• ベストアンサー

ろうそくの炎の色はどうして芯が青くて外側が黄色いのですか?

ろうそくの炎は、温度が低いところは青く、高いところは黄色く燃えるという話は遠い昔に学校で習ったような気がするのですが、では、どうしてろうそくの芯のほうが温度が低いのですか・・? そもそも温度の低いところは青く燃えるというのが納得いきません。黄色く燃える炎の、さらに上方の透明な部分がいちばん熱いというのも、なんでなんや、と不思議です。 透明がいちばん熱い色なら、超高温のガスバーナーは透明な炎が出るんでしょうか。工場で使われているようなバーナーの炎は、たしか青白かったような気がするのですが・・。 どうかよろしくご教授下さいませ。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数9

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.3

ロウソクは,不完全燃焼で発生するススが光っています。ススの光る色は温度によって決まります(プランクの放射則)。具体的には,温度が高くなる順に「赤外→赤→黄→青」の順です。よって, > ろうそくの炎は、温度が低いところは青く、高いところは黄色く燃える は間違っていると思いますよ。 > どうしてろうそくの芯のほうが温度が低いのですか・・? これは,炎の内部が酸欠状態だからです。外気と接触できませんから。酸素がなければ燃焼が不完全になり,そのような燃焼では発熱も不完全になります。 > 温度の低いところは青く燃える 青く見えるとすれば,それはロウソクに含まれる不純物による輝線でしょう。プランクの放射則によると,黒体が青色に発光するには1万℃近い温度が必要であり,これは普通にはあり得ない温度です。なお,都市ガスが燃焼するときの青も,熱励起された低分子化合物(かその断片)からの輝線です(詳細は忘れました)。

shina_chikuo
質問者

お礼

すごくよく分かりました。感動です。 「プランクの放射則」ってなんかカッコイイ。 ご丁寧に、ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#6356
noname#6356
回答No.2

ろうそくの炎の分布については以下に詳しく出ています。 最も温度が高いような状態では、まぶしく強い白い光となります。(太陽のように)

参考URL:
http://www1.fuji-tokoha-u.ac.jp/~kihara/chem/fire/rou_ondo.html
shina_chikuo
質問者

お礼

たかがろうそくごときが、1400℃にもなるのですね。 さんこうになりました。ありがとうございました。

  • dora_0903
  • ベストアンサー率17% (27/157)
回答No.1

アレって空気の量と、物質(鉄とかナトリウムと・・・)によって左右されるんじゃなかったですかね・・・? (理科の教科書で見たような・・・w) 炎色反応で検索すると出てくると思いますよ・・・

参考URL:
http://www.tokyo-gas.co.jp/ghakase/dr02/dr02.html
shina_chikuo
質問者

お礼

教えていただいたサイト、とても参考になりました。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 【化学】ガスや蝋燭の炎は先のオレンジ色になっている

    【化学】ガスや蝋燭の炎は先のオレンジ色になっている部分より根っこの青色の部分の方が温度が高いというのは本当ですか? ずっと先のオレンジ色の部分が1番熱いと思っていたのですが、キャンプ系ユーチューバーが青色の部分の方が熱いと言っていて自分の自信がなくなりました。

  • 炎の色の違い

    お世話になります。 小学校2年生の息子に聞かれて答えられなかったのです。 「ろうそくの炎とか火事の炎はオレンジ色なのに、どうしてキッチンのガス台の炎は青いの?」という質問です。 ガスを使っていると青いのかな~と思ったのですが、ライターもガスを使っているのに炎はオレンジですよね? 私自身、理科で習ったかどうかも覚えていません。 化学の知識もまるでないのでできるだけ平易な言葉で教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

  • ガスコンロの炎と恒星の色

    ガスコンロの炎は赤い部分の温度が低く、青い所の温度が高かったと思います。一般にろうそく等の赤い炎は温度が低く、ガズバーナー等の青い炎は温度が高いと思います。一方恒星は赤い星の温度が低く、青い星は温度が高いと思います。「炎の色と温度」と、「恒星の色と温度」との間には関係があるのでしょうか、それとも偶然でしょうか?関係があるとすればどのような関係でしょうか?

  • ガスバーナーの炎の色について

    ガスバーナーの炎の色についてです. よく、「酸素が少ないとガスバーナーの炎は不完全燃焼により赤色となり、十分な酸素があると青色になる。」という説明がありますが、実際には何が青色光を発するのでしょうか? 不完全燃焼時には炭素が黒体輻射により赤色光が発されるのは理解できるのですが、青色についてはいろいろ調べましたがよくわかりませんでした。 宜しくお願い致します。

  • 無重力状態におけるロウソクの炎の色

    http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061012_candle_flames/ 上記のサイトで無重力下における記事を読みました。 そこで疑問なのですが、なぜ炎の色は青なのでしょうか?? 赤から青になることが理解できません。 >>ただし、地上で重力がある場合の対流による供給速度に比べれば、無重力での拡散による酸素の供給速度は小さいため、地上に比べて炎の温度は低くなり、また火炎の色も薄暗い青色になる。 >>炎の色についても青色だが地上に比べると低温になっている、ということのようです。 この記述ではイマイチ納得できません。 炎が青いということは、赤のときよりも高エネルギーの反応が起こっているということではないのですか?? でも対流は生まれてないから温度は低くなってるはず。 どういうことなんでしょうか?? リンクも切れてて検索してもなかなか良い結果が出ませんでした。 参考サイトなどもよろしければ教えてください。 よろしくおねがいします。

  • ろうそくの内炎からどうしてすすが出るのですか?

