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将棋、チェス、囲碁の面白さの違いは?
大人なのですが、これから将棋、チェス、囲碁をいちから学びたいと思っています。 そこで、この3つのそれぞれの面白さや特徴を教えてください。 よろしくお願いします。
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補足質問を拝見しました。 > 将棋はそれぞれの特徴あるコマを使って、王様を攻めるのがとても戦略性が高いように 囲碁に乗り換えた人間の意見ですので、将棋を好まれる方には違う意見があろうかと思いますが、将棋は「戦略」というより、狭い戦場での「戦術」のゲームだろうと思います。 ハラハラドキドキしながら、その戦場で勝つか負けるかを競うゲームです。 それに対して囲碁はまさに「戦略」の問題です。広い盤面をどう使うか、どこでどう譲っていいのか、どこは譲れないのか、どこの戦いは放置できてどこが急がれるのか、まさに「世界戦略」なのです。 分かりやすい例でいえば、プロ棋士の間でも、地に辛いといわれるタイプと中央志向のタイプとがあります。 前者は一歩一歩領地を確保するのが好きなタイプ、後者は始めは領地などありませんが、終盤にさしかかると盤の中央に地ができてきます。 また、あちこちで石が生きるか死ぬかを争う「戦い」をするのが好きなタイプと、戦いを避けて穏やかに打ち進めるタイプがあります。 昨今のアジア情勢で言えば、韓国は急戦タイプ。勝ち負けを考えず、強引に戦いを挑んでいます。将来、北朝鮮を合併して資金が必要になったらどうすんだ、日本と絶縁していていいのか、というようなことは考えず、「いま勝つ」ことしか考えていない。 日本は相手をいなし、かわし、徹底的に戦いから逃げるタイプ。鳩山元総理のように度が過ぎると、地を荒らされて大敗北必至。 中国はその中間。ベトナムだのインドネシアだの彼方此方で小競り合いを繰り返ししながら、着実に他国の地を荒らして来ています。 それぞれの国の世界戦略の有無、方針の違いですが、それを盤面上でやるのが囲碁です。
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- gungnir7
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手の広さ(変化の激しさ)は囲碁>将棋>チェス 覚える年齢も囲碁>将棋>チェスの順で年長者に易しい(優しい)です。 こういう質問は本人の年齢や目標、目的に大きく左右されます。 将棋やチェスは一手一手のエネルギーが大きいので若い人向きです。 その激しさが若い方にはたまらない魅力なのです。 ある程度年齢がいってからだと若い方から虐められます。 しかし、囲碁は手が広いので、その惨めさからは解放されます。 ゲームとして刺激性を求めたければチェスや将棋、 おだやかに何か頭脳ゲームとなれば囲碁になるかと思います。 囲碁は形成が相当に強くならないと形勢が一目では分かりません。 ネットなら問題になりませんが、リアルでは石が変な位置に動いているなど日常茶飯事です。 石の数が多く、終局の判定もちょっと時間がかかりますので、その点がマイナスです。 はっきりいってどのゲームも若手とは受験勉強ばりの努力が必要ですが、 それさえ求めなければ、同じ実力同士で楽しむこともできます。 先ほど、囲碁は年長者に優しいと書きましたが、 プライドの高いお金持ちの社長さんは囲碁をやる傾向があります。 つまり、それだけ囲碁クラブが儲かっているという実状で 営業職では囲碁をやられる方もちらほら居るとか。 だから、本人の年齢や目標、目的に大きく左右されるのです。 一度、現状を検討してみてから、何をされるのか決めればいいと思います。
- matyrcry
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将棋とチェスは同じようなものですから、近場で遊び相手を探すなら迷わず将棋を。 天地(向き)がある戦争ゲームで8種類(チェスは6種類)の駒の並び方による 必勝パターン(定石)がいろいろあり、それを覚えた数が実力のバロメータ。 囲碁は白と黒のコマで盤面を切り分ける陣取りゲーム。 駒の初期配置がなく広い盤面に自由に置けるので掴みどころのない感じですが、 駒は一種類しかないので相手駒と接してごちゃごちゃっとしてきたところからは 定石による詰めの勝負になります。 共通点として、 1)2人対戦で 2)運の要素がなく 3)覚えた勝ちパターンに先に気づいて誘導したほうが勝ちで 4)割とはっきりと勝ち負けが決まる 重い(プレイ時間が長く考え悩む要素が多い)ゲームですね。 端的に言えば、遊ぶのは簡単だが、勝つには長時間の勉強と実戦経験が 必要なゲームです。 対戦ゲームは相手次第、誰と遊ぶかも結構重要ですよ。 一緒に遊ぶ人が何をしたい(している)かで決めてもいいのではと思いますが。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n28374
- nung
