見ないふりでいいですよ。
ちょっとショックかな?…でもお兄ちゃんがいるのでわかると思いますけど、12歳くらいは性徴が高まってくる時期ですから、自分の中の「?」がどんどん出てくる時期です。
自分で自分にびっくりする時期ですね…これは女性でも同じですよね?。
男の子も女の子もあまり変わりないんですよ。
自分には強い興味をもつものです。
身体でも精神でも同じ…それでいろいろと「チャレンジ」したくなってくる。
そういう時期なんです。
これからは男の子には「夢精」という現象が起きます。
寝ているうちに射精してしまう現象ですが…なにがなんだかわからないので、酷い罪悪感に襲われる時があります。
「おねしょ」の、あの気まずさですね。
おねしょと同じく、射精にも快感が伴いますが、この「快感」というものは、ほぼ大体の場合「小さい頃から規制されてきたもの」ばかりですから、ある意味トラウマになっています。
まあ、実際に「自分でトイレに行け無い」というのは困りますし、規制はしなければ社会的に問題が出るのでするわけですが、それは反面「快感を抑制されている状態」でもあります。
そうやって人間は社会性とは何であるか、上下関係とは何であるか、という学習していくわけです。
ただその結果として「快感は罪悪だ」というトラウマも、ほとんどの子供は持っています。
ですからそれを叱るということは「悪いことをして、また叱られた」ということになってしまいます。
なるべくならばトラウマは避けたいところなので、この場合は叱ってはいけません。
夢精の場合もシーツや布団をこっそり拭いたりして処理しようとするでしょうけど
(わざと水で濡らすというケースもあったりするようですよ?)
納得できなくても「そうなの?」と知らんぷりをしましょう。
そしてもし、彼が自分で悩んで話したいと思っているならば、聞いてあげる事です。
「あー、そんなこともあるって、ご近所の方に聞いたわ、私!」とでも言って、全く罪なことではない、だれにでもあることだよ?とわからせてあげましょう。
でも、お兄ちゃんがいるから相談するかな?。
それだと簡単でいいんですけどね。
そのうちには「自慰」のきっかけになるようなこと
(勝手に勃起してしまい、そのうちに射精してしまう)
…も起きるでしょうけど、対応は同じです。
今がちょうど、子供と大人の境目なんですね。
見て見ぬふりが大事です。
部屋については…まあ、現実問題ですから仕方が無いでしょう。
どうにかしますし、なります。
あまり気をもまないでくださいね。