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イージス艦みらいが水中の魚雷を発見できた理由
アニメでCICで自らの艦に向かってくる魚雷を探知するシーンがありますが、レーダーは水の中を監視できないはずなのになぜ魚雷を発見できたのでしょうか。
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ソナー(音響探査機)の音波は空気中よりは早く伝わります。 魚雷も相当な早さで泳いできますので,敵艦との距離が近い場合には防御態勢が間に合いません。 敵艦の位置は相当遠方から確認出来ます。 『レーダーは水の中を監視できないはず』 これは誤解です。 電磁波は減衰は強いものの,水中でも伝わります。 予め敵艦の位置を知っていれば,ビームを強く,走査範囲を絞ったレーダーで監視していれば,音波探査とは比較にならない早さで,魚雷の接近を探知出来ます。電磁波速度も大気中に比べれば,水中では若干遅くなりますが,音波利用のソナーよりは格段に探知速度が速まります。 音波は水中での伝播速度は遅くても,減衰が少ないので,広範囲・遠距離の探査も可能です。 両者を組み合わせれば,広範囲・迅速な探知が可能になります。 なお,魚雷の速度は,水中の音波速度に比べてもかなり遅いものです。
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- rokometto
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マンガのトリコ読んでるならゼブラと同じ原理でやってるといえるんですけどね。 あと磁気で探知する方法もありますが、遠距離高速だとまだ難しいみたいですね。
お礼
ありがとうございます
- chie65536(@chie65535)
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魚雷は「推進装置」が付いているので、水中音響を増幅して探知をすれば、推進音が聞こえる。 ソナーを使えば、どっちから打たれて、どっちに進んでいるかも判る。 でも、奇襲で音響ホーミング魚雷を撃たれると、どんなに探知したって避けられない筈。 音響ホーミング魚雷に対処するには、偽音源を射出するか、機関停止して完全にスクリューを止めないといけない。 魚雷は高速なので、探知してからじゃ擬似音源を射出する余裕がないし、機関停止してもスクリューが完全に止まるまで時間がかかりますから、すぐには無音になりません。 ホーミングされると避けられないので、水面近くを推進して来るのを迎撃してぶっ壊すしか手はありませんが、通常、魚雷は、艦上から撃つ弾が届かない水深を進んで来ます。 残る手のうちの1つは「ギリギリまで引き付けておいて、当たる寸前に回避行動を起こして回避する」ですが、いきなり機関全速にしたって、艦はすぐには動き出しません。 残る手のうちのもう1つは「魚雷の推進剤が尽きるまで、必死で逃げ続ける」ですが、それは「ギリで魚雷をかわした後」じゃないと無理でしょう。 このように「発見出来ても手遅れな事も多い」ですよ。
お礼
回答ありがとうございました。 潜水艦は海の忍者だと自衛隊の番組でそう言ってたので忍者のように水中のものはまず発見されないものだとかってに勘違いしてました。
- e_16
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軍用艦なら戦前からソーナーと呼ばれる音響探査機を装備してますが?(^_^;
お礼
戦前からそんなものが存在していたんですね。 全く知りませんでした。 回答ありがとうございます。
お礼
レーダーでもわかるということですね。 わかりやすい説明ありがとうございました。