傾きの差の信頼限界とは?

このQ&Aのポイント
  • 傾きの差の信頼限界について探しているが見つからない
  • 傾きの差の信頼限界を求める方法を知りたい
  • 測定試料のm値の測定誤差、測定限界を知りたい
回答を見る
  • ベストアンサー

傾きの差の信頼限界を求めるには

共分散関係かなと少し勉強してみたのですが、傾きに差があることの検定は見つかるのですが 傾きの差の信頼限界について見つかりませんでした。よろしくお願いします。 測定値を時系列で並べてその傾きが「求める値」 となるような計測をしています。  バックグラウンドの測定での傾き(Bo)  標準試料(求める値=ms)を測定したときの傾き(Bs)  試料1を測定したときの傾き(B1) から、試料1の求める値m1 = ms * (B1 - Bo)/(Bs-Bo) とするわけです。 測定数 n, 相関係数R、回帰の傾きB、Xの分散をSxx、残渣の分散Se、傾きゼロに対するt値 t とすると 次のような結果になりました。(分散は大きいので10^6で割った値)  バックグラウンド n=19 R=0.999998 Bo=19.53, Sxx=260.40, Se=0.32, t=2301  標準試料   n=23 R=0.999993 B1=20.95, Sxx=311.41 ,Se=1.85, t=1244                              傾きBoに対するt値85 自由度20近辺のt値は99%でも3弱ですから、 各々の傾きも、傾きに差があることも検定できていると思うのですが、 各々の傾き、傾きの差の信頼限界はどのように考えたらよいでしょうか。 測定試料の m値の測定誤差、測定限界を知りたい というのが目的です

  • ug8s
  • お礼率100% (5/5)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.2

(積の標準偏差) XとYが独立のときについて書きます。独立でないと、式が大変複雑になるので。 Xの平均をa、標準偏差をsとし、Yの平均をb、標準偏差をtとします。すると、  XYの分散= a^2t^2+b^2s^2+s^2t^2 となります。XYの標準偏差は、右辺の平方根になります。 (商の標準偏差) 上と同じ記号を使います。XとYが独立という仮定も同じです。Yが正規分布のとき、X/Yという分布は理論的には存在しません。Yが0になったときにX/Yが計算できないからです。そこで、近似的に、tがbに比べて十分に小さいと想定します。すると、Y=0になる確率が小さいので、「Y≠0という条件付きのX/Yの分散」を「X/Yの分散」の近似値とすることができます。すると、  X/Yの分散≒ (a^2+s^2)t^2/b^4+s^2/b^2 となります。X/Yの標準偏差の近似値は、右辺の平方根になります。 ((Bs-Bo)/(B1-Bo)の標準偏差) この場合、Bs-BoとB1-Boが独立でないので、上の商の標準偏差の式を使う訳にはいきません。正直言って分かりません。

ug8s
質問者

お礼

ありがとうございます。 b/tが1000ぐらい有るのでY≠0という条件付きはクリアできますが、 独立でないから使えない、ですか。。 BGと標準試料と測定対象と、という測定は世の中あふれていると 思うのですが、皆さん測定誤差とか限界とかどう評価してるんだろう。 さて、と、、、 Boは定数だ! として独立してることにして使わせていただきます。 有難うございました。助かりました。

その他の回答 (1)

  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.1

(「標準資料の傾き」=「バックグラウンドの傾き」を検定する場合) 平均0、標準偏差0.019の正規分布に当てはめて計算します。 B0とB1の差が1.42なので、この正規分布で値が-1.42~1.42になる確率を求めると、1-7.8×10^(-14)となりました(エクセルで計算したので精確性は保証できません)。したがって、「資料1の傾き」=「バックグラウンドの傾き」は、有意水準7.8×10^(-14)で棄却されるかと思います。 (標準偏差0.019の求めかた) B0の標準偏差(標準誤差)は、B0/t値=0.00849。同様に、B1の標準偏差は、0.0168。B0とB1が独立とみなして、B1-B0の標準偏差は、これらの平方の和の平方根で、0.019となります。 (正規分布を使うことについて) 正規分布を使うことに根拠はありません。ただ、回帰分析では、残差が正規分布であることを仮定することが多いので、それに従ったまでです。 (「資料1の傾き」=「標準資料の傾き」を検定する場合) 質問にあるm1でなく、単純に「Bs-B1」で検定してはいけないのでしょうか。そうすれば、上と同じ手法が使えます。

