• 締切済み

家電製品の周波数が東西で異なる理由

教えて頂きたいことが三つあります。 1.東日本と西日本とでは50と60で違うことは知っていますが、   そもそもどうして東西で違うんでしょう?   そうしなければならない何か事情があったんでしょうか?   どうしてどちらかに統一しないんでしょう? 2.太平洋側では富士川(だったかな?)で二分されているようですが、   日本海側ではどの辺りなんでしょうか? 3.また、海外の諸外国ではどちらを採用しているんでしょうか。   もしくは50と60とはまた違うんでしょうか?   日本のように東西または南北で分かれている国もあるんでしょうか? 一旦気になったらどうして知りたくなってしまって困っています。 宜しくお願いします!

みんなの回答

  • GTAC
  • ベストアンサー率69% (316/454)
回答No.8

50Hzの地域でも60Hzを使っているところもあります。たとえば北海道(50Hz)の製紙会社は自家用の60Hz水力発電所を持っており、海岸沿いの工場も60Hzで動いています。 九州の化学工場は逆に50Hzの自家用発電所を持っていて50Hzで工場を動かしています。 ひところは50Hzと60Hzの差が問題になりましたが、家庭用で言えば周波数に関係なく動く機種が増えた(インバータつきのもの)ことで引っ越しても全て買い替えなんてことはなくなりました。 業務用の場合、引っ越すことはほとんど無く、新規設置の際の購入価格も50Hz、60Hzで差がなく、省エネ効率や寿命などの点でも差がありません。唯一東西間の電力の流通が難しい(周波数変換所という高額な設備がいるのに、融通できる電力は僅か)なのが難点ですが、日本の電力システムは大規模化していて平常時であれば融通の必要性はありません。 電力はアメリカを除くほとんどの国が国営からスタートしていて体制の崩壊でもない限りと統一されています。 海外の状況はリンクをご覧下さい。

参考URL:
http://www.sony.jp/products/overseas/contents/denkihoso/denki-j.html
kankun_fyofo
質問者

補足

この場をお借りして皆様に再度お礼申し上げます。 お陰様で疑問がすっきりしだたけではなく、 質問から派生した知識を与えて下さいました。 そういったことを教えて下さった全ての皆様にもポイントをと思うのですが、 そうも叶わず、今回は元々の質問に答えて下さった方に差し上げますのでご容赦下さい。 でも、実に興味深いことばかりでした。

noname#118466
noname#118466
回答No.7

No.6です。 >海外へ引越したりする方はさぞ大変なんじゃないかと… 海外で暮らすことになったら大型電化製品は現地調達、小型製品はトランスとプラグ・アダプターで対応できるので特に困ることはありません。世界中のアダプターと各種の電圧に対応したトランスが日本で入手可能です。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~LP1S-SWD/yusyutu/hanbai/pulag/
kankun_fyofo
質問者

お礼

無知な私のために再度のご回答をありがとうございました。 へぇ、こんなページもあるんですね。 如何に海外へ行く方が多いかが伺われます。 そんなことになる可能性は、私などは限りなく0%に近いので必要ないんですが… でも、参考になりました。 ただ、「変圧器と併用しないと命にかかわる」の添え書きにちょっとドキッ!笑

noname#118466
noname#118466
回答No.6

>3.また、海外の諸外国ではどちらを採用しているんでしょうか。 大きく分ければ欧州は50ヘルツ 米国及び中南米は60ヘルツです。しかし、すべてが統一されている訳でもありません。中南米でもチリ、アルゼンチンなどは220V 50ヘルツです。 電圧・周波数が日本のように混在している国は沢山あります。メキシコは首都圏と地方の周波数が異なっていましたが何年か前に60ヘルツに統一されています。ブラジルにも110V/60Hzと220V/50Hzがわずかですが混在。中米のホンジュラスも同様に2系統あります。二系統に分かれた理由は日本と同じだと思われます。すなわちどこから発電機を買ったかです。

