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高校生 地学 大気

大気の不安定度が強いときにダウンバーストが発生しやすいのは、なぜなのでしょうか?絶対不安定の大気の時と条件付き不安定の大気の時との比較で教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

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  • manno1966
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回答No.1

> 大気の不安定度が強いときにダウンバーストが発生しやすいのは、なぜなのでしょうか 大気の不安定度が強いときには強い上昇気流が発生しやすく、強い上昇気流が発生ていると積乱雲が発生しやすい。 ココまでは理解できますよね。 積乱雲は強い雨等を伴うことが多く、強い雨は雨粒が落ちるときに下降流を発生する。 この下降流が異常に強くなったものがダウンバーストです。 発生原因である積乱雲のことを考えれば、「絶対不安定の大気の時と条件付き不安定の大気の時との比較」は、発生確率の差ということで良いのではないでしょうか。 どのような違いを論点として求めるかによりますが。

その他の回答 (1)

回答No.2

積乱雲の発生についてはご理解ですね。 積乱雲の中心部では、強い上昇気流によって、上空の雲が氷で形成されます。 氷と氷の結合で霰状になったとき、重力の作用で落下し始め、ある程度まで落ちると雨粒にも成りますが、上昇流の強さが維持されていれば、再び上空へ押し上げられ、氷の粒が次第に発達して雹になります。 そして上空で上昇流の中心部から外れたり、上昇流が弱まったときは、大粒の雹が降ってきます。 途中で雨に変わるものもありますが、落下の勢いに引きずられて、冷たく激しい下降気流が地面にまで達します。 この様に激しく地面にまで達して、爆発的な振る舞いをする強風(暴風)をダウンバーストと呼びます。 バーストは、地面に達した下降気流が、地面付近で強烈な突風状(爆発的)に吹く作用を表しています。 絶対的不安定は、暖気の上に寒気が吹き込むときに起こります。冬季には地表付近よりも上空の方がジェット気流のため風速が早く、屡々起こります。また、比較的温暖な湖水の上空に山脈越えの冷気が吹き込んできたときなどにも起こります。 相対的不安定は、同質の気団の中でも、海上を渡ってきた風が山岳に衝突して強制上昇させられるときなどに起こります。山腹での急激な上昇気流が、雷雨を伴うことは珍しくありません。

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