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カブトムシの幼虫のケースにマットを追加する際の注意点と周期について
- カブトムシの幼虫のケースにマットを追加する際の注意点と周期についてまとめました。
- 幼虫のケースにマットを追加することはやんちゃな行動なのか、それとも自然の環境に近いと言えるのかについてお答えします。
- さらに、このケースの手入れをする場合、どのくらいの周期で行うべきなのかについてもご説明します。
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>たぶんカブトムシの幼虫だと思います。 さぁ、どうでしょうねぇ? これがカブトムシ2令幼虫です。私の懐かしい回答ですが。カブトムシ幼虫は頭が黒褐色なのが特徴です。 http://okwave.jp/qa/q5259621.html これがコガネムシ3令幼虫です。頭はオレンジです。 http://okwave.jp/qa/q5261665.html 見分けがつくでしょうか? あと、カナブンやハナムグリなら、地表に出すと背で這い回ります。 頭の横幅が1cmくらいあるなら、間違いなくカブトムシ3令幼虫です。 カブトムシ以外の昆虫なら、その環境のまま、水分が乾くのを防止するためにビニールでもかぶせておけば、羽化してくれるでしょう。水分量は強く握っても水が滴り落ちない程度で、軽く握っても形は出来てくれる程度です(カブトムシも同じ)。後から霧吹きするというのは、加水しすぎで底から腐ってくる可能性があるのでお勧めしません。 自然に近い温度でないと時期外れの羽化となり、扱いが難しくなります。成虫の場合、コガネムシ、カナブン、ハナムグリにも色々あり、何をエサとすべきなのかを特定するのが難しくなるし、温度も保持しなければならないし、真冬に野外に逃がすのも無責任でしょう。屋内の冷暗所くらいが相当でしょう。ケースで外気温は厳しすぎますから。 カブトムシだった場合。 マットの全交換は幼虫にとって大変な苦痛を伴うものです。カブトムシは土中に自らの体内から出した共生菌をはびこらせています。この共生菌がマットをおいしくするのです。カブトムシは共生菌の無いマットに置かれると、まずフンをブリブリ出して体重を減らし、マット内に共生菌をはびこらせてから、食べ始め、体重が回復するのに約2~3週間かかります。マット内が広大で単頭飼いだった場合は、もっとひどいもので、3令幼虫なら、ほとんど成長の無いまま小さな成虫となる可能性もあります。 そこで、マットは全交換してはいけません。常に共生菌を残しておかねばならないのです。 つまり、上からマットを足すというのは「やんちゃ」ではなく、「そうでなくてはならない」ということです。 マットの深さは12cmくらいないと、蛹になる時に蛹室(土マユ)という部屋を作りにくくなり、体力を消耗します。つまり、現在の状況からマットを、かさが12cmくらいになるまで足せば良いということです。 30×40×20はかなり特大ケースです。10匹代の3令幼虫なら同居も可能だと思います。1~2令の場合は共食いが起こるので気をつけて下さい。1~2令の場合は200ccくらいのカップに小分けしておき、3令(頭の幅が1cmくらい)になったら、再び同居させてもいいでしょう。3令になると共食いはぴたりと止まります。 エサ交換は、市販の安いマット(ダニ防止、消臭などは避ける、幼虫にとって毒素≪タンニンなど≫が混入している可能性がある。)であれば、あまり喰いは進まないので、そのまま6~7月の羽化まで持って行けます。もっとも、中サイズの成虫になるのがやっとだと思いますが。乾燥防止のためにラップなどをして、空気穴をちょこっと確保してください。 値段の高い栄養価の高いマットは、喰いが良いので、様子を見て、ほとんどフンになってしまったら、フンとエサの残りを分離して、エサの残りを底に戻し、新しいマットを上から継ぎ足します。 マットとフンの分離は、大きな洗面器にマットを出して、チャーハンを振るような動きでフンだけ下方に転がして行けば分離出来ます。 温度は室内常温くらいが森の土中に相当します。 数か月に一度様子を見て実行すれば問題ないでしょう。
お礼
ご紹介いただいた過去のお答えを拝見させていただきました。 コガネムシの幼虫のように細長くないので、間違いなくカブトムシだと思います。 お答えをいただいて早速、そのままマットを追加しておきました。 マットの手入れも数ヶ月ごとで良いとのこと、手入れ方法もご教示くださり、アドバイスありがとうございました。 共食いだけがちょっと心配ですが、近いうちに調べてみますね。 それでは、ご回答ありがとうございました。