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比較as~asの文について
- 比較as~asの文についての質問です。英語の比較文で、「彼は君ほど上手に英語を話すことが出来ない」という意味を表現する時、末尾に動詞の「do」を入れます。「She got up as early as her mother this morning」という文章では、動詞を省略して表現されています。
- 英語の比較文で、「彼は君ほど上手に英語を話すことが出来ない」という意味を表現する時、末尾に動詞の「do」を入れます。しかし、「She got up as early as her mother this morning」という文章では、動詞を省略して表現されています。
- 英語の比較文において、動詞の使い方にはいくつかのパターンがあります。一般的には、比較対象となるものの動詞を省略せずに入れることが多いですが、時には省略して表現されることもあります。具体的な使い方は文脈によって異なるため、注意が必要です。
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as ~ asの比較文は、「代動詞、助動詞は省略してよい」というのが基本としてあります。言わなくても間違いなく伝わるときは、省くことが多いです。このことは、better thanなどでも同じです。 >(1)He can't speak English as well as you do. しかし、この文だとdoを入れたほうがいいのです。省くと、 He can't speak English as well as you (can). だと解釈される可能性が高いのです。本文に助動詞が使われていれば、同じ助動詞が省かれたと考えるからです。上記のようだと、youが英語ネイティブスピーカーだったときに失礼な印象になります。当たり前に出来る人や、職業にしている人には、普通はcanを使わないのです。 canは「~できる」という意味ですから、間違ってはいないんですけれど、できることが当たり前の人に対してcanと言ってしまうと、「~できる」ということを強調することになり、できて当たり前のレベルに達していないようなニュアンスになってしまいがちなのです。 おそらく、(1)のyouは英語ネイティブスピーカー、もしくはそれに準じる人なのだろうと思います。それで、canではないことを明示するために、doを使っているのでしょう。もし、例えば日本の同じ高校の生徒同士を比べているときなら、英語非ネイティブですからcanで言ってよく、さらに省略して暗黙にcanだと示すことができます。 >(2)She got up as early as her mother this morning. こちらは、didを補わなくても、助動詞や時制の違いで意味が問題になることはありません。そのため、省いてあるのです。時制の違いとは、やりやすいよう命令文で書いてみると、 Get up as early as your mother did (this mornig) next morning. 「明日の朝は、あなたのお母さんが(今朝)やったみたいに、早くに起きなさい。」 といったものです。このように、例えば主文が現在形で、比較したい対象が過去のことだと、代動詞を補って時制を示し、そのことを明示します。 P.S. ついでですが、その他に、主格、目的格の問題もあります。口語的とはされますが、 He is taller than me. という言い方があります。正確にはmeではなくIです。しかし、 He is taller than I. は正しいんですけれども、あまり言いません。ネイティブの意見の多くは「どうもしっくりこない」といった感覚的なものです。youですと主格と目的格が同じ形ですが、Iとmeと異なる場合は、主格だけ言って終わるのは「しっくりこない」ようです。そのためか、Iで言うなら、 He is taller than I am. とするのが普通です。こちらは「しっくりくる」らしいです。Iであるべきところをmeで言う表現が多いため、主格と目的格がはっきりしないケースも生じます。 He loves you better than me. これだと、口語的にIをmeと言ったのか、文法的に正しく解してyouとmeを比較しているのか、曖昧です。meが本来はIであるなら、 He loves you better than I do. として紛らわしくないようにすることが多いです。youとmeを比較したいときは、誤解が生じそうと思ったら、全く別の言い方にすることが多いです。 He loves me a bit, but (he) loves you much more.