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東京メトロと都営地下鉄
東京メトロと都営地下鉄で九段下駅のほかに駅の壁なくせばいいのにと思う場所ありますか。
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1つのホームを壁で隔てた構造の駅自体が普通はありませんので、九段下はあくまで特殊な事例といえるのではないでしょうか。 しかし、壁があるからけしからん、壁がなくなったからよかったよかった、というのはあまりにも視野が狭く短絡的な発想で、日頃ろくに地下鉄も利用していない人間が言い出しそうなことにほかなりません。というのも、今回壁がなくなることで行き来できるようになるのは「半蔵門線の東行→都営新宿線の西行」「都営新宿線の西行→半蔵門線の東行」の乗換です。地下鉄の路線図をよく見るなり、普段から利用していれば簡単にわかるのですが、こんな「西へ行って東へ戻る」みたいな利用形態が不正乗車以外に通常ありえるでしょうか。もちろんゼロとはいいません(半蔵門駅で乗って曙橋駅で降りる場合など)。しかし莫大な工事費と運賃計算システムの変更費用(実はこちらの方が工事より大変です)を費やしてまでの多くのニーズがあるでしょうか。このあたりが、民間の意識・発想がない、いかにもお役所仕事だと感じざるをえません。 さらに「東京の地下鉄は1つでいい」という大義を東京都が主張していますが、そもそもなぜ東京都(都営地下鉄)は後からわざわざ地下鉄事業に参入してきたのでしょうか。根本的な責任は東京都(都営地下鉄)自身にあるのに、まるで他人事です。それに、東京メトロは営団時代から高収益体質で低運賃、一方都営地下鉄は長期債務を抱えています。この構造自体を東京都自身が何とかしない限り東京の地下鉄は1つになりませんし、仮に1つにすれば、大勢の東京メトロ利用者が最終的に迷惑(=都営地下鉄の長期債務)を被り、負担を背負うことになってしまいます。東京都としては「東京メトロの高収益体質で都営地下鉄の長期債務を帳消しにしたい」のが本音なのでしょうが、それを「東京の地下鉄は1つでいい」という大義にすり替え、手法として目に見えてわかりやすい「壁」を用いている。これらもまたお役所仕事にほかならず、民間の意識・発想は全然ないといわざるをえません。 なお、駅に立ち入るに際し改札を設けることはむしろ当然の責務であり、駅の秩序を維持し不正乗車を減らすことによって一般の善良な乗客に利益をもたらします。自動改札が普及するにつれ中間改札を設置した例はPASMOに関係なく挙げればきりがありません(中央線の国分寺や常磐線の松戸など)。九段下のように、逆に改札を通らず行き来できるようにする例は、新たに直通運転が始まる場合などを除けばめったにないことで、運賃計算のシステムを複雑にし不正乗車を助長することにもなりかねません。これらのツケ(運賃による負担など)は最終的には一般の善良な乗客に回ってくるわけですから、これこそまさに「不便を強要させた悪例」といえるのではないでしょうか。
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- mgmg-kii
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東京メトロと都営地下鉄ではないですし、壁でもないですが 西船橋の東京メトロとJRの中間改札はなくしてほしい。 もともとなかったのに、PASMO導入時にわざわざ取り付けられてしまった 邪魔者です。 自分たちの利益のために乗客にあえて不便を強要させた悪例ですね。