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【揚力】仰角が0の場合の翼上面の流速

翼上面の空気の流れは、翼下面の空気の流れより速いということがわかっています ↓ケンブリッジ大学の実験動画 http://www.youtube.com/watch?v=UqBmdZ-BNig しかしこれは、仰角が0の場合も当てはまるのですか? 例えば、翼上面が曲面になっており、翼下面がフラットになっている翼断面があるとします この場合、仰角0においては、翼上面に向かう空気は曲面における抵抗によって遅くなり、 翼下面は抵抗が無いため下面の方が速くなるはずです 仰角0の場合も、コアンダ効果によって翼上面から空気が下方向に流れ、 この反作用によって揚力は生じると思います しかし、圧力差におけるベクトル方向が地面に向かっているため、 全体の揚力は小さいものとなる これらのことより、仰角があるから、翼上面の流速が速くなる そして、仰角0でもコアンダ効果によって揚力は生じるが、 仰角がある程度大きくすることで、より大きな揚力が発生する、 揚力について、このような理解で大丈夫でしょうか?

みんなの回答

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.5

簡単にいうと『翼下面がフラットになっている』ような状況で、飛行機はどちらに飛ぶかです。 真横ではなくやや下に降下している状況になるわけで、そうなると結局その実験動画のように流れるわけです。 実験室で翼を固定し風を当てるなら、言われるように翼の下のほうが抵抗無くまっすぐ速く流れる、あるいは上下でほぼ同じ速さで流れるのではないかと思われますね。

回答No.4

松田さんのもっと詳しいやつです。 http://jein.jp/jifs/scientific-topics/887-topic49.html

回答No.3

似たような解説がたくさんありますが 「飛行機はなぜ飛ぶのか」 http://djweb.jp/power/physics/physics_02.html が結構有名かも。

banannnaaa
質問者

補足

回答有難うございます URLの記事は質問する前に読みました NO1の回答者さんの解説が、 等時間通過説として誤りと指摘されています 私も上面の空気と下面の空気が同時に到達する理由が存在しないため、 等時間通過説では正しい説明になっていないと思います この松田卓也先生の説ですが、 渦の発生によって流速が増加して揚力が発生すると述べられています しかし、この解説を読んでも、渦の発生によってなぜ上面の流速が速くなるのか、 よく理解できないのですが・・・

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.2

>翼上面に向かう空気は曲面における抵抗によって遅くなり、翼下面は抵抗が無いため下面の方が速くなるはずです  いいえ、上面のほうが早いです。抵抗がないから ★遠回りするから駆け足する・・・なんてこともありません。空気に「負けちゃならない」という意思なんてありません。別に同時に付かなくて良い。  あまりにも有名な誤解でして  ⇒翼型/よくある誤解 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BF%BC%E5%9E%8B#.E3.82.88.E3.81.8F.E3.81.82.E3.82.8B.E8.AA.A4.E8.A7.A3 )の筆頭に ・翼は上面が緩やかにカーブし、下面は直線的となっている。翼の上下に分かれた流れは、後縁において同着しなければならない(または、する)。  揚力が発生すると言う事は、マクロ的には空気を下に押し下げていることです。その反作用で揚力が発生する。ということは上面のほうが早く進まないと気流を下に曲げられないですよ、  翼の表面には粘性を持つ空気が張り付いています。その粘性により翼の表面には回転する渦ができます。 → → → → → →  ○ ○ ○  //////////////翼  それがベアリングの球の様に摩擦を低減します。それによって流速が早くなり翼上面の気流が下面のそれより早くなる。  超低速や超高速では膨らんだ翼ではなく平板のほうが効率が良い。

banannnaaa
質問者

補足

回答有難うございます >>翼の表面には回転する渦ができます。  それがベアリングの球の様に摩擦を低減します。 とのことですが、翼下面には渦は発生しないのですか?

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8525/19377)
回答No.1

>揚力について、このような理解で大丈夫でしょうか? 間違ってます。 >この場合、仰角0においては、翼上面に向かう空気は曲面における抵抗によって遅くなり、 >翼下面は抵抗が無いため下面の方が速くなるはずです ここが間違い。 上面が曲面になっていると、空気は「曲面の分、遠回り」をします。 下面はフラットなので、空気は「まっすぐ最短距離を通る」事になります。 空気が通る時間は、上面も下面も「同じ時間」です。 でも、上面は「遠回りする分、距離が長い」です。 通過にかかる時間が同じなのに、距離が長いって事は、その分「スピードが増す」事になります。 空気は、流速が早い方が圧力が減るので、上面は下面よりも圧力が減ります。 その「圧力の差」が「揚力」になります。

banannnaaa
質問者

補足

回答有難うございます 初めは私も、回答者さんの解説のような理論を本で読んだのですが、 それは誤った説明らしいです なんかすみません・・・

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