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海原雄山とハンバーガー

美味しんぼ第9巻ハンバーガーの要素にて、海原雄山氏は、弟子がハンバーガー屋として独立することに対して大変な激高ぶりでした。 世間には不味いハンバーガーもあるでしょうが、それは材料や調理法が悪いから不味いのであり、ハンバーガーだから不味いのではないと思います。確か本編もそういうシナリオでした。海原氏は人格はクズな部分もあるものの、そういった物事の本質を見誤る人物とは思えませんが、ハンバーガーの回ではそれにしても大変なキレよう、こき下ろしようでした。 で、疑問なんですが、彼はなぜ食べてもいないハンバーガーに対してあんなにもキレたのですか?ハンバーガーに何かされたのですか?他の巻に何か書いてありますか?

みんなの回答

  • daidou
  • ベストアンサー率29% (491/1687)
回答No.5

こんばんは 制作者の意図とか、色々あるんでしょうけれどね。 まずは、あの漫画の中の人物像として見てみます。 海原雄山は、意外と頑迷な部分があります 特に、自分が専門とする和食以外の料理分野においては、「この程度のものだ」と一旦思い込んでしまうと、それをなかなか改めようとしません。 しかし、評価するに足る現物さえ示されれば、直ちにそれを認めて、さらに向上させるアイディアを出せる。 そんなエピソードがたくさんあります。 顕著だったのは「冷やし中華」の時かな? 「究極の豆腐」の時もそんな性格が現れていましたね。 で、ハンバーガーの時の事ですが・・・ 雄山は「弟子がハンバーガー屋として独立すること」に対して激昂しました。 雄山の食に対するこだわりは並々ならぬものがあります。 食べる人のことを考え、その食材が最も美味しく食べられるように手を尽くす。 だからこそ、ときに粗末な食材であっても、客に喜んで貰える料理が出せる。 それが海原雄山の考える料理のあり方です。 山岡が京極氏に供した「ご飯といわしの丸干」など、雄山の意を得たものであっただろうと思いますし、 同じく京極氏を迎えての「鮎の天ぷら」対決の時にも、そんな考え方がわかります。 あの当時のハンバーガー屋と、雄山が考える食のあり方は真逆と言っていいでしょう。 食材の状態など関係なくマニュアル通りにアルバイトに作らせ、あまつさえ作り置きして置いたものを客に出す。 それがあの頃のハンバーガー屋の形態です。 おそらく、雄山の認識では料理屋の風上にもおけない存在であったのでしょうね。 そんな店を自分の弟子がやりたがっていると知れば、それは怒りもするでしょう。 自分の下で何を学んできたのか? そう言いたかったのでしょう。 もっとも美食倶楽部の料理人がそんな店をやるわけはありません。 思わず激昂してしまった雄山も、冷静になればそこがわかったのでしょう。 開店する前に視察に訪れます。 そして、かなりわかりにくい表現ではありますが、欠点のあることを指摘し、それを改良するようにアドバイスを残しています。 ハンバーガー自体を特に嫌い、否定してた訳ではなく 当時のハンバーガーショップのあり方を認めていなかった。 という事だったのだろうと思われます。

noname#177865
質問者

お礼

確かに改良するように誘導しているあたりは、雄山も冷静さを取り戻したようでしたが、最初のキレかたは尋常ではなく何かハンバーガーに恨みでもあるかのようでした。

回答No.4

その作品が、原作者の思い込みと利権のオンパレードですよ。無農薬の虫食いの野菜を平気で「安全」と描いたりね。 ハンバーガーの場合、業界トップの企業の当時のオーナーが、その作品に好意的でなかったことが大きいんじゃないかな。

  • coffeedog
  • ベストアンサー率53% (48/90)
回答No.3

化学調味料を加えまくった『ジャンクフード』の典型・代表みたいな食べ物だからでしょう。 特に当時(20年以上も前)は「ご当地バーガー」のような概念もなく、品質勝負のモスバーガーも定着していなくて、 早くて、気軽に、おしゃれに食べられるハンバーガーが人気を集めている(雄山風に表現すると“軽薄な”)時代でした。 原作者は前述のような当時の風潮も合わせ見て、 料理というイチ芸術分野と捉えている「美味しんぼの」作中で、 最高の美食家・芸術家である海原雄山に 「大量消費、利潤優先、添加物による味覚・文化破壊」の象徴としてハンバーガーを非難させ、 社会に警鐘を鳴らしたかったのではないでしょうか? 実際、良い材料で、パンとハンバーグのバランスも取れたバーガーは美味しいというエピソードでしたしね。 ただし、原作者の雁屋哲さんは、どうも「アメリカには食文化が無い」とさえ取れるほどの表現を他のエピソードでも作っています。 そういった原作者の個人的嗜好もあったのかも知れませんね。

noname#177865
質問者

補足

そういえば、ハンバーガー・フライドチキン・輸入米で日本人の味覚の破壊が完成する、みたいなこともいってましたね。

回答No.2

初期のころの海原雄山はいろいろな場面で傍若無人でしたよ。

noname#177865
質問者

補足

海原氏は傍若無人というかクズな部分はありますけど、本質の見誤るようなところは思い当たりませんが。それで過去に何かあったのかと。

  • RTO
  • ベストアンサー率21% (1650/7787)
回答No.1

思い込みの激しい老人という設定にしただけでしょ マンガなんだから キャラを立てないと売れないんです。 少なくとも大手チェーンのものが食事と言う名にふさわしくないエサなのは否定しませんが 時折食いたくなる不思議

noname#177865
質問者

補足

海原氏の思い込みの激しい部分の具体例ほかにあります?私は、本質をとらえているが人格はクズというイメージなんですが。

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