• ベストアンサー

天皇陵や古墳の参拝作法

私は今後、天皇陵の参拝をしようと考えています。 しかしいざ参拝といっても、具体的にどうすればいいか分かりません。 多くの神社と同じく、基本的に「二礼・二拍手・一礼」でいいのでしょうか? しかし、孝明天皇まで歴代天皇の葬儀はたいてい仏式で行われていたとあります。 孝明天皇以前の天皇が眠る天皇陵に対しても、神式でよいのでしょうか? また、被葬者が不明である全国にある古墳に対しては、どのような作法で参拝すればいいのでしょうか?

  • 3times
  • お礼率93% (267/285)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • michael-m
  • ベストアンサー率50% (2725/5435)
回答No.3

仏教が日本で公に認められるまでは神道しかありませんでした。というか神道という言葉もないわけです、信仰形態は一つだけですから。しかしその儀礼作法は各神社で独自に決めていたのです。 日本は神仏習合の時代であり、神道形式はあったものの仏教形式とも言える複雑な状況にあります。しかし主導権は寺が持っておりました。この時代には寺で祝詞を上げたり、神社で読経したりしています。 江戸時代になると幕府の認めるところとなり、その勢力は確固たるものとなりましたが、幕府が隠れキリシタンを防止するために神職も檀家登録を義務付ける寺請制度が始まりました。 これにより神職も葬儀は仏式で行い、その上で神社境内に祖霊社を立てて祀ることもしています。本格的に天皇も仏式で葬儀を挙げたりするのはこのあたりではないでしょうか? 明治時代に神仏分離令が出され、皇室関係は神道に組み入れられました。皇室でなくても古墳の上に神社が建っている例は多いですよ。東京では新田神社が真上ではないけれど神社の裏に古墳があります。さらに仏教から入ってきた天部の長である「第六天社(他化自在天)」が古墳の上にあることも多いです。 神社の祭神としては八幡社や若宮社のように天皇を祀る神社も多く、その意味からすれば明治以降は天皇陵は神道形式というのは常識でしょう。しかしその作法は別に忌手をしなければならない訳じゃありません。八幡様で忌み手してる人など居ないでしょ。 明治時代に「神職の作法」は定められましたが一般人の作法は定められていません。二拝に拍手一拝の作法は神職の作法を手本に、戦後神社本庁によって「一参考例」として表わされたものです。つまり決まりではありません。 古墳時代(250頃–600末頃)はまだ仏教はほとんど入っていないので神道になりますが、この時代当初では神道という定まった形式も特には存在しないので、合掌してあるいは一礼だけしても全く問題はありません。 決まりなどないんです。

3times
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。 決まりなどないのですね。

その他の回答 (2)

  • area_99
  • ベストアンサー率20% (226/1124)
回答No.2

1礼2拍手でOKです。 そもそも古墳クラスは仏式でもありません。

3times
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 1礼2拍手?という作法もあるのですか。 確かに古墳時代ともなると、神式も仏式もありませんよね。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

埋葬箇所を足蹴にしなければ、故人に思いを馳せるだけで良いのではありませんか。 ピラミッドに上るときと同様に、故人に敬意を払うことが重要で、宗教の相違を埋める「作法」などは本質ではありません。

3times
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かにピラミッドに登るとき、現地霊場の作法について頭を悩ませることもありませんね。 深く考えすぎました。

関連するQ&A

  • 鶴岡八幡宮の参拝作法

    はじめまして、突然ですが質問させてください。 観光で神奈川を訪れ、鶴岡八幡宮に参拝しました。 御本殿まで登らせていただき、二礼拍手一礼して御本殿から去ろうとしたところ、 後ろに並んでいた20~30代ほどの女性二人が「ここで手を叩くのはおかしいよね」おっしゃっていました。 もしや、鶴岡八幡宮には何か特別な参拝の作法があるのでしょうか。 自分でも調べてみたのですが、見つけられませんでした。 女性方が熱心な参拝者さんであったら、さぞ気分を害されたに違いないと反省しております。 鶴岡八幡宮は美しく清清しいすばらしい神社だったのでまたぜひ参拝したく思っております。 今後のためにも、どなたか教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

  • 神社参拝作法通り参拝していますか?

    先日、今までできなかった事が出来るようになった事に対する感謝の気持ちから、近所の神社に参拝しました。 なぜか、いつからか、出来るだけ、神社に行く機会があった時はお願いごとばかりではなく感謝の参拝をしようと思っています。 以前から気になっていたのですが、 参拝する所に参拝作法について説明が書いてあります。2礼2拍手等。拍手は小さくしていますが、礼の部分がどうしても恥かしくて今まで、作法どおり参拝した事はありません。 おじいさんおばあさん方はきちんとされてます。 やはり神様に失礼? 神社に立ち寄る気持ちが大切? 参拝に気持ちがこもっていればよい? 作法どおりでない参拝についてどう思いますか?