    先ほど教育テレビの「わくわく授業」を見ていました。 http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/jugyo/060416.html 内容はろうそくの炎についてでした。 ろうそくの炎って不思議ですね。 <手がかりとなる事実> 1. ロウソクは、炎心、内炎、外炎という3層に分かれている。 2. 明るく輝くのは内炎。 3. 内炎にはススが多く含まれている。 4. 一番熱いのは外炎。 5. ロウソクの芯に近い炎心では、気化したロウがそのままの状態で存在する。 (webより) 私も生徒と同じ不思議な気持ちになって、 炎芯ではろうを気化するためにエネルギーが使われ、 内炎では光を発生するためにエネルギーが使われ、 外炎では温度を発生するためにエネルギーが使われるのかなあと思いながら聞いていました。 何かが燃えると光エネルギーになったり熱エネルギーになったりするのかな、と(全然根拠なし) 授業で、「内炎は不完全燃焼でCがCOになり、外炎はそれがCO2になるので内炎と外炎では温度差がある」 と発表した生徒がいました。 なるほど、と思いました。 ところが聞いていた生徒から、内炎にガラスをかざすとススがつくので COじゃなくてCなんじゃないか?」と質問があり、発表した生徒もそれに答えられませんでした。 授業は謎を残したまま終わりました。 ろうそくの炎の中でどんな事が起きているのか、 続きを知りたいと思いました。 どなたか易しく教えてくださいませんか? ヒントだけで「後は考えてね」でも結構です。

  • ろうそくの完全燃焼と不完全燃焼、炎の温度

    小学生に理科を教えている者です。ちょっと欲張りで申し訳ないんですが、 ろうそくについていくつか質問させてください。 (1)ろうそくにおける完全燃焼と不完全燃焼 まず、完全燃焼と不完全燃焼の定義からになってしまうのですが、あるサイトを見たら、完全燃焼とは「可燃物の各成分がすべて完全な燃焼生成物になる燃焼」と書いてありました。 つまり、ろうそくにおいては、 炎心、内炎は燃焼しきっていない途中の段階なので「不完全燃焼(している)」、 外炎での燃焼を「完全燃焼(した)」と言ってしまってよいのでしょうか。 (2)ろうそくの外炎・内炎・炎心の温度 少し古い参考書では、それぞれ1400℃、1200℃、1000℃ぐらいと書いてありました。しかし、実際に測定された方のサイトなどを見ると、外炎はだいたい1400℃ぐらいで、内炎と炎心の温度はもうちょっと低いと書いてあります。どのデータを信用していいものでしょうか。 特に気になるのが、炎心の温度です。炎心では、まず気体になったろう(炭素や水素の化合物)が燃焼しますが、酸素と触れにくいので一酸化炭素などが発生したりすると聞きました。しかし、一酸化炭素の発火点を調べると、600℃ぐらいとありました。もし炎心が上に書いたように1000℃ぐらいだと、発生した一酸化炭素もそのまま燃焼して二酸化炭素になってしまう気がするのですが、この考え方は間違っているでしょうか。 一度に複数質問して申し訳ないのですが、皆様の知恵をお借りできればと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • 緑色の炎を見たことがないのはなぜ?

    お世話になります。好奇心から質問です(Web検索したのですが答えが見つけられませんでした)。 一般に可視光領域の電磁波は、波長の長い順に「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」色に見えます。 一方、発熱体(例えば炎)の色は、そのエネルギー(絶対温度の4乗に比例)が電磁波として放射されたものが見えているという認識です。 そうだとすると、低温の赤い炎と高温の青い炎の中間に、緑色の炎もあってよいのではないかと思うのですが、 見たことがありません。 理由がわかる方、ぜひ教えてください!

  • 炎について。

    ライターがつかなかったとき、昔の理科の実験を思い出しました。(笑) 炎って、赤色より青色の方が温度高いんですよね? また、着火部より炎の上の方が温度たかいんですよね?  素朴な疑問ですが忘れてしまったため、回答をお願いします。

  • 赤熱反応と炎の色について

    炎の色と赤熱反応について検索したところ、下記の記載内容を確認しました。違いとしては炎はそれ自体の色でしょうが、赤熱反応は物体が発光する色という理解で間違いないでしょうか?(色が同じなら炎、物体問わず同じ温度域という印象が強いのですけれども。) 『炎は一般的なオレンジ色の他、様々な色に変化することがわかっています。 一つは温度の高さによって色が変化する現象「色温度」。 色温度は赤色が最も低く約1500度、黄色は約3500度、白は約6500度、青は約10000度〜と変化していきます』と記載がありましたが、 赤熱反応については、『「赤熱」は、600〜800℃に加熱したとき物体が発光する色に由来しています。赤熱反応とは、その温度域での反応を意味しているものと思われます。物質を暖めると周囲に電磁波を放射します(熱輻射)。熱くなるほど電磁波の波長は短くなります。 600℃を超えたあたりから電磁波の波長が可視光の領域(赤外線〜赤色に相当)に入り、目で見えるようになります。温度を上げると、更に波長は短くなり、900〜1000℃ではオレンジ色、1100℃では黄色にみえるようになります。さらに高温になると、白く輝きます(白熱)。』