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安価なオーディオルームの作り方
- 安価なオーディオルームを作るための壁・床・天井の素材選び
- オーディオルームの断熱材や仕上げ材には何を使うべきか
- オーディオルームの作り方を安価な素材を使用して紹介
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No.2です。お礼ありがとうございます。 音響は、建築士の試験内容に含まれているのすが、残念ながらこれが出来なくても合格できるのです。優先度が低いとみなされてるんでしょうかね。 穴あきボードに限らず、建築用音響部材の多くは効果が特定の音域に偏っていたり、必要以上に強力だったりしますので、安易に使うと音を台無しにしてしまいます。適量という匙加減がなかなか難しいのです。 配置や綿密な音響計算無しにそれらを使うのであれば、むしろ普通の施工で床・壁・天井を作ったほうがマシな音に成ります。(音以外の住環境として普通だし、結構、音響設計の標準的ノウハウが一般施工に反映されている。ただし、個別に計算しないので偶に合わない場合も有り得る。) そのあたり、こちらの記事を参照してください。個人的には若干異論もあるのですがリスニングという視点で書かれていますので参考になると思います。 http://www.lab-ssk.com/journal/enumeration/acoustical_env/index.php 特集の配置が逆順なので下から読み進んでください。 私も、上記記事の通常建材による全壁面同一素材案には基本的に同意できます。 また、前回答で触れた容積と表面積の関係ですが、表面積の比率が大きいほど吸音率(吸音面積)が高まります。家具を持ち込むとあまり吸音性でなくても部屋自体の残響が減ってゆくのが当然です。ただ、乱反射や回折効果などによりリスニングポジションで受ける影響は更に大きなものになります。このリスニングポジションというのが、音楽練習室を作る場合より楽な処です。部屋全体ではなく、スポット的に良ければ済みますので。 入れ物(部屋)自体はライブ気味(残響多め)に作っておき、家具やカーテン(天井から床までで一壁面がゆったり覆えるカーテン、左右に分かれるほうが使い勝手が良い)で調整するのが良いでしょう。特にコーナーは振動の節になる場所なので、そこに吸音性のものを置くと効果的吸音ができます。カーテンも壁一面に広げた場合は、(カーテンの材質やカーテン裏の空気層に影響されますが、充分な重量がある布と仮定します。これも結構な金額になりますね。デザイン的に許せば下部にスリット=隙間を作っても良い)全音域~中高音(裏の空気層が少ない場合低音は吸収されにくい)。カーテンをコーナーに寄せた場合は主に低音吸収というような使い分けができます。配置は、スピーカーの背後壁かスピーカーの対抗壁で、側壁に使うと音の潤いが損なわれてしまいます。壁からカーテンまでの距離というのが結構シビアに効きます。(音大受験生の防音とコンサートステージ対策で、四方全面カーテンを薦めて喜ばれた事を思い出しました。もちろん合格されました。) ところで、建築でいうところのグラスウール断熱材は=吸音材です。スピーカーボックス内にも多く使われています。壁面ボードの裏側に入れるのは、壁表面仕上げのボードの面振動(一般的に低音)を吸収する為です。これにより部屋内の低音吸音に繋がります。保温と室内音響改善の一石二鳥です。(現在は一般化されてローンの条件にまで成っているのですね。) 逆に低音吸収をあまりしないでおくと、小口径や密閉型スピーカーのように普通では低音の量感が出しにくいスピーカーで、量感たっぷりな低音が出せることにもなります。あまり大音量にしなければ。 でも、予定していらっしゃるスピーカーは、サブウーハーが必要ないくらい低音が出るスピーカーだとか。 元に戻って、音響設計に疎い建築士さんだと、音響計算などと持ち込むとヘタに音響部材を使ってごまかす(=結果が悪い)方向に行きかねませんので、その対策として、リンク先の記事を熟読して置かれる事をお奨めします。 協力的な建築士さんなら一緒に部屋作りできると思いますよ。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4194/8718)
はじめまして♪ 私の場合、古くはいろいろな書籍を読みあさりましたが、なかなか難しい。 と言う事で、私としては判り易かった、、、 http://homepage2.nifty.com/hotei/ 参考に成れば、幸いです。
お礼
ありがとうございます。このサイトは私も参考にしておりました。やはりこちらの知識を増やして工務店に指示する方法が良さそうですね。
- project-k3
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基本は遮音でしょ。 半地下と言う事ですからご近所は大丈夫だと思われますが(笑) 階上の部屋への影響は案外あります。 ソコが絶えず家族が居る様な部屋であれば尚の事ですね。 シッカリと音波を建つ構造で設計してもらって下さい。 壁に関しては一般の石膏ボードより重量と厚みのあるボードがあるのでそれを用いてもらいましょう。 叩いてポコポコではなくコツコツって感じのものです。 オーディオ機器以外に何も無いと辛いのですが・・・ 部屋に物を入れる事で「室内音響」は変わります。 遮音性能は数値で追えても 室内音響は無理です。 モノが部屋に入る事で凸凹ができ、吸音されたり反射したりとで、いい塩梅になっていくものです。 特に低域はリスニングポジション(=スピーカーとの距離関係)により変わります。 スピーカー自体も設置位置により様々な表情を見せますから カット&トライで追い込む必要があります。 過大な期待をせず(笑)ゆっくりと取り組む必要があります。 部屋を造って7年になりますが・・・ 未だに試行錯誤です(笑) 机上の計算道理に行かなかったのは言うまでもありません!! 最初からやっておかなければならない事は、シッカリとした床の造成と 電源の確保ですね。 まぁ- 頑張って 楽しんで下さい。
お礼