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囲碁をやっています。 囲碁はここ何十年かで、かなり欧米にも普及しています。 チェスを好きな人が囲碁に出会うと、囲碁の方が断然面白いので、みんな鞍替えするそうです。 そして、チェスをやる人を、次々と囲碁の方へ誘い込んでいます。 チェスと囲碁とどちらが面白いかという口論になると、「それじゃあなたとチェスをやってみますか?」と言うことになり、囲碁を薦めた方がそのチェスの対局で完勝するので、チェスの負けとなるケースが多いそうです。 将棋については詳しくありませんので、説明できません。 次に、コンピューターソフトの実力です。 チェスは、世界チャンピオンが、コンピュータに負ける。 将棋は、コンピュータソフトがプロ棋士レベル。 囲碁は、コンピュータソフトが、アマ3~4段レベル。 チェスや将棋は、プロレベルの相手(ソフト)と、簡単に対局できると言うことで、自分で研究する際に、非常に便利と言えますが、と同時に味気ないとも言えます。 但し、囲碁も、ソフトの実力向上がめざましく、近い将来プロレベルのソフトができる可能性はあります。 ゲームの特徴ですが、 将棋は短期決戦で、ギリギリのところで刺し違えを狙う。急戦のゲーム。 囲碁は、持久戦で、最後に半目勝てば良い。我慢のゲーム。 チェスはよく知りませんが、チェスは引き分け(ドローゲーム)がかなり多いそうです。 囲碁は、実力に応じて、ハンディキャップの設定(置き碁)が容易で、置き碁でも、ゲームの内容は変わりません。 将棋は、駒落ちがありますが、駒落ち定跡という物が存在するように、ゲームの内容がかなり変化します。 チェスにハンデ戦があるのかどうかは知りません。 あっても、将棋以上に、ゲームの内容の変化が大きいと思います。 つまり、囲碁は、実力に差があっても、それなりに楽しめます。
- fujic-1990
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将棋は、相手の王様を取ることに向けて、全勢力を注ぎ込みます。王様以外の駒に対する配慮はしてはいけません。王様を取れるならバンバン見捨てていい。 手数が囲碁の半分ほどなので、序盤から研究されていて、極端にいうと、序盤で勝負がついてしまいます。 これは失敗した、ダメだ、と思いながら王様が詰むまで指し進めるのは本当に苦痛です。 で、私は将棋を止めました。 また、一般的には女性にも不向きだと言われています。(女流棋士は男性棋士より弱い) 手数が短いので、駒を動かす方式の数が狭く、将棋棋士に「将棋の歴史上、最強の岸は誰ですか」と尋ねると、一瞬の躊躇もなく「羽生さんでしょう」という答えが返ってくるそうです。研究が進んでいるのです。 それに対して囲碁は、盤面が広いので、 あっちの勝負で少し譲っても、こっちで1目多く得られるなら得、という駆け引きをしながら、ゆったりと進めることが可能です。 いろんな手を取り得るので、史上最強の棋士は、と尋ねてもはっきりした「間違いなく○○さんです」という回答は出てきません。分からないことが多すぎる。 あっちで負けてもこっちで勝てばいいので、絶望する必要が有りません。最後まで希望をもって戦えます。 女性向きで、今や負けても男性棋士の不名誉にはならない、と言われるまで強い女性棋士もたくさん出ています。アマチュアの女性も多いです。 囲碁は地(陣地と言われますが、私は領地だと思う)の多さを争うゲームですが、事前に弱いほうが石を置いたり、あらかじめ地を何目かもらったりして勝敗率を調節できます。強い馬が重りを乗せて走るみたな操作が可能なのです。 同じ負けるにしても「昨年は5目負けだったが今年は1目負けまで強くなったぞ、万歳」みたいな救いがあります。 付録ですが、地をたくさん取ろうとして自分の石で囲んでいくと、相手にはもっとたくさん囲まれたりして、なにか「人生と同じだなぁ」と思ったりします。 これは私だけの感慨ではなくて、「取ろう取ろうは取られの元」とかいう格言があったりするほどです。 あ、囲碁は、ぼけ防止に役立つという研究結果も出ています。 チェスはやったことがないですが、将棋をもっと極端にしたものでしょう。
- shisoonigiri
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チェスは駒がどんどんなくなっていきます。 だから序盤は複雑ですが、終盤は単純化してきてしまうそうです。 が、将棋はその逆で、終盤になればなるほど複雑さが膨張し、面白味が増します。 これは将棋の名人、羽生善治さんの評です。彼は将棋の世界でトップであるだけでなく、チェスにおいても日本人でトップクラスの実力を持っています。 また、面白い話として、下は升田幸三(実力性第4代名人)のwikipediaより引用です。 終戦直後、日本を統治していたGHQが、「将棋は相手から奪った駒を味方として使うことができるが、これは捕虜虐待の思想に繋がる野蛮なゲームである」として禁止しようとした。将棋連盟の代表としてGHQと相対した升田は「将棋は人材を有効に活用する合理的なゲームである。チェスは取った駒を殺すが、これこそ捕虜の虐待ではないか。キングは危なくなるとクイーンを盾にしてまで逃げるが、これは貴殿の民主主義やレディーファーストの思想に反するではないか」と反論した。
- LEVELUP100
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個人的な感想ですが。 将棋 → 頭脳トレーニング。 チェス → 紳士のたしなみ。 囲碁 → 詳しくないので集英社から出版されているコミックスで「ヒカルの碁」を読んでみてください。 チェスは研究が盛んなので、セオリーがかなり洗練されていると思います。 去年の10月にチェスに興味を持ったばかりでなにも勉強をしていませんが、日本チェス協会が参考になりました。 日本チェス協会 http://www.jca-chess.com/ ヒカルの碁 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%A2%81 必ずしも全巻を読まなくてもいいですが、冒頭部分だけでも楽しめる作品でした。 それでは!!
補足
なるほどです。 将棋はそれぞれの特徴あるコマを使って、王様を攻めるのがとても戦略性が高いように 感じるのですが、囲碁も戦略性はどうなのかが気になってきました。