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水に溶ける溶けない・・・とは?
38endohの回答
> 1. 水に溶けている状態と溶けていない状態とはどう違うのでしょうか? 溶けている状態 = 均一に分散している状態,ということです。不均一な分散やそもそも分散していない場合が,溶けていない状態です。 > 2. こんなので透明になったりするのでしょうか? 濁って見える(光が散乱する)には,非散乱物質が光の波長より大きい必要があります。可視光の波長は短いところで 400 nm 程度,水分子の大きさはその 1/1000 のオーダーですから,濁って見えることは決してありません。 > 3. わずかにしか帯電していない酸素や水素に引き離されてしまうのはなぜなのでしょうか? あれでいて水分子の分極は非常に大きいのです。O-H の部分だけで水素結合と呼ばれるくらいですから。 > 4.水に入れる物質が、δ-の酸素やδ+の水素よりも強く引き合う場合には、極性を持つ物質でも水に溶けずにいるのでしょうか? ハロゲン化銀など,イオン性結晶で水に溶けないものはたくさんありますよ。分散安定性は分極率だけでは議論できないと思います。 ちなみに #1 の方の, > 水にものを入れて溶けた状態では、体積が増えません というのは間違いです。体積は増えることも減ることもあります。「部分モル体積」をキーワードに物理化学の本などを調べて頂けると分かるかと思いますが…。
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補足
回答ありがとうございます。 > 1. 分散している状態を溶けている、分散していない状態を溶けていない状態というのですね。 > 2. 非散乱物質が光の波長よりも小さい事で透明に見えるのですね。 > 3. 4. 『水に入れる物質同士の引き合う力>δ-の酸素と+の引き合う力(δ-の水素と-の引き合う力) の場合は水に溶けない。 水に入れる物質同士の引き合う力<δ-の酸素と+の引き合う力(δ-の水素と-の引き合う力) の場合は水に溶ける。 但し、分散安定性は分極率だけで決まるものではないので、全てがこうなるとは限らない。』 と認識する事に間違いはあるのでしょうか?(大丈夫ですか?)