- ベストアンサー
漢方薬の組み合わせについて
1年ほど前にパニック障害になり、現在は予期不安がよくあるます。(息苦しさ、不安感) 心療内科に通いメイラックス1日一回と頓服でワイパックスです。上記の薬に加え、ツムラの漢方薬でピンク色の39番、緑色の72番も服用しています。 もう少ししたら妊娠を希望しているため最終的には漢方薬だけになるようにとこのような処方にしていただきました。 体調の悪さ、症状などで個人差があるのは承知のうえで、質問させていただきたいのですが、症状がよくなって漢方薬以外をやめたとして、この漢方薬2種類の組み合わせはパニック障害や、予期不安に効果はあるのでしょうか? ご回答よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
複数の漢方薬を処方するなんて、よほど漢方に精通した漢方専門医でないと無理です。 なぜなら、漢方薬の構成生薬自体が絶妙のバランスで配合されているからです。 たとえば、きつい生薬にはその効果を打ち消すような生薬を少し加えることで穏やかに効かせたり、複数の生薬の相乗効果で効き目を発揮させたりと、いろいろ工夫されているわけです。 なので、新薬のように何でもかんでも足せばいいというものではないんです。 ツムラの39番苓桂朮甘湯(れいけいじゅつかんとう)は、体内の水分代謝が悪いために起こるめまいや耳鳴りなどを改善するための薬です。 主に首から上の症状に用います。 パニック障害にこの薬が効くのかどうかわかりませんが、得体の知れない不可解な症状にこの薬を用いることがあります。 72番甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)は、イライラするときや不眠症なんかによく用いられます。 いずれも、細身で体力のないタイプの人に用いる薬です。 どうしてこの組み合わせになったのかわかりませんが、たとえば体力のないタイプであれば桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)、体力のあるタイプであれば柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、のどの奥に痞えた感じのあるときは半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)あたりのほうがストレートに効きそうな感じがします。(※体質によって使える薬と使えない薬がありますので、聞き流してください) もちろん単品のほうがいいです。 複数服用すると妙な副作用が出たり、生薬同士が効果を打ち消す場合もありますから・・・。 余談になりますが、漢方に限っては病院の医師よりも漢方薬局の薬剤師のほうが詳しいというのが常識になっています。 一度漢方を専門に扱っている薬局で相談されることをおすすめします。 もし質問者さんに合った薬が見つかれば、病院で処方してもらうこともできますので・・・。
その他の回答 (1)
- okozenosebire
- ベストアンサー率42% (27/63)
よく漢方薬を選ぶのに 体力があるとかないとか 見た目がどうとか 症状がどうとか などと言った実に曖昧なスケールを用いている専門家(医師 薬剤師)がおりますが 話にならない愚行です。 歴史の浅い西洋医学でさえ、解剖学 生理学 病理学など基礎医学があるのです。 これを無視して治療法を考える愚かな医師が居たらどうします? 基礎を学んだ専門家であれば、39番と72番の併用をどう論評するでしょうか。 ここの規則上あまり本当の事は書けませんのでこの辺で。
お礼
ご回答ありがとうごさまいます! やはり漢方薬専門の詳しいところを探してみたいと思います。
お礼
わかりやすいご回答ありがとうごさまいます! 最初に心療内科へ通ったときにフラフラするという症状もいったためその漢方薬が処方されたのかとはおもうのですが、2種類を組み合わせるのは漢方薬局の薬剤師のほうがいいのは知らなかったです。 近くにそのようなところがあるか調べてみることにします。 先日、長引いている気管支炎の治療で漢方薬でどうにかならないかと呼吸器科の先生に言ったところ、心療内科で2種類の漢方薬を飲んでいるならこれ以上はやめたほうかいいと言っていた意味がなんとなく今わかったような気がします。 予期不安で息苦しくなるのが一番困っているのでもう一度しっかり薬についても調べてみたいと思います。 ご親切にありがとうごさいました!