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列車の冷房について

今でこそ電車やディーゼルカーの車内に冷房が入っているのは当たり前の時代になりましたが 私の子供時代(昭和50年代後半~60年代)にはまだそれほど普及していなかったように思います。 日本で電車や客車に冷房装置が付けられたの何時頃で、どんな車両だったのでしょうか? 国鉄や私鉄、電車や客車いろいろあると思いますがその経緯を知りたいです。

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  • Frozen_
  • ベストアンサー率51% (268/520)
回答No.4

こんばんは。相変わらず電車にご興味がおありなんですね。 戦前の南海電車の例はやや特殊といえますね。南海という会社は中々面白い会社で、木造電車のころに既に食堂車が連結されたりで、変わった事がすきなようです。 この冷房電車も戦時体制に入って廃止になってしまいましたから、本格的に冷房装置が取り付けられたのは、昭和33年のこだま型電車や近鉄ビスタカー、あさかぜ用の20系客車などでした。それまでにも、1等寝台車(マイネ40、41)1等車(マイ38)、1等展望車(マイテ49、58)には冷房装置が搭載されていましたが、庶民には縁のないものでしたね。それに今の標準的な屋根上に沢山箱の乗ったユニットクーラーではありませんでした。 このユニットクーラーは昭和32年に湘南電車のサロ85020に取り付けられ、これが国鉄の電車の最初の例です。 いずれにせよそれまでの冷房車は高い運賃の1等車や2等車か、料金の必要となる特急列車に限ってのことでした。それが大衆的に解放され、乗車券だけでだれでも冷房の恩恵を受けられるようになったのは、昭和34年の名鉄の5500型が最初ですね。京王線の電車の遥か前に実現されています。そして昭和36年に登場して約50年間に渡って活躍したパノラマカーも大衆冷房車でした。 その後のことは他の回答者さんが書かれた通りです。山手線の103系など前後の車両のみ冷房搭載で、中央の混む車両が冷房無しという編成もあって、中抜きと揶揄されたこともありましたね。

Prairial
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。一般向けでは、やはり名鉄が最初でしたか・・・ 私もそうじゃないかと思っておりました。回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.3

冷房車両そのものは確かに戦前からあり、戦後も客車特急の「つばめ」や「はと」、昭和33 (1958) 年には電車特急の「こだま」が冷房完備で登場しました。 通勤電車の冷房化は、昭和43 (1968) 年の京王帝都電鉄 5000形が嚆矢で、40年代半ばには大手私鉄各社が新造車はもちろん、在来車もこぞって冷房化改造にいそしんでいました。 国鉄の通勤電車では昭和47 (1972) 年の山手線 103系が最初でした。 以後、近郊形や急行形の電車や気動車にも普及しました。 以上、そのころ某電機メーカーで車両用電機品に携わっていた者の記憶です。

Prairial
質問者

お礼

やはり本格的に取り付けられたのは戦後ですよね。 そうですか・・・山手線にはもう40年も昔にあったのですね。 回答ありがとうございました。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.2

日本で最初に作られた冷房車は南海鉄道(現南海電鉄)2001形のうちの一両、クハ2012で昭和11年のことです。翌年には冷房車が8両登場しています。当時、国鉄の一等車にも冷房は付いていませんでした。 http://www.nankai.co.jp/traffic/museum/muse/ji0021.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B72001%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A 通勤型車両が冷房が付き始めたのは昭和50年代からです。

Prairial
質問者

お礼

昭和11年にあったのですね。これはすごいですね。でも戦争前で時代が悪かったですね。 回答ありがとうございました。

  • ooooku
  • ベストアンサー率13% (121/905)
回答No.1

時期は分かりませんが 蒸気機関車からディーゼルに移行して その後電車になった頃だと思います 電気でしか 各車両にエアコンは無理でしょう

Prairial
質問者

お礼

確かに電気を必要としますね。回答ありがとうございました。

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