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霧と大気汚染の関係

中国江蘇省に住んでいます。  こちらは秋から冬にかけて霧が多く発生するのですが、会社の中国人社員との雑談の中で、「霧が出ている時はスポーツを控えるほうが良い」と言われました。 その根拠は、 (1) 霧には空気中の汚染物質が多く含まれているから、運動すると大量に吸い込んでしまう。 (2) 霧のせいで植物が光合成できないので、空気中に酸素が少ない。霧に限らず、太陽が出ていない時は運動に必要な酸素が足りない。  テレビの天気予報でも「今日は霧が発生しますので運動は控えて下さい」などと、しばしば言っているそうです。  私は笑ってしまいましたが、本人達は固く信じています。  こちらは大気汚染が深刻で、晴れていても常に大気は薄い靄がかかった状態です。だから「霧」とは大気汚染によるスモッグの事を言っているのではないか、とも思いましたが、違うそうです。  私の考えでは、 (1)については、汚染物質は普段から空気中に含まれており、霧に付着する事はあっても霧の発生とともに増えるものではない。 (2)については、確かに酸素量の変動は「0」ではないかもしれないが、限りなく「0」に近い。  その他にも、例えば「エアコンの近くでパソコンを使用すると有害物質が出る」と言って、わざわざドアや窓を開けっぱなしでエアコン全開、等。  私には到底信じられないのですが、TV番組等で言っているそうです。彼らが言っている事は科学的に説明がつく事なのでしょうか。  どなたか詳しい方、解説して頂けないでしょうか。つまらない質問ですみませんが宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • teishia
  • ベストアンサー率41% (30/73)
回答No.2

こんばんは。 (1)、(2)ともにmountain様の考えでほぼ正しいです。しかしながら、現象面をとらえると、中国人の方が言うことも間違いとは言えません。 つまり、霧が出るような気象条件だと、空気が淀みやすく、結果として地表付近の大気汚染濃度が高くなるということではないでしょうか。霧が出ると、風は一般的には弱いと思います。空気の動きが少なくなり、大気汚染物質が拡散しにくくなります。 また、霧粒に大気汚染物質が取り込まれることで、体に(汚染物質が)付着しやすくなる可能性もあります。逆に言うと、霧が晴れた直後は、大気が綺麗な状態でしょう。 植物云々は、限りなくこじつけに近い気もしますが、そっちは詳しくないので何とも言えません。 確かに、空気は明らかに中国は日本と比較して汚れていますね。成田空港に中国から帰ってきたときに、日本の空気がおいしいと思いました。

mountain_
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 空気が淀みやすいのは確かですね。普段はある程度拡散してしまうはずの汚染物質が地表付近に留まる事は十分納得できます。 ちゃんと理屈の通った話だったんですね。 光合成の話はやはり無理がありますよね。そもそも、市内や近隣の農村には緑が少ないので、晴れている時でも十分な酸素が作られているとは思えません。ただし、空気が動かないので周辺から新しい酸素が入って来ない、というなら一理ありそうですね。 大変参考になりました。

その他の回答 (2)

  • TTOS
  • ベストアンサー率40% (209/510)
回答No.3

「酸性雨」は有名ですが,「酸性霧」をご存知でしょうか。 長く降り続いた雨よりも,降り始めの雨のほうが酸性度が高くなります。大気汚染物質は雨のしずくに溶け込み,徐々に空気はきれいになっていきます。 物質が溶け込む場合,溶媒が多いより少ないほうが濃度が高くなります。つまり,雨よりも霧のほうが水滴に含まれる大気汚染物質の濃度は高くなりやすいのです。霧は細かな水滴です。体積が小さくなるにしたがって体積に対する表面積の割合が大きくなります。霧は長時間漂うため,さらに濃度が高くなります。 (2)は関係ないと思いますけど。

参考URL:
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=1013
mountain_
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、酸性雨なら降り始めの雨を避ければ良さそうですが、酸性霧は漂ってる間中、汚染物質を吸い込む危険性がありそうです。 さらに、雨は地表に落ちて流れてしまいますが、霧は蒸発した場合、汚染物質は空気中に漂ったままかもしれませんね。 大変参考になりました。

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.1

>(1) 霧には空気中の汚染物質が多く含まれているから、運動すると大量に吸い込んでしまう。 >(2) 霧のせいで植物が光合成できないので、空気中に酸素が少ない。霧に限らず、太陽が出ていない時は運動に必要な酸素が足りない。 川崎が公害で有名だった頃、日本の高度成長期に中学校で同じことを授業中、体育の先生に言われました。ジョギング練習は夜、空の晴れた日にしなさいとのことでした。 その当時と言えば、車には触媒フィルターがなく、晴天になればなったで、「今日は光化学スモッグが発生しやすいので外の運動は控えてください」などの天気予報による放送もしばしありました。 また、産業革命当時のロンドンも「霧の街ロンドン」実は霧だけでなく、煙がほとんどだったようです。ちなみに、スモッグ(英語:smog)は煙(英語:smoke)と霧(英語:fog)を合成した言葉ですね。イギリスのスモッグでは死亡例もあるようです。 霧が発生すると、霧は重たいので、空気の循環が悪くなるためだそうです。空が晴れているときはCO2などは軽いので、空の上に昇り、地上2~3mのところではあまり問題有りませんが、霧が濃いと地上2~3mでも汚い空気は圧縮されてただよっています。 私の住んでいるところは、晩秋の頃の朝晩は大体霧が発生します。隣人の家が薪ストーブを使っているので、霧の日とそうでない日がどんなに空気が違うか分かります。 また、霧の日に植物の光合成の鈍いのも事実です。 >その他にも、例えば「エアコンの近くでパソコンを使用すると有害物質が出る」と言って、わざわざドアや窓を開けっぱなしでエアコン全開、等。 パソコンやTVのモニターに使われている安いプラスチック材料は温まるとガスを発生し、そのガスには発がん性があるとよく言われています。勿論、安い部屋ードライヤーや安いファンヒーターなども同様です。 また、接着剤(融和剤)も温まるとガスを出しそのガスも発がん性があるといわれています。 また、TV,パソコン、携帯電話、ドライヤー、送電線など、耳には聞こえない周波数は脳腫瘍の原因になるともよく聞きます。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%83%E3%82%B0
mountain_
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 空気の循環が悪くなると言われると、確かにその通りだと思います。 日本でも同じような事が言われていたんですね。 信じずに笑ってしまって悪かったなぁ。 しかし、パソコンがエアコンの近くで有害物質を出すというのは、プラスチックが変色・変形するほど熱するなら別ですが、常温ではちょっと疑問が湧きます。それも冷房の場合は理由が思い当たりません。電磁波などの類は現代社会で生活する限り完全には防げないですよね。

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