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文字・単語群を並び替えて未知の文を生成できるのか?
- 文字・単語群を並び替え、繋ぎ合わせていけば未知の文が生成できるのか?世界中の文学作品を網羅し、新たな文学形式に到達できる可能性はあるのか?
- これは五七五の俳句の場合を例として考えましたが、数学の並べ替えの要領を使えば、すべての俳句を網羅できる可能性があります。同様に、長文の作品やアルファベットや漢字で構成される文学作品も網羅することができるのでしょうか?
- 現在、スーパーコンピュータやAIを活用してこのような研究が行われているのか気になります。文学の発展に限界はあるのか、近い将来新たな文学の形式が生まれる可能性はあるのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
ご質問さんのいうランダムでの試みは、私の知るかぎり、2例しか成功していないです。 数学上の難問で、すべてを網羅して回答を導いた有名な命題に、四色問題 があります。 このケースだと、網羅する ことよりも、網羅したか ということの証明と、網羅した後のすべてのパターンが満たされているかの確認が大変だったみたいです。ご質問のように、当時最新のコンピュータの力があって、できた証明です。 で、ランダムや網羅でない方法での成功は、コンピュータチェスですね。私の子ども時代に、ボビー・フィッシャーというチェスの天才的なチャンピオンがいました。この人は変人で、でもチェスは強く、コンピュータは全く相手になりませんでした。 この人の後、フィッシャーの試合放棄でチャンピオンになった人が、初めてコンピュータチェスに負けます。 今では、人間よりコンピュータの方が強いのは当たり前になりました。ここ数年、将棋でも(元)プロ騎士の人が負けるようになりました。 このコンピュータのアルゴリズムは、ランダムや網羅ではありません。 四色問題でもキーになった、評価、解釈のロジックをどうとるかなんですね。 ランダムかつ網羅の成功例の私が知っているもうひとつは、ハーレクインロマンスです。文字列ではなく、設定で、ご質問者さんと同じ発想をして、出版社のビジネスとして成功しました。
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- tiltilmitil
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「猿がデタラメにタイプライターを叩いてシェイクスピア全集ができあがるか」というのが古くから言われていて、実際に計算してみるプロジェクトもあります。 http://gigazine.net/news/20081003_infinite_monkey_theorem/
お礼
私と同じようなことを考えてる人は昔からいるんですね 御回答ありがとうございます
- TooManyBugs
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同じ文字を何度でも使えるのだからn!では有りませんね。 >n!×400×100通りで(漢字変換で多少の文字数の減少はあれど)全ての作品が出揃うことになる n^(400×100)ですね。 コンピュータで生成そのものは出来てもその中から文章になっているものを抽出して既出のものを排除しさらに文学性の有るものを選択するのは今のところ人間がしなければならない。 俳句程度の長さであればそのような試みも行われていますが後の作業を考えると人間が創作した方が効率的と言うことですね。
お礼
言われてみれば、 文学性と言い出すと言葉の裏に秘められた時代背景とか 微妙なニュアンスとかを汲み取らなければいけませんからね 御回答ありがとうございます
お礼
成功することは極めて難しいにしても、 昔から研究されてきたようなテーマなんですね 御回答ありがとうございます