参考URL:
http://www.mxeng.com/modem/plug1.htm
kankun_fyofo
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。 これまた興味深いサイトをご紹介下さいました。 コンセントなんて何処でも同じと思ってたのに、こんなにも多種あるとは! 全てを統一するには莫大なお金と時間がかかるのに、 メキシコでは統一したんですね。へぇ~ ところで、電化製品には周波数の他に電圧もまたいろいろと異なってるんですね。 私には起こりそうもないことですが、 海外へ引越したりする方はさぞ大変なんじゃないかと…

noname#6341
noname#6341
回答No.5
参考URL:
http://www.fepc.or.jp/monoshiri/history/meiji.html
kankun_fyofo
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。 大変興味深いサイトをご紹介頂き、ゆっくり読ませて頂きました。 特に、1890年にエレベーターなるものが誕生していたという歴史。 そんな昔からあったとは驚きました。 また、総エネルギー需要比率の変遷なども大変興味深く読ませて頂きました。

  • masa009
  • ベストアンサー率50% (498/989)
回答No.4

東と西が分かれたいきさつは、輸入した発電機が主に東日本ではヨーロッパ系・50ヘルツ、 西日本ではアメリカ系・60ヘルツを入れた事により分かれてしまいました。 その後、統一しようとは思ったらしいですが現在までそのままだそうです。 西と東の電力周波数の分かれ目については、新潟県糸魚川辺りのようですね。 http://www.tepco.co.jp/corp-com/elect-dict/file/zz_a09-j.html

参考URL:
http://www.tepco.co.jp/corp-com/elect-dict/file/zz_a09-j.html
kankun_fyofo
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。参考URL、読みました。 > しばしば全国統一の努力が行われましたが、莫大な費用と時間がかかるために実現せず、現在に至っています。 とのこと。 莫大な費用と時間がかかるんですね。 じゃあ、もう統一する必要はないでしょう。この不景気ですし。笑 今となっては特に不便なこともないようですしね。

  • hinebot
  • ベストアンサー率37% (1123/2963)
回答No.3

#1です。 2の答えは糸魚川ですね。失礼しました。

kankun_fyofo
質問者

お礼

再度のご回答をありがとうございました。 はい、糸魚川付近ということは、私も聞いたことがあるんでした。 でも、お陰様ですっきりしました。

  • lpine
  • ベストアンサー率29% (11/37)
回答No.2

1.まず周波数の違いですが、明治時代に発電機を輸入した国が違うからです。東日本は欧州から(国までは忘れた)、西日本はアメリカから輸入したからです。昔から違うので、この先統一は難しいかもしれませんね。ただ、昨今電気製品はどちらでも使えるようにはなっていますが、コンセントから電源を取っている時計は時間が狂います。 2.日本海側は新潟の糸魚川付近で分かれています。 3.1.で答えたように欧州は50hzアメリカは60なのではないでしょうか?確認不足です。(^_^;)

kankun_fyofo
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。 はい、明治時代にそれぞれ輸入した先が異なっていたからなんですね。 どうして別々のところから輸入したのかなぁ? それぞれ一長一短があったからなのかなぁ? 一時は混乱したものの、技術の進歩は大したものですねぇ。 今ではどちらにでも合わせられるようになってますから。 日本海側は糸魚川付近で。そういえば聞いたことがありました。(^^;) 欧州とアメリカでこれまた違うのは、東京と関西が張り合うのにちょっと似てるのかな?

  • hinebot
  • ベストアンサー率37% (1123/2963)
回答No.1

(1について) 明治24年、今の東京電力の全身である東京電灯が、ドイツから2台の発電機を輸入します。これが50Hz。一方、関西電力の全身である大阪電灯は、アメリカから60Hzの発電機を輸入。これが定着したためです。 統一しておけば、と思ったときには後の祭りだったんでしょうね。 (2について) 詳しくは分かりませんが、新潟と富山の県境付近と聞いたことがあります。

kankun_fyofo
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。 そうでしたか、明治時代に輸入した先が東京と関西で異なっていたから。 なるほど。 当時の政府は、最初から統一しておいたほうが 後々困らないということまで予測できなかったんでしょうね。 無知の邪推ですが、その頃から関西地方は 何でも東京と反対にしたがる気質だったんでしょうかね?

関連するQ&A

専門家に質問してみよう