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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:残響時間の計算方法について)

残響時間の計算方法について

このQ&Aのポイント
  • オーディオルームの内装仕上げについて教えてもらった者です。今の考えている仕上げでの残響時間を計算してみたのですが、合っていますか?
  • 残響時間の計算方法や最適な残響時間について詳しい方に教えていただきたいです。
  • 残響時間は0.5541秒であり、部屋面積、室の容積、室の表面積、平均吸音率などを考慮して計算されます。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

<高音と低音では、最適な残響時間は、違うのでしょうか? 確かに最適残響時間は周波数によって変わるとされ、Knudsen & Haris の提唱でも、500Hzの最適残響時間のグラフに対して、他の周波数に対する補正値のグラフがあります。 しかし、多分に人間の感覚的なものが大きいと思います。そして、、室容積の大きなホールでは低音域の長目の特性が、小さなホールでは全周波数帯域で平坦な特性がよいとも言われます。 リスニングルームのような小さな部屋では、家具やソファなどが入れば吸音状態や反射面積が変わります。室容積が小さいだけにその影響は大です。 吸音がよくて無響室や録音スタジオのようになっては困りますが、あまり神経質にならず、あとはグラフィックイコライザやガラス表装の額等で、好みの音質や響きにするというくらいに考えてもいいと思います。

megume-gu
質問者

お礼

残響時間って、調べれば調べるほど奥が深い 事に気づきました。 とても詳しい説明ありがとうございました。 勉強になりました!

その他の回答 (1)

回答No.1

先ずは、大変な努力に感心しています。 さて残響時間を求める式ですが、提示されているのは セービン(Sabine )の式で、普通、残響時間の長い室に用いられるものです。しかし、簡単に求めるならこの式でもいいでしょう。 それぞれの材料の面積にその吸音率を掛けたもの、S×α を吸音力と言います。つまり、その材料面がどのくらい音を吸音する力(度合い)を持っているかということです。また、吸音率は同じ材料でも裏面の材料や周波数によって変わってきます。 今、提示された材料の吸音率が正しいものとして、計算されたものを見ていますと、吸音力の合計は S×α=14.818 セービンの式は 残響時間=定数×室容積÷総吸音力 ですから、 RT=0.161×50.96÷14.818≒0.5537 で、約0.55秒となり、計算は正しいことになります。 また、平均吸音率というのは、通常、α の上に-を付けた記号(アルファーバー)で、吸音率の α と区別します。これはアイリン(Eyring )の式や、ヌードセン(Knudsen )の式を使う時に必要になります。ちなみにアイリンの式で計算すると、約0.505秒になります。 材料の吸音率は周波数によって平均したものばかりではなく、高音域、中音域、低音域あるいは両帯域の吸音率が高いものなどがありますから、一つの周波数(例えば500Hz)で決め付けるのは危険です。 計画されている状態での各材料は、岩綿吸音板は中高音域、ビニルクロスは両帯域、フローリングは低音域の吸音に貢献すると思います。 天井が「岩綿吸音板、下地石膏ボードt.100、グラスウール24kg」とありますが、これでは吸音率がもっと大きいはずで、そうすると残響時間はもっと短くなると思います。  最適な残響時間は、広い部屋のデータはヌードセンが提唱しているものがありますが、リスニングルームのような場合のデータはありません。しかし、それをもとに推察すると、お聞きになる音楽の種類にもよりますが、0.75~0.95秒位になるようです。    

megume-gu
質問者

お礼

詳しくて丁寧な説明ありがとうございます。 500HZでしか計算していなかったので、他の周波数でもしてみます。 「岩綿吸音板、下地石膏ボードt.100、グラスウール24kg」 の吸音率もっと大きいんですね。調べてみます。 高音と低音では、最適な残響時間は、違うのでしょうか?

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