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作務衣と甚平の違いを教えてほしい。

一般に言われているののが作務衣は坊主服で、甚平は町人服というもの。 また上下の丈が短いものが甚平であるということです。 では作務衣を夏用に暑 いからと、肘下・膝下に詰めた場合はどちらになるのでしょうか? 外出先で「貴方が着ているのは甚平だ。甚平は自宅服なのでみっともない」 と馬鹿にされた場合を想定し、歴史と丈以外の構造で反論してください。

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  • bekky1
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回答No.3

#1ですが。 【ゆえに作業着から外出着として文化認知され、夏用にと改造した作務衣をもって「これがあるから作務衣であり、ないかものは甚平他である」という決定的な差異を知りたいのです。】 夏用に改造した作務衣が、体を見せる部分が多くなるという時点で、それは’作務衣’という核を失うからでしょう。 もともと、和服にまつわる格・核というのは、布地の面積、長さなどによるものが多いです。 もちろん、その材質も肝心ですが、長いか短いかそれが重要。 だからこそ、足軽の袴は短く、武士はながい。 同様にして、上衣として着用するのもの袖丈も身分によって、きまる。 作務衣も、材質がどうであれ、形がどうであれ、’短くする’という一点において、その資格を失うのです。 作務衣には基本、半そで短パンはない、なぜかというなら、坊主が寺で作業するに、坊主としての核を格を保持するためには、肉体をさらすと、ただの下男・寺男になるからでしょうね。 同じ’職場・寺’で下男はいわば甚平スタイルで庭掃除して、坊主は作務衣スタイルです。 昔ならね。 ジーパンは洋文化。 作務衣、ジンベエは和文化です。 長けりゃ涼しく切ればというのは、’和’では基本、’格’というものを踏まえるので、短くした段階で それは、作務衣としての本来の形から外れる。

ACHE
質問者

お礼

布の長短で格が決まる、思い当たる節がいくつもあり納得しました。 寺の例を用いて和服の核を大変わかりやすく解説していただきありがとうございます。 和服にとって丈も分類上重要な要素であり、長袖長裾ゆえに作務衣である。 また作務衣と甚平に丈以外の構造的な差異は「一切」ない。 このような結論を得ることができましたのでしばらく待って、質問を終了とさせて頂きます。

その他の回答 (4)

noname#181597
noname#181597
回答No.5

作務衣=作業着という原点に返れば、 肌を守るために肌を覆うロング丈が必要で、 動きの邪魔にならないように絞りが必要です。 (袂が邪魔で無くした。袖が捲れたり落ちたり邪魔で縛った) これに至って作務衣はほぼ完成ではないでしょうか? 絞りがない作務衣、袖と裾を詰めた絞りがある作務衣は、現代版の作務衣風和服ではないでしょうか? http://www.rakuten.ne.jp/gold/samue-dento/gallery/story09.html 現代版に至っては、レギンスとスパッツとタイツのように、作務衣と甚平(ハッピ)はメーカーが自由に決める事です。 (1)当初の質問、作務衣と甚平の違いは長さと絞り。 (2)作務衣を詰めた場合は、作業着の機能が失われる(肌を守れない)ので作務衣ではない。   作務衣風現代和服。(オリジナル甚平) (3)外出先ではオシャレ着を主張。

noname#181597
noname#181597
回答No.4

【作務衣】袖・裾に絞りがあります。 【甚兵衛】袖や裾に一切絞りがない筒状の仕立て http://iroha-japan.net/iroha/B01_clothes/15_samue.html 作務衣と甚平の違いなんて、モンペとステテコぐらい大差ありません。 どれも外出着ではありません。 作務衣とモンペの方が肌の露出が少なく、甚平とステテコよりは失礼でないだけです。 タンクトップよりTシャツの方がマシという感じです。 つまり、外出先で反論はできません。失礼を詫びるのが作法です。

ACHE
質問者

お礼

回答ありがとうございます 外出着の如何については下のお礼を参照ください。 作務衣の定義を袖・裾に絞りと書かれていますが、絞りがない作務衣はいくらでもあります。 仮に絞りがない作務衣が「正式には作務衣ではない」として、袖と裾を詰めた絞りがある作務衣はどう分類されるのでしょうか?

noname#190551
noname#190551
回答No.2

<では作務衣を夏用に暑 いからと、肘下・膝下に詰めた場合はどちらになるのでしょうか? それは甚平です。 袖や裾が短いか長いか、構造的にはその違いのみですから作務衣を詰めたものは甚平となります。 作務衣が年中着られるのに対して甚平は通常夏だけのものです。 作務衣には季節や用途に応じた様々な素材があります。 冬用には厚手木綿や紬やウール素材、さらにはキルティングの綿入りもあります。 夏用には涼しい薄手素材の綿や麻、絹もあるでしょう。 楊柳やしじら、縮みというのは織り方の名称でシボがあって涼しい夏向けのものです。 まあ素材は様々ですが夏用冬用があるわけです。 もし冬用の厚手素材の作務衣の丈を短く詰めたら?…厚手の甚平? その場合はあくまでも短い作務衣かなあ?と個人的には思います。夏用じゃないから。 まあ見たことはありません。あえて詰めて着る人がいればの話です。 <外出先で「貴方が着ているのは甚平だ。甚平は自宅服なのでみっともない」 と馬鹿にされた場合を想定し、 困りましたね。作務衣であれ甚平であれ外出着ではありませんので。 強いて言えば作務衣は作業着、甚平は浴衣に代わるリラックスウエアですから、それなりの用途で着るのが正しいでしょう。 作務衣は例えば工場や建設現場の方が着てる作業着にも似た位置付けで仕事着としてる方もいますので外出にも堪えると考えて差し支えないでしょう。 それに対して甚平はスウェットやパジャマの位置付けです。 まあとにかく反論はできません。そもそも愚問というものですので。 甚平はみっともなくて作務衣なら良いというシチュエーションがわかりませんもの。 ところでお寺のお坊さんが掃除などの作業をする時の文字通り作業着として用いるような作務衣にはおくみ付きのものが多いと認識しています。 おくみが付くと、これはもう明らかに甚平と一線を画した感がありますね。 前のあわせが深くなり着物に近い雰囲気となり、ちょっと上等な感じになります。

