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ツールドフランスについて

TVで観れるとして、どのような楽しみ方がおすすめですか? (駆け引き、チーム?、選手?とかでしょうか。。。)

質問者が選んだベストアンサー

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  • merciusako
  • ベストアンサー率37% (909/2438)
回答No.3

6月30日に始まりますね。 スカパー、スカパーHG、スカパーe2で完全生中継します。ただし、1日の競技時間がとても長いので、その日のスタートから途中まではハイライトで、途中から生中継という日が多いのですが。 23日間、3300キロ位を走破するロードレースですね。 楽しみ方 (1) 映像 フランスとしては一番良い季節なので、映像に流れる景色を楽しむ。地方ごとによって瓦の色や、家の作りが違うのでおもしろい。 コース沿いにある、城や協会を映すので、観光名所ばかりではないため面白い。 この季節はフランスのバカンス(夏休み期間)にあたるため、多くの観戦者が沿道に詰めかけている。様々な格好で、一生懸命選手を応援している姿が異様ではあるが、国民性が分かっておもしろい。 日本に生活しているのがやんなちゃうくらい、豊かなことが分かります。 ヘリコプターからの空撮とバイクによる映像です。 山の下りでは、バイクも追っかけますから、うねうねした道を追っかける映像は怖いくらい。 (2) レースの内容 マイヨ・ジョーヌという総合チャンピオン争い。マイヨ・ヴェールというスプリントチャンピオン争い。マイヨ・ブラン・ア・ポアン・ルージュという山岳チャンピオン争い。マイヨ・ブランという新人賞争いがメインです。 マイヨ・ジョーヌ:黄色のジャージを着ている人が、その時点での総合トップです。(ジョーヌ:仏語で黄色の意味) マイヨ・ヴェール:緑色のジャージを着ている人が、その時点でのスプリント賞トップです。(ヴェール:緑色) マイヨ・ブラン・ア・ポアン・ルージュ:白地に赤の水玉模様のジャージを着ている人が、その時点での山岳賞トップです。(ブラン:白、ポアン:点、ルージュ:赤色・・・白に赤の点ですね) マイヨ・ブラン:白色のジャージを着ている人が、その時点での新人賞トップです。(ブラン:白) 各賞のトップはその日毎に表彰されます。 各チャンピオンは最終的に獲得したポイントで決まります。 基本的にはその日のゴールした順位によってポイントが付くのですが、それ以外に毎日ある地点をポイントが与えられる地点と定めて、そこを通過した順位によってポイントが与えられます。 スプリントポイント地点と山岳ポイント地点です。山岳ポイントはその山の難易度によってポイントが違います。 これらのポイントの取り合いが見物です。 スプリンター達はゴール直前に勝負をかけますから、鬼の形相で突っ込みます。 山岳が得意な選手は、山岳コースでは水を得た魚のように、急坂をスイスイ上っていきます。 これは、ロードの場合ですが、これとは別にタイムトライアルが日程に組み込まれています。単純にある区間をどれだけ速く走ったかを競うものです。これにもポイントが付きます。 (3) チーム戦 毎年違うのですが、22チームくらいが出場します。1チーム9名まで(最低6名)です。 レースの途中で落車(こけてしまうこと)して、骨折などでリタイアすると、チームの人数が減ります。 落車場面は悲惨です。単独の場合もありますが、数名数十名ということもあります。選手は短パン、半袖ですから、血が出ていたり、意識がなかったり。けがの程度が軽い選手はレースに復帰します。破れたジャージやきずが痛々しい。 通常、上位と目される各チームはエース(大将)とエースをサポートする選手(一般兵)で構成されており、エースが総合チャンピオンを狙える選手、サポート選手は、スプリンタータイプ、山岳タイプを配します。 エースはオールラウンダーですが、サポート選手がフォローしなければなりません。 選手にとって一番の敵は空気抵抗です。まともに走っているとどんどん体力が消耗します。従って、サポート選手は、勝負所までエースを保護し続けなければなりません。エースの前を走って風よけになるのです。 当然一人のサポート選手だけでは疲れてしまいますので、サポート選手も次々と交代します。 サポート選手はエースを引っ張ります。エースはその後ろで楽してます。 勝負所の後は、サポート選手はどんどん下がっていきます。仕事が終わったからです。毎日繰り返します。 サポート選手の献身には涙がでます。 さて、それ以外のチームは、露出度アップ作戦です。 とにかく長期間にわたってのレースですから、映像はその時のトップグループや注目選手の動向が中心となります。 そこで、上位ではないチームはスポンサーの露出度を上げるため、一発勝負に出ることもあります。 (4)レース展開 その日が平坦な区間であれば、最初は200名ほどの大集団ですが、ほぼ必ず、その集団から抜け出す選手が出てきます。 単独あるいは複数名が逃げを図っています。そのままゴールまで行ってしまえば良いのですが、通常、空気抵抗の問題で、逃げが決まることはあまりありません。集団はというと、人数が多いほど空気抵抗の問題は軽減されますから、じっと逃がしておきます。 その差はどんどん広がり20分ほどになることもありますが、その間集団は力をためて、ある時点から追い上げを開始します。 集団の方が追い上げスピードは速いですから、徐々に差が詰まってきます。 逃げの選手もその情報は得られますので、自分の状態と残りの距離を計算します。いけそうだと思うとスピードアップしてさらに逃げます。逃げ切れるのか、追いつかれてしまうのか。どきどきします。 何百キロも逃げ続けて、ゴール前1キロほどで追いつかれてしまう場合もあります。 ツール・ド・フランスのコースは毎年変わりますから、放送の前半は景色を楽しみ、後半の勝負所に差し掛かったあたりからレース内容に注目という見方をしてますが。 放送に入っていきなり波乱ということもありますから、この期間は目が離せないですね。 ちなみに、私は自転車には乗らないので、解説者の方の専門的な部分になるとチンプンカンプン状態ですが。 それでもやっぱりおもしろい!!! とても長くなってしまいましたが、これ以外でも注目ポイントはたくさん出てくるはずです。

bommaguma
質問者

お礼

詳しすぎます!解答本当にありがとうございます! これを参考にしながら観戦してみます! ツールドフランスに無事に入門できそうです!

その他の回答 (2)

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.2

スカパーJSPORTSでの栗村さんの解説(というか雑談)

bommaguma
質問者

お礼

ほうほう!

  • IDii24
  • ベストアンサー率24% (1597/6506)
回答No.1

昔はTBSでしたが、今はNHKで観れますよね。景色しか見てないけど。

bommaguma
質問者

お礼

なるほど。

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