決させることはしないのですか。 ヤンキースとソフトバンクホークスとかの対戦が見てみたいです
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まず、MLB各球団にとって、単独チームで興行を打つにしても、例えば日本シリーズ王者と真剣勝負の試合をするにしては日程が合わなさ過ぎる。 ましてMLBでワールドシリーズ王者ともなれば、レギュラーシーズン終了以降の試合数も多く(ワイルドカード決定戦以降からなら最大20試合)、今回の代表チームのように特定選手のコンディションのみを考えるなら各球団はやりやすいが、チーム全体のコンディションを真剣勝負に持っていけるだけの時間的余裕はない。 さらにいうなら、真剣勝負とするならその試合結果だけでなく、試合による興行収入なども計算しなければいけない。動員人数なら例えば質問者様の言うヤンキースvsホークスをヤフオクドームで開催しても何とかなりそうですが、問題は観客の入場料単価の違い。ヤンキースタジアムとヤフオクドームではフルハウス満員になっても実際の入場収入は1ケタ違います。ヤンキースタジアムには内野1階席とはいえ自由席で日本円で20~50万円相当の席が普通にチケット売り場で売れています(その上動員人数だけでも座席で1.2万席、立ち見まで入れると1.5万席ヤフオクドームは少ない)。 ではMLBの球場でというとそうは行きません。オフはあくまでオフ。現在ほとんどの球場はオフシーズンは、天然芝球場は芝が傷まない程度の他競技の試合会場として使用され(特にアメフトNFLとサッカーMLS)、人工芝のある球場は自然修復しない分天然芝以上に修復工事のための期間が取られます。MLBが主催するWBCがなぜあの中途半端なオープン戦時期に本戦を実施するか。あの時期以外まともなパフォーマンスが保証出来る球場を確保できないのが理由です。 単独チームでの来日はそのチーム・選手への負担が大きいこと、興行的に儲けが少ないこと。これがチーム単位で本気で来日しない理由でしょうか。 ただ今回のMLB選抜はそもそも結成時から色々ミソがついた上(代表監督がスキャンダルで開催前に辞任)、目玉とも言えたプホルズが家族の時間を大事に(要するに休みたい)という理由で出場辞退。あくまでもMLB選抜は観光半分顔見世半分、です。 ただ間違えてはいけないのは、今回のMLB選抜で最も大きなウェイトを占めているのは、選手と共にやってくる監督・コーチという、いわば「現場スカウト」。特にここ最近、野手は見るも無残な結果ですが(断言出来ます、日本人野手…特に内野手に成功例など永遠にない)、投手については日本球界出身者(これはダルやマー君、岩隈などの日本人に限らず、今季ならオリオールズのチェンやジャイアンツのボーグルソンなども含め)の成功例が多いため、帯同するMLBチーム関係者は試合結果そっちのけで試合後はスカウティングレポートを宿舎で打ち込みまくっているはずです(試合に出ていない投手についても)。MLBに取ってみると、WBC非開催の今の時期に日本球界の有望株にツバをつけておくにはおあつらえ向きのイベント=日米野球、ということです。 あくまでも日米野球はオフシーズンのアトラクション程度の価値です。ただこれまでのほぼ観光目当てだったMLB代表(選抜・単独球団含め)はそれでも日本相手に勝ちまくってきたわけですから、まだまだ歴然とした差があるのでしょう。今年日本一になったSBのオーナーは真のワールドシリーズを、と声高に述べていますが、今の戦力でSFジャイアンツとホークスが激突すれば、SFの8:2圧倒的有利、といった感じでしょうか。悪いことは言わない、やめとけ…と誰もが言うでしょうね。 自分も個人的意見ですが、単独チーム同士の短期戦はすべきでないと思います。この時期の真剣勝負はお互いのメリットがなさすぎる。
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- nankaiporks
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昔の日米野球は、アメリカからするとお遊びでしたね。 有名選手は来ないし、手抜きプレイは丸分りでした。 最近は少しは本気度は上がりましたが、未だ小遣い稼ぎの感は見て取れます。 これも、主催者の読売が、選手のギャラから渡航費・宿泊費・食事代まで顎足付きで呼んできてるからです。 また、日本の個別チームとガチンコ勝負しないかと言うと、メジャーが最高であり、日本のチームは格下。 そんな格下とするものでもない、という意識があるから、メジャー側が了承しない。 ですから、日本チャンピオンとメジャーのチャンピオンの対決もありえないのです。 例えやったとしても、アメリカでのテレビ視聴率も上がらないので、金にならないから。 今年からアジアシリーズも無くなったのと同じ理由です。