ACHE
質問者

お礼

回答ありがとうございます 作務衣が外出着であるという結論に至った理由は、ナンバー#1様へのお礼の通りネット検索の結果からです。 やはり季節の素材を除いては、丈の違いのみで区別される和服であり、それが日本文化なのでしょうか。 坊主と町人が現代目線では同じ服を着ていると考えると面白いです。

  • bekky1
  • ベストアンサー率31% (2252/7257)
回答No.1

【では作務衣を夏用に】 ??? 作務衣は作務衣として夏用があるのですが。 【外出先で「貴方が着ているのは甚平だ。甚平は自宅服なのでみっともない」 と馬鹿にされた場合を想定し、歴史と丈以外の構造で反論してください。】 コレの前提が、作務衣ならokで、ジンベエだとみっともないということを言いたいわけですか? それとも、坊主が着るなら、いわゆる作業着でも、フォーマル(?)で、 町民だと 材質の如何にかかわらず、自宅で着用すべき、下品だということを言いたい?だから、反論しろって? むかし、町民が絹の着用を禁止されたときに、絹紬が出来た。 元々は綿素材で作ったものを’絹’でつくって、いわば、逆にごまかしたのです、綿にみえるようにと。 だから、今でも、つむぎはどんなに高級・高価でも、フォーマルにはならないという、歴史がある。 【馬鹿にされた場合を想定し、歴史と丈以外の構造で反論してください。】 反論しろって、それは、作務衣ならよくて、甚平ならダメということを 反論しろってことでしょう?だけど、作務衣だってダメなんですよ。 甚平も、作務衣も、いわば、’自宅’できるためのスタイルです。 作務衣は、坊主が作業するために着る服であり、いわば、掃除するための作業着。 それ以外の時間は、坊主としての位に準じた坊主としての’制服’を着るべきで。 甚平は浴衣の簡略版ですから、女性なら、昔でいう、あっパパー(ムームー?)。 浴衣(女性用・男性用)は素材の違いだけですけど、甚平、作務衣はスタイルそのものが違う。 どちらにしても、人前で余所行き(?)として、堂々と着用すべきスタイルではないです。 いまは、どちらも、高級素材で作られていることも多いですけどね。 本来ならばということですが。 ジンベエなら、’しじら=綿・無形文化財’ 作務衣なら、’結城紬’などで、 素材に贅沢したところで、シルクのパジャマはパジャマというデザイン。 ・・・で、自宅で着るものという、もともとの設定は変わりません。 ちなみに、自宅は坊主なら、自分の寺であり、他所へ行くときには、作務衣で出るのはありえない。 よって、あくまでもその辺ちょっと、庭掃除のついでにとという、感覚でこそが、正しいとなります。 作務衣ならokというのが、間違いだと 【では作務衣を夏用に】・・・ですので、短かろうが長かろうが、アナタの前提がそもそもおかしい。

ACHE
質問者

お礼

まずは素早い回答にお礼申し上げます。 作務衣が外出NGとは意外でした。 まあ本来の用途を考えれば納得はできますが、ネットを検索して「甚平は失礼」とはあっても「作務衣は失礼」というページが一切なかったのでそのように考えておりました。 洋服の例で恐縮ですが、ジーンズのように作業着から外出に耐える衣服である文化が一般に根付いたのだと察します。 素材ところで少し混乱しましたが、甚平がしじらもしくは絹紬、作務衣は結城紬が使われているいう解釈でよろしいでしょうか? しかしながら絹やしじらに限らず、麻やおっしゃるとおりの高級素材まで様々な作務衣・甚平が見つかります。 すなわちシャツのように素材ではなく、形状によって衣服の分類がなされているということだと思います。 であれば作務衣が作務衣であり、甚平が甚平である衣服店が区別する素材以外の構造的な理由があるのだと考えました。 それは想像するに裏地であったり、裏ポケのような機能であったり、襟や袖の形状というような部分で違いではないかと。 例えば作務衣には袖を縛るヒモがついているものがあります。しかしヒモがない作務衣もありますので作務衣と分類さる決定的な構造ではないと判断しました。 夏用の作務衣は存じませんでしたが、少なくとも私にとっては夏用にと衣服を裁断する機会もあると考えます。 作務衣が作務衣である構造があるとして、それを残せば詰めようと裾上げようと作務衣になるのではないでしょうか? またジーンズの例ですが、ジーンズの丈をいくら短くしようと短パン長パンの違いだけで、それはジーンズ以外の何物でもありません。 歴史やスタイルをとうとうと説くことはできますが、構造が全く同じで素材が決まっていなければそれは第三者から見て「同じ服」であると考えます。 ゆえに作業着から外出着として文化認知され、夏用にと改造した作務衣をもって「これがあるから作務衣であり、ないかものは甚平他である」という決定的な差異を知りたいのです。

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