敬語の問題です

このQ&Aのポイント
  • 敬語としての働きが同じかどうかを確認するために、「謙譲語」としての「伺う」「まいる」を比較します。
  • 例文を用いて、「伺う」「まいる」がどのような文脈で使用されるかを考えます。
  • 「伺う」「まいる」はそれぞれ誰に対する敬語だと考えられるのか、具体的な例を通して考えます。
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敬語の問題です

「行く、訪ねる」の意味の「謙譲語」として「伺う」「まいる」があります。 例)a.これから山田先生のところに伺います。 b.これから山田先生のところにまいります。 一見似ていますが、敬語としての働きが同じかどうかを、次の方法で確認しなさい。 (1)次の各文の適否を考えなさい。適切な場合、聞き手はどういう人かを想像してみなさい。 c.これから例の悪徳政治家のところに伺います。 d.これから例の悪徳政治家のところにまいります。 e.これから弟のところに伺います。 f.これから弟のところにまいります。 (2)(1)から「伺う」「まいる」は、それぞれ、誰に対する敬語だと考えられますか。 (3)上のa,bは、それぞれ誰に対する敬語として使われていることになりますか。 という問題です。 微妙なちがいがいまいち理解できていません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
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回答No.1

「伺う」は謙譲語I、「まいる」は謙譲語II(=丁重語)と区分されます。 どちらも謙譲語であることに違いはありませんが、謙譲語Iは自分の行為の向かう先を立てる用法で、謙譲語II(丁重語)は話している相手への敬意を表わします。 a.これから山田先生のところに伺います。 は、「行く」という自分の行為の向かう先である山田先生に対して敬意を表わす表現です。 b.これから山田先生のところにまいります。 は、「(山田先生のところに)行く」という自分の行為を話している相手に対して敬意を表わす表現です。 これで大体ご理解いただけたと思いますが、 c.これから例の悪徳政治家のところに伺います。× d.これから例の悪徳政治家のところにまいります。○ e.これから弟のところに伺います。× f.これから弟のところにまいります。○ ということになります。 悪徳政治家や身内の弟に敬意を表わすのは不自然だということです。   

Naaacham
質問者

お礼

謙譲語にも種類があるのですね! すごくすごく分かりやすかったです^^* 本当にありがとうございました(^^)

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