なるほどやはり重めのボードが良いのですね。予算が予算なのでアレですが床も壁も固めの素材だといいです。とりあえず室内の壁や床などを選んで後はゆっくり取り組みたいと思っています。ありがとうございます。
- kimamaoyaji
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断熱材 ウレタンフォーム http://www.foamlite.jp/whatis/comparison.html 壁面、天井の吸音 http://community.phileweb.com/mypage/entry/3275/20120217/ エスニック風に天井にたるみを持たせて貼るのが一番コストが安いのではないでしょうか、後は部屋の四隅は吸音効果のある物を置くか貼るかすれば乱反射を抑えられます、天井板は木材で無くコルクにすれば断熱のウレタンフォームとあいまって、効果が出ると思いますがコストは高くなります。
お礼
なるほどウレタンフォームがいいのですね。調べてみます。実は炭化コルクも考えたのですが、予算が追いつきませんでした。ありがとうございます。
- motley
- ベストアンサー率29% (245/819)
地下室で居間兼オーディオスペースを構築しています。 当初は全面コンクリ打ちっぱなしで、かなり変な響きが乗りました。その一方で、 強固な床の威力は抜群で、ソリッド(笑)な低音がビシバシ出て驚いたものです。 1.断熱材は不要では? 地下室は年間を通じた温度変化が地上より少ない、夏は涼しく、冬は暖かいものです。また部屋が狭くなるし、4mくらいだと音を吸いすぎてスタジオみたいになるかもしれません。 2.ただし、床からの冷えはかなり伝わるのでこの部分は何とかしたいものです。案としては、全面コンクリ打ちっぱなし、床はレベラーを流した後にオーディオ機器を設置する場所以外は、タイルカーペット(長岡鉄男もこうやってました)。 3.天井も断熱材は必要でしょうか? 遮音材ならわかりますが。可能なら、反射パネル(発泡スチロールで似非QRDスカイライン自作を推奨)を貼ると良いでしょう。 4.ドライエリアはどうなってますか。この部分から音が外に漏れます。ペアガラスでも二重ガラスでも防音は完全にできません。できれば雨戸かシャッターをつけたいです。
お礼
断熱材はローンの仕様で付けなくてはいけません。本当は硬いRCの上にスピーカを設置したいのですが。。。ドライエリアや窓はないのでその点は心配なさそうですね。ありがとうございます。
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
こんにちは。オーディオルームですか、羨ましい。 普通は一級建築士さんなら残響計算できる筈ですが、得意でない人もいらっしゃるようです。 でも『正方形ではありません』など残響計算では出ない対策までされているなら、経験を積まれた建築士さんかも。4mってフラッターエコーの起きやすいサイズなのです。これだけで評価高いかも。 普通に、グラスウール断熱材にボード張りで部屋の基本特性が計算できます。ボード裏の空気層の厚さやボードを支える補強材の入り方で特性は変わります。 天井や床も同様で、部屋内容積に対し、どの素材の表面積がいくらになるかで帯域ごとの部屋の吸音率を求めます。これが部屋の残響特性になり、好みに合うように表面材を変えて調整します。 下地がRCなので、引き締まった音(痩せた音)には成り難いでしょう。逆に籠もった音(豊かな音)に成り易いです。建築音響でやっておくべき事は遮音とこの低域の吸音(残響)でしょう。 建築士ではない私が過去に音響設計したのは最も小さい部屋で50m2ですので、参考にはなりませんが、部屋が小さくなる程計算が難しくなり、誤差も大きくなります。中高域は後からでも、カーテンをはじめ、吸音シートや吸音ボードで微調整できます。スピーカーをや家具を入れただけでも変化します。どうしても籠もりが取れなければオーディオ店の試聴室のように壁面いっぱいに使用しないスピーカーシステムを並べておくといった方法が有効だったりします。 音響設計を依頼されるなら、どのような家具をどのように配置したいか、まで相談されると良い結果に繋がると思います。4mx4mでは、ちょとしたことで容積と表面積が左右され、音響に強い影響がでますので。 建築士は一般に、家具調度品まで計算に入れることはしません。建材と違って計算に使用する吸音率データもありませんので、経験による勘を頼りに計算することになります。 とりあえず、後から音響を整える商品を紹介しておきます。 調音パネル http://jp.yamaha.com/products/soundproofing/acoustic_conditioning_panels/ SONEX吸音材 http://www.soundhouse.co.jp/shop/SearchList.asp?i_type=m&s_maker_cd=889 これらに処理できない音域の処理を中心に一般的建材で部屋作りをされるのが、最も安上がりで音の良い部屋に繋がると思います。 なお、建築士さんはご存知だと思いますが、主に放送スタジオに使われる穴あきボードは、アナウンスの収音に特化した特性なので、音楽を鑑賞する部屋に使うと芳しくありません。 まず無いですが、計算上音楽を聴く為にその音域をどうしても吸音しなくてはならないなら、適量使うのも止むを得ないでしょう。なぜか特性をわきまえず憧れだけで使う人がいるのですが、ことごとく失敗されてます。用途の誤用にあたりますが、意外に有る事例なので記しておきます。
お礼
こんにちは。 建築士が残響計算出来るのですね。ちょっと聞いてみます。色々素材を試して現場調節しないとむずかしそうですね。 穴あきボードはあまりよくないのですね、勉強になります。
椅子を置く ウォークマンにスピーカーを繋ぐ、オーディオルームの完成です。
お礼
私も同感で部屋のサイズがサイズですし下手に音響設計してしまうと、台無しになってしまうような気がします。それに通常の施工のほうが安くすみますしね。サイトのリンクもありがとうございます。ぜひじっくり読んで参考にさせて頂きます。微調整の部分も勉強になりました。ありがとうございます。