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筑波大学社会国際学群国際総合学類は、筑波大学内や社会において、どのようなイメージなのでしょうか? 在校生の方、OBの方、その他誰でも回答お待ちしています。 できれば良い面を…笑
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筑波大の中で、入学する時は、医学部(医学群)についで優秀じゃないとは入れないところとして、一目置かれます。しかし、この先が難しいところで、国際関係学という学問は、様々な学問が相互乗り入れして形成されている学問分野です。筑波大学は、総合大学であるにもかかわらず、一定範囲を狭く深く学習・研究する校風であるのに対して、国際関係学では、様々な分野を広く浅く勉強することを求められます。理系の学生では、徹夜で実験が当たり前なのに、社会・心理・国際の学生は要領よくレポートをまとめれば、さほど苦労せず卒業できるとも言われたりします。しかも、国際は、入学時の偏差値が高い分だけ、そのような妬み節を、影で叩かれたりしやすいです。 あと私は詳しくないのですが、筑波以外の国際関係学を専攻とする学部の教員の多くは、海外留学先の大学で6年から10年の学生生活を過ごして、博士号を取っている人々の比率が高いのに対して、筑波大学の教員は、論文博士といわれる、他分野の研究者が博士号を取るためだけ論文だけで学位を取得した比率が高いそうです。そのため院生レベルの学生の研究論文指導には、熱心で的確なものの、大学1・2年生の教養課程の学生の授業・指導には、あまり一貫性がないそうです。 どこの大学・学部へ進学しても同じだと思いますが、自ら積極的に学ぶ意志をもって、学習・研究すれば、就活でも学業部門は高く評価されます。その一方で、入学までで息切れしてしまうと、大学生活はダラダラとしたものになるだけです。当然、4年間を無駄に過ごす結果となります。 私の個人的意見では、筑波大学は体育学群の学生と、教員・研究者志望の学生の真面目さは、本当に素晴らしい(素晴らしかった)と思います。学群の枠を超えて、それらの友人とサークル等で知り合い、切磋琢磨すると素晴らしい学生生活になると思います。(ちなみに、医学は、キャンパスが離れすぎていて、交流が全くと言っていいほどもてません。)。 本当に、学内の学生同士の中で、高い評価を受けるのは、入学してからの3か月くらいです。後は、みんな、それぞれ色々なことに打ち込むので、国際だけ特別扱いされることはありません。 最後に蛇足を一つ: 筑波大文系の致命的欠点は、つくば市がとても田舎ということです。大学の周囲には、多くの研究機関が存在しますが、すべて理系の技術研究所ばかりです。筑波大学の文系学部の学生は、東京都内やその周辺部の大学の学生に比べて、インターンシップと学生生活の両立が地理的に難しいという問題があります。国際も、同様の問題を抱えています。
お礼
自ら積極的に学ぶ姿勢が大切なんですね! とても詳しい回答ありがとうございました! これからの大学生活に大いに役立てていきたいと思います。