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電流計と電圧計の内部抵抗がある時と無い時の比較

電流計の内部抵抗Ra、電圧計の内部抵抗Rbとする。 図のような回路がある。 内部抵抗が無視できる場合とできない場合を比較して値がRである抵抗を測定した時の誤差率をRa、Rb、Rを用いて求めよ。 自分で解いてみたら、値がRである抵抗を測定と書いてあるので、真値をRとし、内部抵抗を含む回路の合成抵抗Rxは、 Rx = Rb(R+Ra)/(R+Ra+Rb) となるので、誤差率は、  [{Rb(R+Ra)/R(R+Ra+Rb)}-1]*100 (%) となったのですが、あっているでしょうか? よろしくお願いします。

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質問者が選んだベストアンサー

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  • Tann3
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回答No.2

 No.1です。前のご質問が取り消されたようなので、こちらに書きます。  今回のご質問では図がなくなってしまいましたが、前のご質問の回路図に即して回答します。  まず、内部抵抗が無視できる場合の電流計、電圧計の測定値をI0、V0とすると、抵抗値は   R0=V0/I0 と計算されます。このうち、V0は電源電圧Vに等しく、電流I0は抵抗Rに流れる電流ですので、   R0=V/I0=R となります。  ここでR0と書いたのは、抵抗値Rが分かっているわけではなく、電流計と電圧計の測定値から計算して求めた抵抗値、という意味です。これで計算した抵抗値R0が、正しくRに等しくなる、という意味です。  次に、内部抵抗が無視できない場合です。  このとき、電源から出た電流は、電流計を通るIaと、電圧計を通るIbに分かれます。このときの各々の電流は、   Ia=V/(R+Ra)   (A)   Ib=V/Rb となりますね。  この場合、電圧計の計測値は、結局Vb=V になります。電圧計は、結局のところ内部抵抗Rbの両端の電圧値を測定していることになるので。  また、電流計の測定値はIaとなります。  従って、計算される抵抗Rの値R1は、(A)を使って   R1=Vb/Ia=V/Ia=R+Ra となります。  従って、誤差は    誤差=(測定値)-(正しい値)= R1 - R = (R+Ra)-R = Ra  正しい値Rとの比率を「誤差率」とすると   誤差率=誤差/正しい値 = Ra/R となります。(%表記にするなら、×100とする)  Raが無視できるほど小さいとき(電流計の内部抵抗がゼロに近いとき)、誤差率はゼロに近付きます。  この場合には、電流計の計測する電流値は、抵抗Rを流れる電流に等しいので、電流に起因する誤差はなく、電圧計が測定する電圧が抵抗Rそのものの電圧ではなく、電流計の内部抵抗Raを加えた抵抗値に対する電圧であることが誤差の要因なので、誤差の中にRbは出てきません。  以上がご質問の回答です。  応用問題として、質問者さんが前の質問で出された「電圧計のプラス側を、電流計のマイナス側(抵抗Rに近い側)に移したらどうなるか、という問題ではどうなるでしょうか。  この場合は、電流は電流計の後で2つに分かれますので、電圧計は抵抗Rの電圧を正しく計測しますが、今度は電流計が抵抗Rの電流ではなく、抵抗Rと電圧計の内部抵抗Rbとに分流した電流の合計値を計測することになります。  根気よく計算してみると、   誤差率=(RRa+RaRb)/(RRa+RRb+RaRb) となるようです。ご自分で計算してみて下さい。(急いだので間違いがあるかもしれませんが)  抵抗と電流の分岐を図に書いて、各部分の電流、電圧を求め、電圧計と電流計がどの値を測定するか、その測定値に基づく    (抵抗値R’)=(電圧値)/(電流値) が、真値Rに対してどれだけの誤差になるか、を計算してみてください。ちょっと根気が必要ですね。

sakuramaimai
質問者

補足

問題に、R、Ra、Rbを用いて表せとあるのですが、Rbを使わなくてもよろしいのですか?

その他の回答 (2)

  • Tann3
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回答No.3

 No.1 & No.2 です。  No.2の後半の件(電圧計のプラス側を、電流計のマイナス側に接続)、やはり計算間違いをしていたようです。失礼しました。  ゆっくり計算をしてみたら、   誤差率= R/(R+Rb) という単純な式になりました。  この場合、電圧計は抵抗Rの電圧そのものを測定しますので、誤差は電圧計の内部抵抗Rbに分流する電流に起因する、というしごくもっともな結果です。  RbがRに比べて大きくなれば誤差率は小さくなり、Rbが無限大になると誤差率はゼロになります。

sakuramaimai
質問者

お礼

度々、ありがとうございます。

sakuramaimai
質問者

補足

抵抗にかかる電圧はなぜVbになるのですか?電流計の内部抵抗による電圧降下を考えなくてもよいのですか?

  • Tann3
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回答No.1

 合成抵抗を求めただけでは、誤差そのものにはなりません。従って残念ながら「あっていません」。  この合成抵抗に電源から電流を流したとき、電流計、電圧計にはどのような値が測定されるか、その測定値から     抵抗値=(電圧値)/(電流値) で計算したとき、本来のRに対してどれだけの誤差になるか、という計算をしなければなりません。  先のご質問の回路構成の図であれば、誤差率は実はRbには関係しません。  回答はそちらに書いておきますね。

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