  • 参拝の作法について

    愛知県犬山市にある成田山に初詣に行く予定なのですが、参拝の作法がいまいちよく分かりません。 色々調べてみますと神社とお寺とでは参拝の作法が違うことをついさっき知りました。神社だと「手水」とか「二拝二拍手一拝」とかの作法が、お寺だと「お賽銭を入れてからご本尊に向かい静かに合掌して祈る」となっています。 お恥ずかしい事に去年の成田山の初詣の参拝は神社の作法でお参りしてしまいました。 犬山の成田山はお寺に該当するので後者の作法でいいのでしょうか? また、「去年のお守りを返す」及び「新しいお守りを購入する」のは参拝する前なのか後なのかどちらなのでしょうか?(去年のお守りは同じ成田山で購入) 具体的に参拝の手順を教えて頂けないでしょうか。 以上、お恥ずかしい質問ですがよろしくお願い致します。

  • 喪中の神社への参拝

    今年の夏に父親が亡くなりました。仏式の葬儀の喪中は神社への参拝は控えるとあります。夫は来年前厄ですが、やはり参拝はまずいのでしょうか?ちなみに実家は神式です。

  • 神社参拝で手は叩かない?

    神社の参拝方法について他の方の質問の回答のなかに 「一説として女性は手を叩かないというのがある」とありました。 それについて質問させてください。 新婚旅行で京都に行った際、祇園の八坂神社にもお参りしてきました。 当然、二礼二拍手一礼の作法で参拝していたのですが、 終わったとき隣にいた見知らぬ40~50代の女性に 「手をたたいたらあかん」 と言われました。 実は嫁ぎ先は神徒であり、一緒にいた夫は「叩かない作法は聞いたことがない」 といいます。 八坂神社は作法が違うのか?気になったので当神社ホールの方にも聞きましたが、 二礼二拍手一礼でよいとの答えでした。 その女性が言っていたのは、その一説のことなんでしょうか? 思い返してみれば、夫にではなく私に向かって言っていたので・・・ でも一般的には叩くものですよね? 例えば叩くけど音はたてない、とか、 地域によって叩かない風習のほうが強いとかあるのでしょうか? 地域があるとすれば、それはどのあたりでしょうか?

  • 仁徳天皇

    仁徳天皇の諱は、大雀命(古事記)・大鷦鷯尊(日本書紀)。 仁徳天皇陵といえば、日本一大きな古墳です。 (現在では仁徳天皇陵とは言わないようですが) そんな大きな古墳の被葬者にまで名があがった仁徳天皇の諱が 大きな雀だったり、ミソサザイだったりするのが疑問です。 雀や鷦鷯が意味するものって何ですか?

  • 古墳は誰の墓ですか。

    全国に何千・何万とある古墳の内、“墓誌が出土したので”具体的な被葬者名が分かったという古墳は多分、皆無だと思います。 墓誌が出土しない訳は、板に墨書して棺に納めたとしても、板そのものが腐食したり、墨が消えてしまったりしたのかもしれません。 そもそも墓誌を埋めたのか、それも謎です。 そこで質問です。 1. 中国や朝鮮の古墳では墓誌が出土しているのでしょうか。 日本と比較できるように日本の古墳時代前後の古墳を対象として教えてください。 2. もし、中国や朝鮮の古墳に墓誌があったとすれば、天皇陵や古墳にもある可能性は高いですか。これを確認できるのは将来、天皇陵を発掘できればの話ですが。 日本の古墳の石室に描かれた絵は、中国や朝鮮の絵に似ているものもあって、中国や朝鮮の影響を受けているという説もありますから、それなら中国や朝鮮に倣って墓誌もあるのではという想像です。 よろしくお願いします

  • 関東の古墳の被葬者

    初めてこのコーナーに質問させていただきます。 古墳の被葬者はほとんどの場合、不明または当地の有力者としか記されていないのが現状だと思います。しかし、九州の岩戸山や畿内の天皇陵は「伝」としながらも被葬者の名前が特定されています(考古学的に定説であるかは別として) 関東にも100m超の大型古墳が多数あります。文献的にもあのヲワケの一族や毛野氏の系図等を見たことがありますが、関東の古墳で「伝」としながらも被葬者が特定できるものがあるのでしょうか。また、推定被葬者等が記載されているような書物や資料はあるのでしょうか。

  • 神社への参拝に関する質問です。

    神社への参拝に関する質問です。 よく、神社へ参拝するにあたっての作法として、参道の真ん中を通らないというものがありますが、 参拝時に鈴を鳴らし、お賽銭を入れ、二拝二拍手一拝という一連の作法も、 神前のど真ん中で行うことは避けるべきなのですか? 基本的に鈴や賽銭箱はど真ん中に設置されていることが多いですので、 そのままど真ん中で参拝してしまいそうですが…。 やはり、鈴を鳴らし、お賽銭を入れた後、 一歩、斜め後ろに退いてから二拝二拍手一拝などした方が良いのでしょうか? それとも鈴を鳴らす段階からど真ん中は避けて行うほうが良いのでしょうか? お正月など参拝者の多いときは別としまして、 正しい作法としては、どうするべきなのでしょうか? 何方かご教授いただけないでしょうか? よろしくお願いします。 ※カテゴリが分かりませんでしたので、こちらで質問させていただきました。

  • お寺の参拝方法を教えてください。

    神社の参拝方法は、一般的に二礼二拍手一礼といいますよね。 (もちろん、場所によって例外はありますが…) 同じように、お寺の参拝方法の基本作法はどうなっているのでしょうか。 お賽銭(お寺にもありましたっけ?)や手水(これもお寺にあったか定かでないですが…)の作法などについてもご存知の方いらっしゃれば、ぜひ教えてください。