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バブルを実感した国民の程度とあやかれた人は?
- バブル期についてテレビなどで報道されるように、全国民が好景気を謳歌していたわけではなく、私の家庭では影響はなかった。
- バブル期は物価が上昇し、一般社員の賃金は上昇しないため、給料の増加よりも物価の上昇の方が大きく感じられた。
- バブル期には外資系企業や商社、三次産業、中小企業の社員、そしてバブル以前から資産を持っていた人たちが恩恵を受け、労組や社内規則の影響が強い大手企業の社員はあまり恩恵を受けなかった。
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バブルを確実に体験しました。 なにか、特別のいい経験があったように誤解されているようですが、あんないやなことはなかった。 金が余っていますから、みな捨てたがった。 儲けが出ているならその分喜んで納税しようとする気持ちにならず、黒字を減らすために無駄な経費を使いたがりました。 外道のしわざです。 内部で片付くような仕事をわざわざ外注し、納品もしないうちに手付金を払いたがりました。 受け取りもしていないのにハンコはつく。検収の伝票は平気で発行しました。 貸し倒れになったりすると、ほとんど喜んでいるとしか思えない反応をしていました。 連日無意味な接待や宴会が開かれ、参加を強要されました。 体調に支障をきたすから嫌であっても不参加は論外でした。 これの何がいやだったかというと、達成感がないことです。 何かをして、工夫努力の末にようやく成功したというのは満足感があり幸福です。 それがバブル期は全くなかった。 やってもやらなくてもお金が動いたし、なにかすることを期待もされなかった。 これは責任を持たせられないということであり、責められもしないということです。 何ひとつしていないのに、私の仕事に対し会社に80万支払われたこともありました。 こんな、緊張もなければ快感もない時代が続くとしたら、世の中全員精神障害になったと思われます。 バブルがはじけることをとにかく自分の周囲は皆願っていました。 金を動かしている経営者連は、モータの無限回転みたいな状況になっていたようですね。 いま1億あったらそれを投資して2億にし、それを投資し4億にし、ということをしなければ不安だという世界。 でも税金だけは払いたくないから、黒字はすべて捨てようとするため、美術品の競売なんかに手を出す。 素人なのに不動産の地上げに手を出す。 金はわんわんあるけど、決して儲けているという状態ではありません。 これはほとんど病気の世界でした。 はじけまくって本当によかった。
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- goodmanmam
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悪い意味で体験しました ゴルフ会員権の高騰です 600万で買ったものが いまや50万です。もっともバブルの前は50万でしたから 元に戻ったと言えば その通りですが・・・。
- seble
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直接はあまりありませんが、金銭的に苦しい時に土地が売れたし、その時はさほど恩恵ではありませんでしたが、まあ、今の状況を考えればあそこで売った、売れたのは非常に良かったですね。3坪ですから大した額じゃありませんが、w 物価がそんなに上がってたかなぁ? 一部、投資するようなものはどんどん高くなっていたし、もちろん、土地はどうにもならないぐらい上がって、マイホームを夢見てた人はあせって高値づかみした人も結構いたようです。 逆に、都心に住んでいて、売って郊外へ引っ越し、崩壊で安くなってまた戻ったなんて話も結構聞きます。 損する人と、得する人と両極端だったんじゃないかな? 大企業は賃金水準自体が高かったですから(今もそうだけど)経済的には別に悪い訳では無かったと思います。儲かりはしなかったというに過ぎないでしょ。うちなんか大卒初任給なんてまったく関係ない世界でしたからね。 ただ、仕事がきつかったのは確かでしょう。狂騒といって良いような仕事の回り方でしょうから。 株は、買う気さえあれば誰でも買えましたよ。今みたいにネットでポチっとは無理ですが、銀行口座を開くのと同等に証券会社に口座を開けました。あとは金を振り込んで電話かパソコン通信かなんかで注文するだけの事です。 NTTの1次公開は崩壊前後だったかな?新聞であおられ、普通のOLでも申し込みした人は多かったと思います。抽選で倍率も高くなって結局買えない人ばかり。で、公開してどんどん上がりましたね。あれもバブルですな。一番儲けたのは放出した政府でしょ。二番煎じでJR,三番煎じでJTと、どんどん失敗していきますが、w 大企業なら社内持ち株会なんてのもありますから、絶頂期に退職した人は結構儲かったと思いますよ。60定年で40年近く積み立てた株数は相当なものになっていたはずです。 バイトも景気が良かったです。20年以上前にも関わらず、時給千円が当たり前。高卒でへたな就職をするよりも、バイトの掛け持ちでもした方が年収が高かったりしました。フリーターという言葉が生まれたのもあの頃かと。 とにかく労働市場は売り手市場で、今と全く逆。バイトの面接に行くと正社員になってくれと言われたり。 ヤオハンは週休3日にして人を集めたり、社員旅行が海外なんて当たり前です。私の兄弟なんか、勤めた会社は年2回香港旅行でしたね。 (もちろん全額会社持ち) 竹藪2億円事件もあの頃ですね。 山菜採りかなんかでヤブこぎしてたら札束採れた。しかも2回ありましたね。 あれから俺もヤブこぎしてますが、見付けたのは古雑誌と捨て猫ぐらいで、w ああ、でも考えてみると、俺自身はほとんど影響なかったな。株も始めたけどすぐに崩壊してくれたし、orz
国民の95%があやかれた。 >給料の増加よりも物価の上昇の方が大きく、ついていけないかった 正確に言うなら、 物価の上昇が大きいので、給料の増加はあまり感じられず、 それなのにどんどん新しい家電製品が現れ、それが買えないことは惨めに思われ、 教育レベルは上がり、子育て費用は高額となり、 つまり、世間で言われる人並みの生活に、何とかついて行くだけがやっとだった・・・では? お父さんだって、バブル前とは生活レベルが全然違う。 昔の生活には、もうとても戻れないはず。 実感できないのは、今の生活が当たり前にしか思えないから。