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三相回路:計器用変成器の2次側について
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- fujiyama32
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VTは変圧器の原理と同じです。 一次側の接続がΔ接続、二次側の接続もΔ接続としますと 双方の3相電圧の位相のズレはありません。 頭の中で考えるより、実際に自分で接続図を書くとより理解度が 高まります。 示された接続図を良く見ます。 3個のVTをΔ接続した図から1個取り除いた図に見えませんか? と言うことでベクトルは異なりません。 逆に言えば、ベクトルを変わったら正確な電力量が測定ができなく なります。 1)高圧回路の電力量を測定するには、VTとCTを使用して絶縁(低圧) する必要があります。 2)高圧回路の電源部(1、2、3)のベクトルとVTの二次側の端子 (P1、P2、P3)のベクトルは同じにする必要がある。 3)異なってしまっては正しい測定ができないことになります。 (注) 計器類は低圧用回路用に出来ていますので、高圧回路には直接接続 できません。高圧回路の場合は、VTやCTを使用して測定します。 なお、極く一部の測定器では高圧に直接接続するタイプの計器も あります。 VTやCTには製作上の問題から変圧比や変流比に誤差があります。 このため測定結果に誤差が生じます。 特に電力量の場合、電気料金の支払いに関係する用途では、電力量 計と組み合わせるVTやCTを一体として試験して、誤差がある一定の 範囲内にあることを確認したものを使用します。 変圧器でのΔ/Δ接続時の図を作成しましたので貼り付けます。 参考にして下さい。 また、その中の1台を取り外しますと、V/V結線となります。 上記の状態とPT接続との接続状態を良く考えます。 PTを3台接続した場合とその中の1台を取り外します。 この状態を考えます。 この接続図を一緒に貼り付けますと小さくなると思いますので 次の回答に貼り付けます。