ug8s
質問者

お礼

有難うございました。 > B0の標準偏差(標準誤差)は、B0/t値=0.00849 これが分かりませんでした。 おかげで見えてきました。 実際の試料での傾き Bsがでたら、Bo=Bs の検定をし、 棄却されたら検出限界以上であったとすればよいわけですね。 > 質問にあるm1でなく、単純に「Bs-B1」で検定してはいけないのでしょうか。そうすれば、上と同じ手法が使えます。 mの差とBの差は単純な比例ですから、Bで検定した結果でmの評価を行うつもりです。 もう一つ分からないことがでてきました (Bs-Bo)/(B1-Bo) の標準偏差は、、、 分子、分母の標準誤差の求め方はわかります。加減の場合は二乗の和の平方根。 商、積の標準誤差はどうやって求めるのでしょうか。

関連するQ&A

  • 2つの回帰直前の傾きの差の検定について

    2つのグループにおいて、xとyはそれぞれ有意な相関があり、グループごとに回帰直線y=ax+bを求めました。この二つのグループでは、傾きaが異なっていて、傾きに統計的に有意な差があるのかを検定したいです。論文ではグループで傾きが異なっていることを統計的に示したいと考えています。 R又はエクセルで計算し、正式な論文データとしてまとめたいと考えています。ネットの記事を見ると、共分散分析というみたいですが、よく理解できていません。 1.この検定の方法は何というのものなのか、論文で記載するときに何の検定と書けば良いのかを教えてください。 2.この検定方法を理解したいので、詳しく載っている書籍やウェブページなど教えてください。 よろしくお願いします。

  • 検定で出てしまった有意差を認めたくないのですが。。。

    2つの装置で同じ試料を測定した値を比べています。 この2つの装置が同等であると言いたいのですが、一元分散分析による検定でも対応のあるt検定でも有意差が出てしまいます。n数が多い(n=120)のも問題なのですが、これはどうにもなりません。 以前、ある統計の本で、有意差が出てしまったけれど、それが意味のある差とは思えない場合は、区間推定までやって説明(言い訳?)することができる・・・というようなことを読んだことがあるのですが、それは具体的にどういうことなのでしょうか。 また、それ以外にも検定で出てしまった有意差を言い訳できるような手法があればご教授いただきたいと思います。

  • 回帰直線の傾きの比較

    2本以上の回帰直線の間で、「傾き」に差があるかどうかを調べたい状況です。 どうやって検定するのかが分かりません。相関係数なども関係するので しょうか? 単純にT検定や分散分析などをすればいいものでしょうか?

  • 検出限界(DL)を求める方法

    HPLC初心者です。イソフラボンの分析を行っていますが、色々調べても検出限界の求め方が分かりません。初歩的な質問ですみません。 『ブランク試料又は検出限界付近の分析対象物を含む試料の測定値の標準偏差及び検出限界付近の検量線の傾きから算出される。例えば検出限界は測定値が正規分布し連続な場合には、検出限界付近の検量線の傾き及びブランク試料の測定値の標準偏差から、次式により求めることができる。DL=3.3σ/Slope』 ・ブランク試料というのはイソフラボンのスタンダードのことでしょうか。 ・この検量線はイソフラボンの濃度をいくつか変えて(1ppm,2ppm,3ppm・・・)測定した値で回帰直線を求めたものでしょうか。 宜しくお願い致します。

  • 検出限界(DL)、定量限界(QL) 計算

    HPLC測定をしています。検出限界(DL)、定量限界(QL)を計算したいのですが、 DL=3.3σ/S σ:レスポンス標準偏差 S:検量線の傾き QL=10σ/S σ:レスポンス標準偏差 S:検量線の傾き となっています。式をみてもよくわかりません。具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか? 式の意味も、検量線の傾きは、わかるのですが、レスポンス標準偏差がわかりません。 具体的にどのような分析結果をどのように算出すれば、良いのでしょうか? 検出限界を求めるために、以下のようにHPLC測定をしました。結果は、 0.0001%試料 では、面積値18296、21926、223540 0.00005%試料 では、面積値5828、7156、6166 0.000025%試料では、面積値791,803,797 (マニュアルでピークを検出津) 0.00001%試料では、nd です。

