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優待のある銘柄はTOPIXよりも利回りが高い?
- 日本株出来高の半分程度は外国人の売買だったと思います。しかし、外国人には優待の提供がありません。
- また、国内大手投資家も個人のように一単元だけ長期で保有という買い方ではないと思います。
- 個人で、優待利回りがほどほどに良い目柄を一単元だけ複数の銘柄で買い自作ETFなど作った場合、TOPIXを常にアウトパフォームするようなポートフォリオになりますか?
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一概になんとも言えないと思います。TOPIXという指数は東証1部全1682社の時価総額(株価×発行済み株式数)を、1968年1月100として、今何倍になっているかを数字にしたものですよね。10/30現在 733.46なので、この44年で約7.3倍です。 昨年年末(大納会)のTOPIXは728.61→10/30は733.46。今年に入って+4.85(約+0.67%)。予想配当利回りが2.56%です。 単純に200万円株を買ったとして、上記の数字を当てはめると、 昨年年末 2.000.000円→10/30 2.013.400円(+0.67%) 配当金51.200円(2.56%)で、合計2.064.600円(+3.2%)になります(売買手数料や税金は考慮していません)。これが平均点になります。 そして1例で数銘柄(1単元)を上げると、 ソフトバンク 昨年年末 226.700円→10/30 250.800円(+10.6%) 配当金4.000円(1.76%) 優待1.960円(ホワイトプラン2カ月無料)で、合計256.760円(+13.3%)。 クリエイトSD 昨年年末 158.300円→10/30 213.500円(+34.9%) 配当金5.000円(3.2%) 優待4.000円(買い物券)で、 合計222.500円(+40.6%) タケダ薬品 昨年年末 338.000円→10/30 366.000円(+8.3%) 配当金18.000円(5.3%) 優待なしで、384.000円(+13.6%) という感じで平均点を大きく上回る銘柄があるかわりに、大きく下回る銘柄も存在します。優待の有無はそれほど影響ないと思います。 さらに利回りの計算は配当金÷株価ですから、業績が悪くて株価が下がれば配当利回りは上がります(極端に業績が悪いと減配や無配の心配もありますが)。株で損して配当や優待をもらってもという状況もあります。 >個人で、優待利回りがほどほどに良い目柄を一単元だけ複数の銘柄で買い自作ETFなど作った場合、TOPIXを常にアウトパフォームするようなポートフォリオになりますか? 結論で言えば、1682社の中から数社をしっかり選べば可能だと思います。
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- habataki6
- ベストアンサー率12% (1182/9781)
優待って 保証されているものではありませんよ 企業の都合でどうにでも変えられて しまうし オーナが変更されるだけでも 大きく削減されてしまいます 日本特有の 制度にすぎません。
お礼
回答いただきありがとうございます。 それを言うのであれば、株式市場に保証されている物など何もありませんよ。。。 配当の変更も優待の変更も同じくらい不安定だと思っています。寧ろ、配当は業績不振の場合出すことが法律で禁止されていますが、優待はそう言ったことが無く、しかも、上場を維持するには一定数の株主も必要ですので、無配の会社でも比較的継続しているイメージです。そのため、らかというと、配当よりは安定しているのではないかと思います。また、アメリカですと有名なところはスタバなども同じ様な制度があるらしいです。
- qazwsx21
- ベストアンサー率32% (1286/3939)
そういう歪みは、すぐに修正されるので、そうはならないです。 別な言葉でいうと、素人の思いつきで勝てるほど甘くないです。 機関投資家が100万株買って3000円の優待品をもらったら、どのくらいパフォーマンスが上がるのだろうか? 投資にはフリーランチ(ただ飯)はないと覚えて下さい。
お礼
回答いただきありがとうございます。 例えば、機関投資家が10万株買っても3000円の優待(換金に人件費が必要であれば無視した方がいいでしょう)です。また、基本的に海外在住者には優待がでませんので、そもそものスタートラインが不利です。 しかし、個人が、1000株(10万円分)買っても同じ3000円の優待が貰えます。個人の場合、そのまま使ってもいいですし、暇な時に金券ショップに持ち込んでもいいでしょう。 つまり、10万株買う人はこの歪みを気にしていない(気にできない)。 しかし、ここで個人投資家が、1000株ずつ、同じように美味しい優待のある銘柄を、100銘柄買った場合、機関投資家のパフォーマンスを上回るのではないかという話です。 もっと分かり易い例で言えば、ETFと言う物がありますが、これには、配当金はあっても、優待は無視されています。しかし、ETFと同じ銘柄を個人で買えば、優待分は利回りが高くなります。 更に、優待のでない銘柄だけは買わないようにすれば、更に利回りは良くなるのではないか?という話です。 つまり、マス効果により逆フリーランチがあり、普通に投資したらフリーランチとなるという話です。
- kuroji
- ベストアンサー率53% (7/13)
以前、某銀行で資金運用をしてました。 目のつけどころは悪くないとは思いますが、機関投資家は配当利回りはともかくとして 株主優待についてはほとんど考慮しません。 電子化以前は名義書換さえしない人も当たり前にいましたから。 (なので時々権利確定日に売却したのに優待券が送られてくることさえありましたよ) 仮に投信なんかでは「株主優待券」があっても現実的に投資者へ配るわけにもいきませんしね。 個人レベルでは優待券欲しさに投資する方もいるでしょうけど、市場全体の中の割合はやっぱり 少ないでしょうね。 株価は優待券には興味がない方の影響が圧倒的に大きいですから、TOPIXであれN225であれ アウトパフォームするかどうかは「わからない」が正解だと思います。
お礼
回答いただきありがとうございます。 実際に運用されていた方のお話参考になります。 そう言えば、昔、名義書き換えせず、何年間も優待を貰い続けたという話を聞いたことがあります。そう言ったわけだったのですね。 また、極端に配当が高い物は怖いですが、常に年利2%アウトパフォームするだけでも、長期投資ですとかなりの先になりそうですからなぇ・・・ ただ、私が思いつく程度の方法ですので、既に雑誌とかでも取り上げられていそうですし、どなたかある程度系統だって解析した人などいない物でしょうかねぇ・・・
お礼
回答いただきありがとうございます。 優待の有無にかかわらず、数個選ぶだけでは、TOPIXには連動しないと思います。 TOPIX構成銘柄から、財務など一切関係なく(必ずしも連動しないため。寧ろ、サプライズで上がることもある)個別の動きには左右されない数を選ぶ感じです。また、もし、上がりそうな銘柄をしっかり選ぶことができれば優待利回りではなくても良いですので(^^;少なくとも、プロが選んだアクティブ投資ファンドと、指数連動型パッシブ投資型では、指数投資型の方が利回りは高くなるらしいです。 極端な例で、もっと範囲を絞って単純化して考えますと、ANAなど機関投資家も良く売買する銘柄だと思いますが、今では優待利回りだけで9%もあります。 例えば、もし仮に、航空関連ETFや投資信託というものが存在していた場合、1単元持っている人と100万単元持っている機関投資家では無視できない利回り差が発生するのではないかと思うのです。 ただ、思うには思うのですが、あまりこれを真面目に考えてまとめている人がおらず、優待の廃止なども多く、実際はどうなのかなぁーと思っています。 数千万円程度の予算の場合、下手にETFや大手個別銘柄(JALや東電など資産株として大量に保有して損した人も多いらしいです)を重点買いするよりも、優待銘柄だけに的を絞って分散投資した方がかなり利回りが高いのではないかと・・・