  • 有意差検定の方法について教えてください。困ってます。

    試料A,B,Cについて、鈴木さんと佐藤さんが分析を行いました。二人の測定結果について有意差検定を行いたいのですが、どうすれば求められるのでしょうか。 エクセルの分析ツールでは色々な種類の検定があると聞き、見ていますが、イメージが沸きません。 一対の標本による差の検定かと思いましたが、上司からは違うと指摘されています。2つの対になっているデータの平均値の差の検定だろうと助言されましたが、エクセル上には該当する名称は何もありません。私の理解不足なのかも知れませんが、皆様の御助言を頂けたら幸いです。以上、宜しくお願い致します。      鈴木  佐藤 試料A  41   42 試料B  115  142 試料C  228  250

  • 分散の有意差について

    客先より分散の有意差検定を求められています。 ある金型を修正した際に修正前後で成形品の寸法値に 有意差があるかどうかを検証して欲しいといわれています。 有意差検定はこれまでも実施しておりましたが、客先より 私が実施しているのは平均値の有意差のみであり、今後は 分散の有意差も確認して下さいと言われています。 これまで私が実施していたのはExcelの分析ツールでF検定、T検定を 実施しておりました。 客先に分散の有意差の求め方を聞いてみましたが、客先では計算ソフトを 使用しており、実際には求め方等は分かっていないようでした。 分散の有意差の求め方なのですが、調べていく中で これまで実施してきたF検定こそが分散の有意差検定なのか? と思わせる文献等をいくつか確認しました。 但しはっきりそのように記載されていないのでよく分かりません。 F検定での結果が 等分散→分散の有意差無し 不等分散→分散の有意差有り という認識で正しいのでしょうか? もしくは全く別の求め方があるのでしょうか? またT検定が平均値の有意差検定という認識で 宜しいのでしょうか? 統計学は正直、詳しくありませんのでお手数ですが 分かりやすく解析して頂きたくお願い申し上げます。 また分散の有意差で別の求め方がある場合Excelで求められる方法を 教えて頂ければ大変助かります。 以上、どなたかお力を貸して頂きたく宜しくお願い致します。

  • 有意差検定の種類について

    群データA 49.21、標準偏差 2.10、分散 1.03 、n=10 群データB 58.37、標準偏差 4.49、分散 13.13、n=9 というデータがあります。 このデータ群を比べて、AとBに有意差があり異なるものなのか、 AとBに有意差がなく同じものなのかを調べたいのですが、どの有意差検定を行ったらよいかわかりません。 t検定を行おうと思ったのですが、その前提であるF検定に合格せず等分散でないと証明されてしまいました。 できればエクセルで計算できるように関数も表示していただけるとありがたいです。

  • 統計学のF検定、T検定、有意差について

    統計学のF検定、T検定、有意差について教えてください。 ●F検定…分散の有意差を求める検定。有意差がない=等分散 ●T検定…等分散なデータ同士の有意差を求める検定 F検定を行う→等分散であればT検定を行える 【例】 データA、B、CについてF検定を行う。 データA、B間に有意差なし。その他の間には有意差あり。 よってデータA、Bは等分散。 データA、Bの平均値についてT検定を行える。 という認識で合っているでしょうか? ご回答よろしくお願いします。

  • 分析の個人差を調べるには、どういう検定を行えばよいでしょうか

    今、ある成分の分析(法)について、測定者による違い(個人差)が(有意に)あるのかないのかを検証したいと考えています。 例えばですが、測定者が4人いた場合、適当な数のサンプルを用意して同条件で一斉に分析し、以下の様なデータを分散分析すれば良いのかなと考えています(測定者が2人なら、対応のあるt検定でしょうか)。 つまり、各自が出した値の平均を比較し、有意の差があるのかないのかを見る、ということで検証出来るのだろうという考えです。 測定者 Aさん Bさん Cさん Dさん サンプル1 1234 1235 1236 1237 サンプル2 3456 3457 3458 3459 (中略) サンプル6 6781 6782 6783 6784 まず、第一のご質問なのですが、こういう考え方で大筋間違っていないでしょうか? もしも決定的にダメな点があれば、どういう実験にすればより良くなるか、知りたいと思います。 またこの時、少し気になっているのが、サンプルの濃度がサンプルごとに大きく違っていたらまずいのだろうかということです。 上の例だと、4桁ということで大体同じかなとも思うのですが、例えば以下の様にサンプルごとの違いが大きいと、分散分析して良いのか、少し心配になっています。 測定者 Aさん Bさん Cさん Dさん サンプル1 34 35 36 37 サンプル2 3456 3457 3458 3459 (中略) サンプル6 26781 26782 26783 26784 第二のご質問として、こういう場合はどう考えるべきか、知りたいと思っています。 こういう事に通じておられる方のご意見を、うかがってみたいので、どうぞよろしく御願いします。